![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6b/1e/fd622c2bf2e2397d03069c12a26e4cae.jpg)
さて、ホテルに戻るとスワンプツアーまでの時間は、後45分ほど。
部屋に戻って、昨日買っておいたペストリーを食べ、飲み物を飲む。
ロビーに出て待つが、迎えの時間を過ぎても一向にピックアップは来ない。
何度かベルボーイやフロントに確認する。
「他のホテルも廻っていて時間が掛かっているのだと思う。」と言われる。
20分近く遅れただろうか。
また10人乗りほどの車。そして運転手の女性、
やはり先ほどのガイドと同様、運転しながら市内の見所、
通っていく場所の説明をしてくれる。
このまま行くのかと思ったら、各地で客を集めたこの手の車が、
集合地点に到着する。
その後、大型バスに乗り換え、スワンプへと向かう。
バスはどんどんと郊外へ。
日差しも凄く強くなってくる。
河を超えると、木々が鬱蒼としてくる。
バスから降りるとメチャクチャ暑い。
お土産と飲み物などのある小屋でツアー代の集金。
お手洗いが外に二つ。どちらも鍵が壊れている。
グループ10人位になり、ボートに乗り込む。
それぞれどこから来たかガイドが質問。
ほとんどアメリカ他州とカナダ。
この辺り、そして街中でも木の枝に垂れ下がっている植物がある。
スパニッシュモスというそうだ。
スペインの苔ではなく、ムースがなまってモスになったそうだ。
ボートは時々速度を上げ、またゆっくり水辺を進みながら、
鳥や木々を鑑賞、そしてワニをマシュマロで呼び寄せる。
沖縄の西表島のボートクルーズをしたことがある。
木の水に根を張って、生えている様子が似ているが、
あちらは海。こちらは河と沼なので、水面も植物が漂い、
水も濁っている。
ガイドは時々、自分もマシュマロを頬張る。
映画「アリゲーター」みたいな人喰いワニじゃなくて、
可愛い小鰐。ガイドさんは、「僕達はここで泳ぐんだよ。」
「鰐は襲ってこないの?」
「向うが怖がって寄って来ないよ。」
ワニの写真を夢中でたくさん撮って、デジカメの電池を消耗。
全く、大ばか者だ。エリックの写真を撮らなきゃならないのに!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5c/5f1aff1ea7e83771ec2e4440ebca91c2.jpg)
ここでも、川沿いに崩壊したままの小屋をいくつか見た。
ボートハウスや別荘、ハリケーンの後、直す事もなく、
放置されているそうだ。
それでも、一軒のボートハウス、ポーチでビールを飲みながら、
寛いでいる人がいた。
こちらに向けて手を振り、ビールを投げる振りをする。
日差しが市内よりもずっと強く、気温も高い。
ボートには日よけがあるが、陽にあたるとジリジリするばかりの暑さ。
ガイドさんが、「荷物や帽子を押さえてね。」
と言うと速度を上げる。風を切って河を走ると、心地良い。
船尾にいた若い女性が、叫び声を上げる。
水をザブッと浴びてしまった。彼女はそこの席、日除けもなくて、
端なので、最初から座るのを嫌がっていた。
彼女の連れの人達が大笑いしている。
かなり浅く細い水路にも入っていく。
前のボートは何かにつかえて、動けなくなっていた。
必死で方向転換している。
「あの人達、今日、帰って来られないかもしれないよ。
みんな、腕の良い僕に当たって良かったね。
助けている時間なんてないから、僕達はさっさと帰ろう。」
(もちろん、冗談です。前のボート、ちゃんと戻ってきました)
ツアーが終わりに近づく頃、何かカサカサっという音が聞こえ始めた。
よく見ると、それぞれ、紙幣を用意している。
