総合漢方にんぷ薬・総合漢方育児薬

~頭を使ってではなく、カラダ(感性)で子育てしてみませんか~

不幸は感謝でお宝に変わっていく

2020年10月18日 | エッセー
 この言葉を、筆ペンで書いて、壁に貼った。

 おそらく、この境地にまで到達できれば、お宝になると思う。

 いいことにも悪いことにも、ありがとうという言葉が、自然と出てしまうような口癖をゲットできたら、おそらく・・・・。

 でも、それが、めっちゃ難易度高い。

 先日、夕方、家に帰ると、何やら、テーブルの上がにぎやかにとり散らかっている。
 フライパンが二つ・・・?

 つかさず、夫がやってきて、「このフライパン、油無しで餃子も焼けるんだ。すごいだろう。息子に‥と思って買った。2万が1万だったんだ。」と嬉しそうにのたまう。最近、四男が頼んどけば、夕食のおかず1品作ってくれるようになったからかか・・・。我が家は、おこずかいはお手伝いゲット制なので、普通に一品作った時は、100円。めっちゃおいしくて感動した時は200円とアップするシステム。以前は、夜7時までにお風呂を洗って洗濯物を取り込んだら100円と設定していたけれど、彼のモチベーションが上がらず、いまいちだったよう。でも、なぜだか、料理は達成感があるようで、作ってくれている。彼なりに・・・。彼としては、冷蔵庫の中にあるもので(あり合わせで)作れるようになりたいみたいだ。

 息子に・・・で終わっていれば、ありがとうって素直に言えた。

 が、しかし、その後の言葉にカチンときた。
 カチンときている状況で、ありがとうとは

言えない。

君の誕生日も近いし・・・。

 はぁ~?

 家事を一切しない人から、残業から帰って必死こいて、夕食を作っている私に、フライパンを誕生日プレゼント?もっと、料理を作れってことにしか聞こえてこない。

 はぁ~?

 このフライパンで僕が時々夕食を作るから・・・なら、全然いい。
 
 私が、カチンと来ているのに、その意味を介さないという残念さ。

 この不幸をどうやって、感謝でお宝に変えていこうか・・・。

確かに、餃子が油なしで焼けた。
 ただ、餃子は、少し、油を敷いて焼いた方が美味しかった。
 でも、いつものフライパンとは全然焦げ付き感が違った。確かに、餃子を焼くにはいい。餃子ストレスとはおさらばできそう。

 感謝しなければ・・・。

 明石家さんまさんの娘さんの名前は、いまるさん。
 先日、この名前の由来を知って、いい名前だなと思った。

 生きてるだけでまるもうけ

 い      まる

 なのだそう。
 
 心の底から、生きてるだけで丸儲けだと思えたら、不幸も感謝でお宝に変わって行くんだろうなぁ。

私の育った環境から形成された私なのだから、そんな私が選んだ結婚相手との不幸と感じた日々とともに成長した我が子たちには、申し訳ないなぁという念があるといえばある。でも、仕方ないよね。あれが、私の器では精いっぱいだったんだものという割り切り感もある。でも、もし、叶えば、心の底から生きてるだけで丸儲けだというような感覚が当たり前という母として育児スタートを切りたかったかな~。
 私自身がそんな母親に育てられていないから、無理な話なんだけど、せめて、子どもたちといっしょに、生きてるだけで丸儲け教に入信したかったかなぁ。私は、頭でっかちで、心底、生きてるだけで丸儲けなんて思えない人生に終わるかもしれないけれど、息子たちは洗脳により、心底、生きてるだけで丸儲け教を信じることができ、不幸も感謝でお宝に変わるという絶対的安心感に支えられて、本物の人生を謳歌するという最高の遺産を相続できたかもしれないなぁ~。
 人生、終盤戦に突入する。
 生きてるだけで丸儲け教を、今、勝手に作って、勝手に入信したばかりだけど、例え、不幸感に支配されても、日々、形だけでもいいから、感謝を唱え続けよう!
 人生、思い立ったが吉日。今からでも遅くない。有終の美を飾り、息子たちに、生きてるだけで丸儲け教の片りんだけでもいいから、遺産相続するぞ~!!!

 
コメント
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