Me & Mr. Eric Benet

私とエリック・ベネイ

リンダの家へ

2011-01-16 12:34:00 | 年末年始のPARIS
帰りのタクシーの中でリンダからfacebookを通してメールが来ているのに気づく。
翌日の午後2時半にリンダの家のある駅、Quatre Cheminsの駅での待ち合わせと書いてあり、
地下鉄の番号も書かれている。
朝、リンダに電話して内容を確認。

午前中は休日でも開いているマーケット、近くのスーパーなどを冷やかし、
午後、フロントで行き方を再確認してから出発。
オペラ座近くのホテルの最寄駅からは地下鉄で乗り換えなしで一本。
約10分ほどだろうか。

改札に彼女の姿が見えなかったので、二人で地上に出てみる。
パリ中心部とは変わり、生活感がある。
交差点の前のドラッグストアでfacebookを通しリンダにメッセージを送る。
ほどなく電話が掛かってきて彼女は改札で待ってくれていたと知る。

リンダの住むアパートメントへと歩いていると、
街の雰囲気がどんどんと住宅地らしくなってくる。
学校があり、病院もある。
テイクアウトのお店、飲食店もあり、多民族が住む暮らしやすい下町という印象だ。

建物のセキュリティーはしっかりしていて鍵を開けて中へ入っていく。
滞在しているホテルのと似たような小人数用の手で開けるエレベーターに乗る。
こちらは3階位までなら階段が当たり前という感覚なのかもしれない。

ドアを開けるとリンダの二人の子供たちが待っていてくれた。
合気道を習っているとのことで、夫の名前に「先生」と付けて呼んでくれる。
夫はかつて習った柔道もどきで長男と稽古。
日本語も合気道を通していくつか知っていて挨拶してくれるのが嬉しい。
子供達なりに精一杯、もてなしてくれている気持ちが通じてくる。

日本の漫画、フランス語でもそのまま「マンガ」と呼ばれていた。
愛読書を二人はたくさん持ってきて見せてくれた。
日本の漫画にフランス語で台詞が入っていて面白い。

その後、二人と夫の任天堂のゲーム大会、一騎討ちが始まる。
子供達二人はやたら強い。
それではと、こちらでは余り知られてない野球ならと選択したものの、
夫はやはり負けている。

リンダは私達のためにチュニジアのお茶を用意してくれていた。
ミント、ブラウンシュガーと緑茶がブレンドされている。
そして地元のお菓子も。
夫と子供達がゲームをする間、二人で彼女のアルバムを見せて貰いながら、
いろいろな話をする。

ご主人が日曜大工が趣味で得意とのことで家の子供部屋などは手作り。
床も貼ってくれたそうだ。
キッチンがやはり広くて使いやすそうだ。
大きな窓があり、ランドリーも台所でできるようになっている。

ボーリングなら簡単と言われて、私もリンダもテレビゲームに参加。
フランス語の新しい教科書に「テレビゲームをする」という言葉があったが、
こんなに盛んだとは思わなかった。

子供たちはほんとうに良い子たちだ。そして礼儀正しい。
コーラのボトルを持ってきた長男、自分が飲む前に夫にも「飲む?」と聞き、
グラスに注いでくれている。
二人とも確か9歳と10歳。

部屋に置かれているアフリカンドラム、リンダや次男が叩き方を教えてくれて、
私も挑戦。
「今度、チュニジアに行った時はあなたの分もこの太鼓買ってくるわね。」とリンダ。

リンダの妹夫婦と可愛い2歳と一歳半のお嬢さん達がやってきた。
リンダは大人の女性らしい雰囲気だが妹さんはコケティッシュな感じ。
子供達も片方は巻き毛、もう一人はストレートヘアで年が近いせいか、
双子のようで愛らしい。
部屋にあった水煙草、3つの香りから何が良いかと聞かれて夫が選んだのはミント。
妹さんのご主人がセッティングしてくれている。
初めての水煙草体験。
香りが良くて煙草よりもアロマティックだ。

リンダの妹さんは夫に「あなたもエリック・べネイのファンなの?」と聞いてくる。
私が「そうなのよ。」と言うと「あなたが大ファンなのは姉から聞いてるけれど、
ご主人はどうなのかと思ったの。」
夫はもちろん自分もファンだと話している。

リンダの妹さんのご主人がテレビゲームに加わる。
彼は無敵でリンダの子供達も敵わない。
長男が夫にゲームコントローラーを譲ってくれるが、サッカーゲームでぼろ負け。
リンダのご主人もテレビゲームが大好きで、義理の弟と熱中して週末はゲームをするそうだ。
家の夫もかなりなゲームマニアだが、私はこれを今までは余り良く思っていなかった。
しかしこれからはもっとゲームの腕を磨いて貰うことにしよう。

リンダの親友のアンリから電話が掛かってくる。
仕事で私達に会えないことを詫びるので「次回はぜひ会いましょうね。」
リンダに私達にyouTube映像を見せるようにと言って来ている。
アンリもR&Bファンだ。

リンダに改めて「何でエリックのファンになったの?」と尋ねると、
99年のアルバムで知り、そのジャケットを見て最初は自分のご主人に似ていると思った、
と照れながら話してくれた。
もうすぐ帰ってくるご主人と会うのに緊張してきてしまった。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。