皆、さっとわからないように渡すので、うっかりしていると気付かない。
隣の人に聞く、「いくら位渡すの?」
「?」という表情。「日本にはチップの習慣がないから良くわかんないのよ。」
「だいたい2~3ドルが相場だね。」
「ホテルのコンシェルジュでツアーの予約を頼んだら?」
「やっぱり同じくらいかな。」なるほどねぇ。
カナダからバイクで旅をしているというカップル。
バイクが故障してしまい、修理する間、この町に留まっているそうだ。
「車種は何?」
「ハーレーデビッドソン。」
「ワォ、凄いわね。彼女はサイドカー?」
「(笑)二人で一台に乗っているよ。」
また先ほどの小屋に戻り、お土産を買ったり、飲み物やトイレ休憩。
年配の女性の二人連れに、「まだ出発しないわよね?」と聞くと、
「バスがスタートするって聞いたら、必ず、あなたにも声を掛ける。」
出発の合図があった時、彼女たちは熱心にお土産を吟味していて、
結局、私が、「もう行く時間よ。」と教えることに。
ほどなくバスに乗り込み、走り始めた後、
その二人、「小さな子供を連れた女性、バスに乗ってないわ!」
と言い始め、立ち上がって運転手に叫ぶ。
運転手さん、「最初から、そんな人達はいなかったよ。」
同じボートに乗り合わせた親子、バスが違っていたのを、
ずっと行きも一緒だったと勘違いして慌てたようだ。
私もその親子、ボートの上でも目立っていて、
そしてお土産も私が買ったエプロン、
「それっていくらだった?」なんて話しかけてきたから、
同じバスかと思っていた。
帰りのバスは凄く飛ばして、エアコンも効いていた。
運転手に寒いというと、後ろの席の方が暖かいと言われる。
後ろに移動すると、確かに寒くないが、道が一般道も高速も状態が悪く、
飛び跳ねるほどで、後ろは特に振動が激しい。
一番後ろで横になって寝ていると、
「ヘ~イ、コールド・レディー、だいじょぶか~?」
また市内に戻り、降りる場所が近づくと、カサカサ、カサカサ。
私も2ドル渡して、バスから降りた。
部屋に戻って、昨日買っておいたペストリーを食べ、飲み物を飲む。
ロビーに出て待つが、迎えの時間を過ぎても一向にピックアップは来ない。
何度かベルボーイやフロントに確認する。
「他のホテルも廻っていて時間が掛かっているのだと思う。」と言われる。
20分近く遅れただろうか。
また10人乗りほどの車。そして運転手の女性、
やはり先ほどのガイドと同様、運転しながら市内の見所、
通っていく場所の説明をしてくれる。
このまま行くのかと思ったら、各地で客を集めたこの手の車が、
集合地点に到着する。
その後、大型バスに乗り換え、スワンプへと向かう。
バスはどんどんと郊外へ。
日差しも凄く強くなってくる。
河を超えると、木々が鬱蒼としてくる。
バスから降りるとメチャクチャ暑い。
お土産と飲み物などのある小屋でツアー代の集金。
お手洗いが外に二つ。どちらも鍵が壊れている。
グループ10人位になり、ボートに乗り込む。
それぞれどこから来たかガイドが質問。
ほとんどアメリカ他州とカナダ。
この辺り、そして街中でも木の枝に垂れ下がっている植物がある。
スパニッシュモスというそうだ。
スペインの苔ではなく、ムースがなまってモスになったそうだ。
ボートは時々速度を上げ、またゆっくり水辺を進みながら、
鳥や木々を鑑賞、そしてワニをマシュマロで呼び寄せる。
沖縄の西表島のボートクルーズをしたことがある。
木の水に根を張って、生えている様子が似ているが、
あちらは海。こちらは河と沼なので、水面も植物が漂い、
水も濁っている。
ガイドは時々、自分もマシュマロを頬張る。
映画「アリゲーター」みたいな人喰いワニじゃなくて、
可愛い小鰐。ガイドさんは、「僕達はここで泳ぐんだよ。」
