Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

アメリカンダンスアイドル シーズン4 トップ12

2010-01-10 09:50:30 | アメリカンダンスアイドル
トップ12のゲスト審査員はミア・マイケルズ。

1組目はチャルシーとマーク。
アレックスの振り付けでサルサ。
曲はJoe Bataan"Fuego"
いつも楽しませてくれるこの2人、でも何かピンとこない。
技が難しすぎて入り込めなかったのかな?
音楽に乗れなかったのか。
2人の調和がいつものように取れていなかった気がしたが、概ね好評。

2組目はコンフォートとセイン。
タバサ&ナポレオンの振り付けでヒップホップ。
Ne-Yo"Can We Chill"
ヒップホップはコンフォートの専門。
そしてこの2人はワーストの常連。
「2人のコネクトしている感じが全くしなかった。」
ミアは「コンフォートを応援してきたけど、もうその気はない。
あなたは上を目指す努力をしていない。
セインは才能はあるけれど、このダンスは薄っぺらに感じた。」

3組目、ウィルとジェシカ。
タイスの振り付けでコンテンポラリー。
「エデンの園」のアダムとイブがテーマ。
unfaithful"Silence"
ダンスを超越している。静けさの中に2人の演技が進められていく。
絵画か彫刻が動くように。二人は呼吸さえぴったり揃っている。
タイスも2人、それぞれの個性とコンビネーションを生かしている。
「心のつながりが演技を深いものにした。」
「ジェシカはウィルに引けを取らなかった」
「全シーズン通して最も素晴らしいダンスの一つ。」
「タイスは振り付けの新しい境地を開いた。人間の体が作り出す動くヒューマンアート」

4組目のコートニーとゲブ。
シーズン3のボールダンサー、アーニャとパーシャの振り付けでチャチャ。
今までのシーズンに出てきた人で振り付けに登場する人、ダンサーとして活躍している人がいる。
一方、全く姿を見せない人、どうしているのかな?
シーズン3のダニーの消息も知りたい。
曲は、Rihanna"Don't Stop The Music"
Bボーイのゲブのチャチャ、未熟さも感じたが、やはり相性の良い2人に掛かると、
そのケミストリーが人を惹き付ける力を生む。
ミアは「コートニーを今までかっていなかったけど、見直した。」

5組目、ケートリンとトゥイッチ。
リル・Cでクランプ。
クランプとは、アフリカンアメリカンのダンスの中でもギャングスター、相手を威嚇する、闘争のダンス。
曲は、The J-Spuad"2 Buck 4 TV"
ケートリンがクランプを踊っているのに全く違和感がない。
トゥイッチは本領発揮だ。

6組目、ケイティーとジョシュア。
ジャン・マークとフランスでワルツ。
ジョシュアはゴースト、ケイティーは見えない相手と踊っている設定。
Iris"The Goo Goo Dolls"
リフトの連発。
「ケイティーは優雅だったが、ジョシュアは儀心地なかった。」
ミアは「ケイティーは私のお気に入りよ。」

2ラウンド目。

7組目、チェルシーとマーク。
タイスでブロードウェイ。
Smokey Joe's Cafe"I'm A Woman"
タイスの振り付けは先ほどのアダムとイブとはまるで異なる。
セクシーでコミカルなナンバー。
2人ともそれぞれの演技の集中力と相性が完璧だ。
ミア「マークは技術と筋トレが足りない。それを上回る演技力があるけど。」

8組目、コンフォートとセイン。
マンディー・ムーアでコンテンポラリー。
George Michael"A Different Corner"
美しいドレスと振り付け。
しかし山場もなく終わっていく。
心が入っていない。
メアリーは、2人の今後のことも考えての参考になるアドバイスをしている。
ミアは、「コンフォート、あなたのダンスはフェイクだった。
セインはダンサーとして評価している。審査に残らなくてもあなたと一緒に仕事をするわ。」

