goo blog サービス終了のお知らせ 

思いつくままに書いています

間口は広くても、極めて浅い趣味の世界です。
御用とお急ぎのない方は、ごゆっくりどうぞ。

宝塚歌劇 月組公演『エドワード8世』と『Misty Station』を見て

2012年03月09日 | 宝塚
本当に遅くなりすぎですが、2月11日(土)・午前11時の月組大劇場公演を見てきました。

今回は『エドワード8世』と『Misty Station』と題した霧矢大夢&蒼乃夕妃の退団公演です。
芝居のほうはご存知シンプソン夫人とディビッド王子の話です。まあトップ二人が芸達者なので、安心して見られましたね。(笑)

宝塚でも、長い歴史の中には、何をやっても同じキャラ・「でくの棒」芝居しかできないトップさんもいたりしますが、今回は二人をはじめ月組の好演でちゃんと芝居が成り立っていたのがなによりでした。(笑)

ただ、話の筋がけっこう地味なので、時折睡魔に襲われそうになったこともありましたが、そこは脇を固めるチャーチル役に芸達者の一樹千尋(私は今の専科ではこの人が最高の役者さんと思っています)を配するなどの効果もあり、なんとか眠らず見終えることができました。(笑)
気の強そうな蒼乃「シンプソン夫人」も魅力的で、よかったです。(笑)

でも私としては、今回の観劇で一番印象に残ったのは芝居ではなくショーでの蒼乃夕紀のダンスでした。

もともと霧やん(霧矢大夢)も力量には定評のあるダンサーですから、二人のデュエットダンスももちろん見応え大アリでしたが、私としてはなんといっても今回は蒼乃夕妃がよかったですね。
ショーでの役名も「孤独な戦士」とか「狩人」などと「男前な娘役」(笑)といわれるだけあって、実に凛々しく、ダイナミックなダンスをみせてくれました。

前回の「アルジェの男」では、タカラヅカでここまでやるか!と思ったほどセクシーなベリーダンスなどを披露していましたが、今回は鮮やかな剣さばき(LED入り)がツボで、剣をくるくると頭上で回したかと思うと、一閃ののちピタッと相手の正面に突きつけるなど、アクロバティックな振りを難なくこなして凄く手練れな剣豪ぶりでした。

この人のダンスは手足の振りのストロークが大きく動きにスピード感があって、なおかつ繊細さがあるので圧巻です。ダンスの凛々しさは娘役をはるかに超えていて、これぞ男役2番手といってもいい活躍ぶりでした。

鈍い私は前回の公演でようやく彼女のダンスの力量に気付いたのですが、もう退団なのが残念です。
最近の娘役では出色のダンス巧者だと思います。

と思ってスカイステージで以前の公演を放送していたので改めて注目して観ましたが、やはり群舞でもはっきり違いが分かりますね。もっとよく見ていたらよかったと後悔しきりの昨日今日です。

ところでこの公演を見た後で、WOWOWシネマで「英国王のスピーチ」を見ました。

こちらは兄王に王位を投げ出されて突然後継者のお鉢が回ってきて王位に就かざるを得なくなったジョージ6世、つまり今のエリザベス女王の父親になる人の話です。

この人は、幼年時代に体験した父親ジョージ5世の厳しい躾のために吃音障害になり、もともと内気な性格だったこともあって、努めて人の前に立つことを避けながら成長してきた人です。
それが兄エドワード8世の突然の退位宣言で「演説が仕事となる」羽目になり、苦悩しながらも吃音障害を克服して王位にふさわしく成長していくというお話です。

このように、宝塚とはまったく対照的な角度から、「シンプソン事件」を描いていて面白かったです。
というか、宝塚がこの映画をヒントに今回の公演を企画したというところでしょうか。

しかしこの映画や宝塚の公演を見ても、同じ王制といっても日本とはえらい違いですね。

近年のチャールズ王子とダイアナ妃の離婚騒動すら日本では絶対ありえない話(あったとしても宮内庁あたりが無理やり抑え込んでウヤムヤにしてしまうでしょう)です。
まして戦前に、バツ2の人妻と公然と不倫関係になり、国王に即位してから、その地位を投げ出してその女性と結婚した!というのですから、日本の皇室と比べたら空前絶後の世界です(笑)。

そういえば、ダイアナ妃の事故死から葬儀に至る時期の英王室の内幕を描いた映画「クィーン」でも、王室の内幕がかなり詳しく描かれていましたね。フィクションもあるでしょうが、情報公開の差を痛感しました。

