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日々の愚問:伏兵オーストラリア

2024-08-17 06:29:19 | 日記
フランス式

 オリンピックの開会式では各国の選手の堂々とした入場行進が見どころ。
ところが今回のパリ五輪では意表を突いて船に乗って選手団が姿を現しました。
 先頭を切ったのはギリシャでしたが、これはオリンピックでのお約束。
その後はアルファベット順に入場すると思っていたけれど、どうも何かが
違った雰囲気。
 たとえばPではじまるパキスタンの後にオランダが登場したり、USAが
ほとんど最後に現れたり。
これはどうしたことか、入場の順番にはどんな決まりがあるのか、愚問の
答えを探りました。

 調べてみたら、記憶に間違いは無くやはりアルファベット順に入場を
するのだそうで。
ただしフランス式で。
 <入場式の順番は主催国の綴りに従いフランスのアルファベット順で行われた>
語学オンチの私にはフランスのアルファベットがどんな物なのか、皆目
分からないので先ずはそちらを調べてみました。
 <フランス語のアルファベットは英語と同じ26文字で、綴りもalphabetと同様。
ただし読み方がフランス語発音になり「アルファベ」となる>
(フランス語マルシェ より)
 ABCDEからZまでの順番も同様でところどころ発音が違ってアベセ
デウ~ゼッドとなるそうな。
これを踏まえてテレビ中継を眺めて抱いた違和感の正体に迫ります。

193番目に入場

 パリ五輪の入場式で最初に現れたのは五輪発祥国のギリシャ。
これは毎回変わらぬ不動の位置で、次に入場してきたのは難民選手団。
その次からはフランス式アルファベット、つまり馴染のある英語式アル
ファベットと同じ順番で入場が始まりました。
 アフガニスタン、南アフリカ、アルバニア、アルジェリアとAではじまる
国が14、次にBではじまる国が18、Cではじまる国が16と続きます。
こうしてザンビア、ジンバウエとZではじまる国が登場し最後に開催国
のフランスの選手団。

 ここまでは分かったけれど、オランダの順番が謎。
その点を探ると己の無知をさらけ出す答えが見つかりました。
オランダの綴りはOでははじまらないのでした。
<オランダはPays-Basと綴られ、Pakistanのパキスタンより後に入場する>
 じゃあアメリカ合衆国が最後に出てきた理由は?
<開催国のフランスが最後尾の195番になり、その直前を次の開催国である
アメリカがパレードする>
漸く全ての謎が解けました。
 実はもうひとつイレギュラーがあったのだとか。
Aではじまるオーストラリア(Australie)がアメリカの前の193番目に入場
していたそうで。
 <アメリカの前を次々回開催国のオーストラリアが入場した>
(引用はいずれも 開会式の入場順 より)
 愚鈍な私、さっぱり気付きませんでした。

コメント
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