Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

大晦日のボンマルシェ

2011-01-10 17:25:45 | 年末年始のPARIS
地下鉄を乗り換えて地上に出ると目の前に広場とも公園ともつかぬ空間が。
その後方にボンマルシェはそびえ建っていた。
目指すは食品館。しかしその前に本館もざっと見学するが、
ギャラリーラファイエットよりも作りがゆったりとしていて落ち着きがある。

ボンマルシェの食品館、そこはめくるめくワンダーランドだった。
時間が遅くなってきたせいもあるかもしれないが年末の買い物客でたいへんな賑わいだ。
その中で例えばエシレのバターは日本の四分の一の値段。
その他も日本にないブランドの美味しそうなバターがたくさん。
お惣菜コーナーでも欲しい物が次々と。
オリーブのマリネ、散々迷っていろいろある中から一つを選ぶ。
缶詰、瓶詰、袋詰め、チョコレート、マロンクリームのチューブ、バスケットにどんどん放り込む。

チーズのコーナーでは余りの豊富な種類と立ち上る香りにどうしたら良いかわからなくなった。
隣で物色していた人が「これがこんな値段で出ているとは信じられないわ。
フランスで冬季にしか作られないチーズなの。生でも焼いても美味しのよ。」
と言うので取敢えずそれをホールで二つ。
最も癖のありそうなチーズを4種パックしたセットをいくつか。

レジでは行列ができている。
目の前にあったエコバッグ、気になったがこれはパス。
チキンは色とりどりの羽が付いたまま、一羽単位。

魚売り場に関してはギャラリーラファイエットの方が充実していた。
そして牡蠣を大量に買い込む人が何人もいて、売り場でも食べられるテーブルが出ていた。
オーダーしようとすると試食コーナーはお昼からとのことだった。
ボンマルシェではここまで牡蠣の種類はそろっていず、イートインコーナーもなかった。

さてたいへんな荷物になったので帰りはタクシーに乗る。
セーヌ川を渡り右側にはノートルダム、正面にはルーブルが見える。ルーブルは巨大だ。
部屋に帰って冷蔵庫に乳製品類を放り込んだのだが、その匂いは最初は冷蔵庫周辺だったものの
その後、部屋全体へとまたたく間に広がっていったため、
翌日、慌てて一つ一つをジップロックで二重にガードしたのだった。

帰国後、このチーズ類をK子M士君に送ると「すごくいい香りがしている」(さすがヨーロッパ育ちは違う)、
「家族が揃うのを待って皆で食べます。」とメールあり。
私が買ったチーズはモンドール、日本でも人気がある季節限定品だと教えて頂きました。
有名だったんですね、知らなかった。
たぶん翌日と翌々日にデパートが休館になるゆえ、破格の値段で出ていたのでしょう。
アンチョビが日本のお寿司屋さんでたべる新子(初夏に出る小肌の稚魚)のようで
これもとても良いお味でした。


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