余談ですが、私が映画「クィーン」で驚いたのは、エリザベス女王が王女時代の大戦中に軍用車両の整備業務に従事していたというエピソードです。

この映画の初めのほうに、英王室として当初ダイアナ元妃の葬儀に関与しない方針を決めて、女王もスコットランドでの休暇を継続し、一人で野遊び中に彼女の運転するランドローバーが川の横断中に故障したため立ち往生する場面が出てきます。
そして女王から故障の連絡を受けた王室関係者?が、女王の状況説明を信用せず素人扱いしたところ、「私は戦争中軍隊で車両整備をしていたから、故障の原因がプロペラシャフトだというくらいわかります。部品と工具さえあれば自分で修理できます。」といった意味の返事(細かいところは記憶違いがあるかもしれません)をしていたのには驚きました。
映画を見たあとで、実際に車両整備だけでなく武器弾薬の管理や、大型の運転免許も取得していたということも知りました。

繰り返しになりますが、英王室の在り様と日本の皇室のそれとでは、あらゆる点で天と地の開きがありますね。日本の皇室の現状は、宮内庁などの官僚機構が前に出てあれこれ干渉しすぎる弊害ではないかと思います。

宝塚の話に戻りますが、昨夜(3月6日)のスカイステージのタカラヅカニュースで、この公演の千秋楽の模様が放送されていました。
千秋楽での私たちの関心は、サヨナラショーの様子もさることながら、もっぱら霧やん(霧矢大夢)と蒼乃夕妃の退団のあいさつがどんなものだったかというところにありました。

まだ東京公演があるにしても、まあ本拠地・大劇場での挨拶が一つの区切りですから、それを聞けばトップ二人の歌劇団での来し方がよくわかると思います。
で、やはりこの二人の挨拶は期待通り良かったです。久々に心に残る挨拶を聞きました。

ニュースでは、同時期に退団する何人かの紹介とあいさつの後、蒼乃夕妃の挨拶の番となりました。
その前の挨拶はみんな最近恒例のパターン挨拶の域を出ず、「今私は本当に幸せ一杯です」というフレーズから始まり、これまで世話になったり・指導してもらったり・支えてくれたり・応援してくれた人達を順に列挙したあと、「宝塚での生活は私の人生の宝物です」・「これからも私らしく歩んでいきます」となって、最後に「すべての皆様に心から感謝の気持ちを込めて、本当にありがとうございましたと締めくくるという、まあかなり聞き飽きたものでした。
最近の退団挨拶はほとんどが程度の差はあれ、このワンパターンのバリエーションばかりなので、正直言ってウンザリ気味です。

そして蒼乃夕妃の挨拶になりましたが、それまでの声を張りあげるセリフの発声法ではなく、穏やかに彼女の地声での語りで始まりました。

そして、これまで舞台でいろんな役を演じてきたが、今初めて「蒼乃夕妃」として話すことができるということから、初めはタカラヅカにたくさんいる娘役の一人だったが、いつのまにか「男前」の娘役と言われるようになり、そのことを彼女自身一時「これでいいのか」と悩んでいたこと、でもそれが自分の個性なのでそれを通すことに踏ん切りがついたこと、そしてなによりも彼女を大きく大きく受け止めてくれた霧矢大夢がいたからこそやってこれた、霧矢大夢の横に立つことができてよかったというようなことを涙をこらえながら語っていました。いや、期待通りのいい挨拶でしたね。

霧やんも肩の力の抜けた、でも心のこもった挨拶で、息の合った二人にふさわしいものでした。
大夢という芸名は、何気なく入った書店で手にした赤ちゃんの名づけ本にあった名前からとったこと、でも最初はそんな大きな夢は持っていなかったことなどを紹介して笑いを誘っていました。
何度目かのカーテンコールでの挨拶で彼女が在団80期生の最後であったこともわかりました。研18ですから、病気のことなどもあったりで結構遅咲きでしたね。(でも、大空祐飛はそれより先輩の78期生なのでさらに遅咲きでしたが)

今まで一番良かった退団挨拶は歌ウマ・安蘭けい&遠野あすかのコンビでしたが、今回の二人の挨拶はそれに匹敵する心のこもったものでした。

月組はこのあと東京公演があります。
まだご覧になられていない方は、ぜひ、この最近随一のダンスウマ・トップ二人の最終公演『エドワード8世』と『Misty Station』を一人でも多く見ていただければと思います。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宝塚 花組公演 『復活 -恋が終わり、愛が残った-』 『カノン』を見て

