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バードウッチャー望遠鏡恐怖症

2015-11-26 13:24:36 | 日記
デビュー戦

 忘れもしません、7年前の11月の事。
生まれて初めて探鳥会に参加しました。
この様な催しに参加して野鳥の観察の仕方や習性などを学ぼうと張り切って
出かけました。
 探鳥会では大いに刺激を受けて大満足だったのですが、とある事情によって
その後縁遠くなってしまいました。
その事情とは?

 毎週木曜日はウォーキング中に目にした野鳥を取り上げていますが今週は
アトリ科 シメ属 シメ です。

 告知されていた千曲川の河原に早朝に集合し、野鳥の会会員の方々の説明を
受けながら観察を始めました。
会員が準備してくれた望遠鏡を覗くと2羽の小鳥が見えました。
 探鳥会で初めて目にした記念すべき第1号がこのシメでした。
覗きこんだ視野には小枝に止まってさえずっている2羽の鳥影。
この時は逆光の為にシルエットし分かりませんでした。
 
 別の角度から自分の望遠鏡を構えると、全体がズングリムックリとした体形、
背中が濃く頭部が薄い褐色、一部に青っぽい色が見える結構きれいな鳥が見えました。
くちばしが太く、これで木の実の種を割って食べると言います。
10月から翌年5月にかけては長野市街地でも群れを成す様子が観察できる、と
説明を受けました。
 その後約2時間周辺を歩き回り、カワセミ、シジュウカラなど数多くの野鳥を
観察する事が出来ました。

思わぬ症状が

 予想以上の成果に満足しながら車を走らせて帰路に着きました。
運転していると、何だか体の異常が気になります。
最初はムカムカする程度、そこに徐々に吐き気も加わってきました。
まるで車に酔った様です。
寒い所にいたので風邪をひいたかなと思いもしましたが、そうでは無い、望遠鏡を
覗き過ぎていて「酔ったんだ」と思い至りました。

 その不快な症状は帰宅しても消えず、ゆっくり睡眠をとって漸く解消されました。
知り合いに聞くと、焦点のあっていない望遠鏡を使うと起こる症状なので新しい物を
買う様に勧められました。
 その後店頭で試用を繰り返しシックリくる物を探しました。
これなら良いだろうと思う物を実際に屋外で使ってみました。
しかしまたも同じ症状が発生。

 この時の辛さが何時までも記憶に残り、以来望遠鏡を覗く勇気を持てません。
シメを観察して上々の出だしに「しめしめ」と喜ぶ筈だった探鳥会デビュー戦が、
実は「締め」になってしまったお話でした。
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