「鰐は襲ってこないの?」
「向うが怖がって寄って来ないよ。」
ワニの写真を夢中でたくさん撮って、デジカメの電池を消耗。
全く、大ばか者だ。エリックの写真を撮らなきゃならないのに!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/5c/5f1aff1ea7e83771ec2e4440ebca91c2.jpg)
ここでも、川沿いに崩壊したままの小屋をいくつか見た。
ボートハウスや別荘、ハリケーンの後、直す事もなく、
放置されているそうだ。
それでも、一軒のボートハウス、ポーチでビールを飲みながら、
寛いでいる人がいた。
こちらに向けて手を振り、ビールを投げる振りをする。
日差しが市内よりもずっと強く、気温も高い。
ボートには日よけがあるが、陽にあたるとジリジリするばかりの暑さ。
ガイドさんが、「荷物や帽子を押さえてね。」
と言うと速度を上げる。風を切って河を走ると、心地良い。
船尾にいた若い女性が、叫び声を上げる。
水をザブッと浴びてしまった。彼女はそこの席、日除けもなくて、
端なので、最初から座るのを嫌がっていた。
彼女の連れの人達が大笑いしている。
かなり浅く細い水路にも入っていく。
前のボートは何かにつかえて、動けなくなっていた。
必死で方向転換している。
「あの人達、今日、帰って来られないかもしれないよ。
みんな、腕の良い僕に当たって良かったね。
助けている時間なんてないから、僕達はさっさと帰ろう。」
(もちろん、冗談です。前のボート、ちゃんと戻ってきました)
ツアーが終わりに近づく頃、何かカサカサっという音が聞こえ始めた。
よく見ると、それぞれ、紙幣を用意している。
皆、さっとわからないように渡すので、うっかりしていると気付かない。
隣の人に聞く、「いくら位渡すの?」
「?」という表情。「日本にはチップの習慣がないから良くわかんないのよ。」
「だいたい2~3ドルが相場だね。」
「ホテルのコンシェルジュでツアーの予約を頼んだら?」
「やっぱり同じくらいかな。」なるほどねぇ。
カナダからバイクで旅をしているというカップル。
バイクが故障してしまい、修理する間、この町に留まっているそうだ。
「車種は何?」
「ハーレーデビッドソン。」
「ワォ、凄いわね。彼女はサイドカー?」
「(笑)二人で一台に乗っているよ。」
また先ほどの小屋に戻り、お土産を買ったり、飲み物やトイレ休憩。
年配の女性の二人連れに、「まだ出発しないわよね?」と聞くと、
「バスがスタートするって聞いたら、必ず、あなたにも声を掛ける。」
出発の合図があった時、彼女たちは熱心にお土産を吟味していて、
結局、私が、「もう行く時間よ。」と教えることに。
ほどなくバスに乗り込み、走り始めた後、
その二人、「小さな子供を連れた女性、バスに乗ってないわ!」
と言い始め、立ち上がって運転手に叫ぶ。
運転手さん、「最初から、そんな人達はいなかったよ。」
同じボートに乗り合わせた親子、バスが違っていたのを、
ずっと行きも一緒だったと勘違いして慌てたようだ。
私もその親子、ボートの上でも目立っていて、
そしてお土産も私が買ったエプロン、
「それっていくらだった?」なんて話しかけてきたから、
同じバスかと思っていた。
帰りのバスは凄く飛ばして、エアコンも効いていた。
運転手に寒いというと、後ろの席の方が暖かいと言われる。
後ろに移動すると、確かに寒くないが、道が一般道も高速も状態が悪く、
飛び跳ねるほどで、後ろは特に振動が激しい。
一番後ろで横になって寝ていると、
「ヘ~イ、コールド・レディー、だいじょぶか~?」
また市内に戻り、降りる場所が近づくと、カサカサ、カサカサ。
私も2ドル渡して、バスから降りた。