2012年01月27日 | 宝塚
21日は宝塚花組公演「復活」の観劇でした。

途中少し渋滞したものの、ほぼ予定通りに到着。

今回は、購入したチケットが2階席で、ヨメさんには幕間とかの移動が難しいので、事前に変更を依頼していました。当日早めに行ってチケットの交換をしなければならないので、間に合ってほっとしました。

芝居のほうは「復活―恋が終わり、愛が残った―」(石田昌也脚本・演出)で、ご存知文豪レフ・トルストイ晩年の名作「復活」の宝塚版です。
といっても、私は読んだことがありませんでした。ロシア文学はなんといってもドストエフスキーとゴーゴリだよ!という独断と偏見の私なので、食わず嫌いというか、トルストイは読んでなかったのです。

でも、やはり原作の力で、ストーリー構成がしっかりしているので、この日は前夜のパソコン修理で睡眠不足でも眠ることなく(笑)、話に引き込まれました。見ごたえのある作品になっていました。
これを機に、「復活」だけでなく他の作品も読みたくなりました。何にしても根拠のないドグマはいけないということですね。

脚本・演出は石田昌也です。
このセンセイ、とにかく宝塚の生徒にことさら下品な台詞をしゃべらせたいというビョーキを持っていて(笑)、今回も多分にその傾向がありますが、やはり原作の力が偉大なので、まあまあ許容範囲でした。(笑)
この人の作品でビョーキが酷かった例は『傭兵ピエール』-ジャンヌ・ダルクの恋人 、よく歌劇団がこんな脚本にOK出すなあとおもったほどです。

詳しいストーリーは立ち入りませんが、主演のネフリュードフ役・蘭寿とむ(らんじゅ・とむ)は、貴族として安楽な生活を送る青年期から、カチューシャに再会後一途に贖罪と救済のためにすべてを犠牲にする後半の変化を、純粋で生真面目な主人公に徹して好演していました。

劇中で主人公が自らの所有する農地を小作人に解放し、家屋敷も使用人に譲ろうとするところは、レフ・トルストイ自身の実生活がそのまま投映されていますね。
劇全体は沈んだ重苦しいトーンになっていますが、そこに光明を与えているのが壮一帆(そう・かずほ)演じるシェンボックです。
主人公の士官学校時代からの友人役をのびのびと演じていました。演技もさることながら、歌唱力でもひときわ目立つ存在です。
主演男役が歌で少し難ありなので、この人が出てきて歌うとほっとしたりします。(笑)
やはり歌劇ですから、歌ウマは必須です。

ネフリュードフの相手となるカチューシャを演ずるのは娘役トップ・蘭乃はな(らんの・はな)。
純真なお屋敷の使用人と、落ちぶれてからのすさんだ女を演じ分ける難しい役でしたが、頑張っていました。

終わりのほうでシベリア送りになる一行が舞台から消えたと思うと、しばらくして私たちが座っていた1階の通路の右手から現れて、目の前を行進していったのにはビックリでした。
S席でも後ろの席でちょっとガッカリ気味だったので、これは思わぬもうけものでしたね。最初は、なんだ、もう団体客が帰っていくのかと思ってしまいました。(笑)

第2部は、レビュー「カノン―Our Melody―」(三木章雄作・演出)で、これも好感のもてる作品になっていました。なによりシャンソン、カンツォーネ、ジャズなど聞きなれた名曲が聞けたので満足でした。私が特に気に入ったのは壮一帆のシャンソン「群衆」、さすがにうまかったです。

やはり宝塚といえばシャンソンです。
以前花組公演のショー「レヴュー誕生」で春野寿美礼が黒燕尾姿で瀬奈じゅんなどを従えて「黒い鷲」を歌う場面があったのを覚えていますが、よかったですね。今も鮮明に覚えています。

歌が苦手でもダンス巧者な蘭寿とむですが、ショーではその本領を存分に発揮していました。

正直言って、今回の宝塚観劇は、あまりひいきな組ではなかったのでそれほど期待していなかったのですが、これは見て正解でした。

でもこの公演、トップコンビが地味なせいか、全体にチケットの売れ行きが悪く、この日も土曜日なのにけっこう空席が目立ちました。出来がいいだけにもったいないです。
その分チケットが手に入りやすいということですから(笑)、みなさんもぜひこの機会にご覧になることをお勧めします。

宝塚大劇場公演
公演期間:1月1日(日)~1月30日(月)まで

東京宝塚劇場公演
公演期間:2月10日(金)~3月18日(日)
 一般前売:1月15日(日)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タカラヅカ星組公演「オーシャンズ11」を観て

