ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン、2週連続ルーキーが優勝した後、次は誰か注目したが、メルセデスランキング1位の山下美夢有(21)が初日から60という新記録で飛びだし、完全優勝を悠々と遂げた。通算18アンダーは大会コース記録で、昨年記録を更新した西村優菜の15アンダーをあっさりと超えた。
善戦したのは最終日最終組8打差でスタートし、5打差まで追い上げた2位の、竹田麗央と三ヶ島かなだ。特に竹田は19歳のルーキーでスタート時点から3週連続ルーキー優勝を狙ったと言っている。躍動する19歳は240ヤードの飛距離で山下を脅かした。また楽しみな新星が現れた。
初日に60という大記録を出した山下は終始落ち着いて、逃げるでもなく攻めのゴルフをしながらボギーがたった1つという王者のような固いゴルフでマイペースを守った。
次週はいよいよ日本オープン、山下が2週連続ということもありうるが、今回出場しなかったランキング2位の西郷も調整して参戦するし、好調の三ヶ島、今回不調だった西村優菜も虎視眈々と狙っている。今回後半、5バーディで10アンダー4位にくい込んだ吉田優利がダークホースだ。
国内男子ツアーのパナソニックオープンゴルフチャンピオンシップでは、21歳の蝉川泰果(東北福祉大4年)がツアー史上6人目のアマチュア優勝を果たした。蝉川は昨日61という驚異的なスコア出したことが優勝に結びついた。偶然だが男女とも21歳が優勝し、本日は21歳デーだった。