9組目、ジェシカとウィリアム。
トニーとメラニーの振り付けでクイックステップ。
Barry Manillow"Bandstand Bougie"
ウィルの派手なターンから始る。
一生かけて覚えるというこの番組中最も難しいとされるジャンル。
ウェイルは器用にこなしたが、ジェシカにとってそうはいかなかったようだ。
メアリーは衣装に一言、「踊っているとジャケットが上がってきてしまい見苦しい。
ダンス用とは思えない。」
この番組を通して、出演者の衣装に対しての批評批判も審査員は論じる。
ダンスの衣装のあるべき姿も番組を通して伝えたいのだろう。
ミア「ジェシカは、一つ目のダンスと較べるとまた崖っぷちね。
ウィルはずっと彼女をフォローしてきて、いくらなんでもうんざり、くたびれて相手を変えたいでしょ?」
ウィルは、「回を重ねながら2人して頑張ってきた。今日の彼女の演技は素晴らしかった。
僕は誇りに思っている。」
ウィル、良く言った!
ミアもウィルの言葉に「そうね。」と頷いた。
ミアはそこまで言うかと暴走を感じる。
飛ぶ鳥を落とす勢いのコリオグラファーと言えども毒舌を通り越している。
アメリカンアイドル以上にアメリカンダンスアイドルでは挑戦者達は審査員に従順だ。
あくまでも振付師の力は絶対的のようだ。
審査員の批評に甘んじる候補者が多い。
言うべきことをきちんと発言するダンサーもいるが、やりすぎると失敗して、
審査員の反感、それだけならともかく視聴者にも嫌われるから難しい。

10組目、コートニーとゲブ。
マンディーのコンテ。
The Creatures "Standing There"
ジャングルで迷子になったカップル、頼りにならない男にいらいらする女の子。
2人のキャラがそのまま出ていて可笑しい。

11組目、ケーリントンとトゥイッチ。
ジャン・マークのタンゴ。
タンゴは恋愛の中のパッション、ジェラシーを表現するダンスだそうだ。
恋の駆け引き、戦いともいえる。
ケーリントン、華やかな容姿に恵まれているが、時としてこれが裏目に出て、
演技がオーバー気味、空回りに映る。
盛り上がりのないまま、トゥイッチも印象を残さずに終わった。
「2人の演技に情熱はなかった。」

12組目、ジョシュアとケイティー。
ナクールとマーラの振り付けでボリウッド。
いわゆる映画に出てくるインドのダンス。
Om Shanti Om "Dhoom Taana"
ジョシュアとケイティーにはまり過ぎだ。
練習でどうなるかと見えた膝で回るスピンも巧くいった。
メアリー「あなた達にはこの番組に必要不可欠の存在、
情熱、魂、スター性が揃っている。」
ヒップホップ、アフリカンダンスにインド舞踊の要素が入った楽しいダンス。

結果発表のオープニングは、Ne-Yo "Closer"
暗闇の中で蛍光色のアウトフィットが映える。

ワースト3は、コンフォートとセイン、
ジェシカとウィル、
ケーリントンとトゥイッチ。

コンフォートとセインは2人とも力不足に思えた。
度々のワーストダンスに辟易しているのか。
ケーリントンとトゥイッチは自己アピールをしっかりこなした。

ウィルはさすがだ。
しかし余りに彼の師匠のデビーの存在が強調され過ぎる。
メアリーが「デビーのためにもあなた達2人は必ず残すわ。」
客席のデビーが映る。
ウィルに才能も魅力もあるのに、デビーのために残すみたいな表現。
三人の話し合いで決まる二人の脱落者の決定に向けてメアリーも色を失ったのか。

アルビン・エイリー・アメリカンダンスシアターの演技の後、
落選者の発表。
セインとコンフォート。

「ミアはセインを気に入っていて、彼を残したかった。
ほんとうは女性を2人落として男性を残したいと思った。」とナイジェル。
コンフォートの落選で女性のBガールはすべて消えた。

この時点で観ていて妥当な人選だったと思えた。
しかし大物コリオグラファー、ミアやデビーの存在が強調され過ぎ、
審査員の好みが反映され過ぎに思えたが、
ダンス業界とは、これが音楽業界以上に物を言う世界なのだろうか。
その中でプロデューサーのナイジェルが番組の方向性、
公平な審査のバランスを取っているのかもしれない。


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2 コメント

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私も知りたい〓 (DISCOダンス世代〓)
2010-10-29 13:16:36
アメリカンダンスアイドルの歴代のトップ20達は
今なにをしているのか…
特にダニー
私のお気に入りだったのに…ダンサーとして大成しているのか?それとも振り付け師として活躍しているのか?

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私も知りたいです! (AK)
2010-10-29 17:53:24
ネットでも散々検索したし、アメリカにいるアメリカンダンスアイドルファンにも聞きました。
シーズン5のラストで今までのトップ10達も登場しましたが、
そこにも私たちのダニーはいなかった・・・
ダニー、どこにいるの~!って気持ちです。
来日したら絶対に観に行く日本のファンがたくさんいるはず。
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