Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

Eric Benetインタビュー/TonyF

2009-02-16 08:46:06 | エリック・ベネイ関連インタビュー
Eric BenetインタビューbyTonyF

R&B,ネオソウル、そしてグラミーノミネートシンガーのエリック・ベネイが、
ヒットソング”You’re The Only One”を含む4枚目のCD“Love & Life”をリリースした。
エリックベネイに新しいアルバム、彼のルーツのミルウォーキー、音楽業界についてなど
インタビューした。

アルバム一つ一つにとても時間を掛けているけれどコンセプトを教えてくれる?
「いつも自分の心の内を作品にするので、EricBenet“Love & Life”は今のポジティブで、
楽しい気持ちがそのまま作品になっている。
そのためにR&Bのルーツ、そして自分自身のルーツを辿りたかった。
昔のR&Bは手作りに近く、ピアノとギターと歌手が集まり、皆でメロディーを作り、
そこに歌詞が付いてくる。そして美しい曲が生まれる。
今の音楽作りは程遠い状態なので、昔のR&Bへのオマージュを込めて、
昔ながらのやり方で曲を作ってみたかった。」

あなたにとってホームとは?
「音楽的にはスティービー・ワンダー、スティーリー・ダン、クイーン、アル・グリーン。
場所としては、ミルウォーキー。
初めて彼女とキスしたストリートがあり、そして母の家、兄や姉がいて、
母の手料理を食べる事。」

役者はもうしないの?
「いくつかやってみたけれど、演じる事は余り向いていないかな。
でも自分はソングライターなので、書く事には興味があり脚本をほぼ完成させた。
とてもクリエイティブな経験だったよ。来年それを映画にできれば、
更に新しい挑戦ができるね。」

最初のアルバムから音楽業界を見てきてどういう変化があった?
「音楽だけでなくエンターテイメントビジネス全体に言える事だけれど、
今は全く才能がなくても有名人になれるよ。
最近は質の悪いリアリティーショーの人気があり内容のない物が多すぎる。」

今までと較べて今回のアルバムで違う点は?
「初めてレーベルからすべてを任されたから本当に嬉しかった。
何のチェックも要求もなく好きなように作られて貰ったよ。
そしてそれがヒットした事でこれからも可能になった。」

音楽について人々が喜ぶ物を掴む方法はどのようにして学んだ?
「音楽好きの三人の姉と一人の兄がいた。
それぞれがはっきりとした違う好みを持っていたので、全部を聴いて育った影響は大きい。
大学を中退してアメリカントップ40を演奏するバンドに入って3年やった。
アメリカ各地も回ったので、人々の好みを知るセンスを身に付けた。
もちろん書く時には自分自身をしっかり持っていなければならないけれど、
いろいろな経験から学んだ要素がそれに加わっている。」

アーティストはいくら良いアルバムを作っても
ライブで観客を惹きつけられなければ、ファンを失望させる?
「どんなアーティストにとってもそれはとても大切な事。
良い歌手でダンサー、エンターテイナーなタイブ、
あるいはヴォーカルだけで真剣勝負するタイブ。
僕は後者だと思っているけれどね。
パワーのある曲を作りライブに来た人達に喜びを与えるアーティストである事、
それは神から与えられた使命だと思っている。」
'08 10/9 Tony Farinella
411 nania.com

「大学を中退した」という所で「これは余り薦められないよ。」とことわっている。
歌手のタイブの話の中でエリックが前者でなく自分を後者としたのは意外だった。
エリック・ベネイはエンターテイナーでダンサーでもあると思っていたので。
自分にとってHomeと言える音楽にアル・グリーンやスティービーだけでなく、
クイーンの名前をあげている。
今の時代のにわかセレブやリアリティーショーなどに辛口コメント。

音楽の才能があり、教会のゴスペルで磨き、
大家族でいろいろな曲を子供の頃から聴き、
そしてヒットソングを演奏するバンドでアメリカ各地を周った事が
歌手としてのエリック・ベネイを鍛え上げた。
そしてその後のエリックの体験してきた愛すること、生きること、
Love&Lifeが、Eric Benetをソングライターへと導いた。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。