2011年11月25日 | 宝塚
今回の宝塚観劇はショーなしの一本もの公演で、タイトルは「オーシャンズ11」。


古くは1960年にフランク・シナトラが出演した「オーシャンと11人の仲間」で知られ、そのリメイクが「オーシャンズ11」として2001年に公開されたアメリカ映画の世界初の舞台版です。(笑)

↓久しぶりに買ったプログラムです。


ちなみに映画は、別バージョンとして2005年に続編の『オーシャンズ12』が公開され、2007年には新たに『オーシャンズ13』が公開されたので、皆さんもご覧になっていると思います。

ストーリーは、ダニエル・オーシャンと彼が率いる10人の仲間がラスベガスのカジノの金庫破りに挑む犯罪アクションですが、現在の宝塚で最も力量のある演出家・小池修一郎の手でどんなミュージカルになるのか、興味津々でした。

今回演ずるのは星組で、主演はもちろん男役トップの柚希礼音(ゆずきれおん)。演技力・歌唱力・ダンス力(?)の三拍子そろった今の歌劇団でトップクラスの実力の持ち主です。私は2001年版映画の配役などまったく忘れていましたが、礼音を双眼鏡(これコンパクトでお勧めです)で見たとたん、「あっジョージ・クルーニーや!」と思い出しました。(笑) それほど宝塚には珍しい短髪でよくイメージを再現していました。


相手役のヒロインは夢咲ねね。現在の各組の娘役トップの中では大柄のほうで、スタイルもよくゴージャスで舞台栄えのする娘役さんです。苦手だった歌も頑張って練習した甲斐があり良くなっていましたね。


映画では金庫室に至るまでの厳重なセキュリティシステムをどうやって突破するのかが見所ですが、舞台ではさすがに映画ほどの緊迫感やスリルは味わえない代わりに、イリュージョンやマジックなどを交えて華やかなショーの場面を演出し、トップ2人の愛情の駆け引きを、カジノを舞台にしたストーリー展開の中で丁寧に描いていました。
このトップコンビも共演を重ねて、ぴったり息が合ってきています。
ただ、脚本の仕上がりが遅れて練習時間が少なかったらしく、礼音をはじめ何人か台詞をかんでしまった場面もありましたが、これも回を重ねるにつれ解消しているとのことです。

金庫のモニター室もうまくプロジェクタによる映像で再現して、金庫室のレーザービームも頑張ってそれらしく工夫していました。
プロジェクタでの演出で感心したのは地下鉄の車両です。舞台上手から出てきた車両の形のセットに地下鉄の車両の映像がピッタリに投影されていて、その映像の中のドアが開くと生身の人が出てきたのはビックリでした。最初はどうやっているのかわからなかったですね。

他にも場面転換に映像をうまく活用している場面があり、この分野の技術の進歩がうかがわれました。
カジノのスロットマシンは本物のようで、その移動や出し入れも人力で行うので、生徒は大変だったようです。
↓これは開演前舞台両袖に置かれていたスロットマシンです。ピンボケです。m(__)m


話としてはやはり金庫破りがメインなので、普通の宝塚の作品のようにクライマックスの感動シーンではあちこちからすすり泣きが聞こえる、といった展開にはならないのですが、話のテンポが速く、畳みかけるような展開が面白かったです。
イリュージョンやマジックも本格的で、タネはわかりませんでした。

私たちが観劇した日は、団体客、それも男の観客が多かったですね。でも初めて見る客でも充分楽しめたと思います。
豪華な衣装(普通はけっこう使いまわしが多いのですが、今回は殆ど新調だそうです→ SkyStage情報)と凝った舞台装置、頑張っている出演者、それに分かりやすいストーリーで宝塚入門にもピッタリな作品でした。

私が宝塚を見始めたのは27年前の雪組公演からです。それまでは、開演に遅れそうなヨメさんと娘を車で宝塚まで送って行き、そのまま見ないで帰るというアッシー君でした。でも、せっかくだから一緒に見たら?といわれて嫌々見始めたのがきっかけです。
でも今以上に男性客は少なく、劇場のロビーでもどうにも恥ずかしくて居心地が悪かったですね。

でも考えてみれば、回りの観客はほとんど女性客ばかりで目障りな男どもがいないし(笑)、日本ではトップクラスの豪華な舞台と、完璧な養成システムで鍛えられた出演者が作り上げる舞台芸術。何度か見ているうちに、これを見ない手はないと思うようになってきました。
第一、心配しなくてもだれも私など見ていません。(笑)

観劇を重ねるうちに、公演の出来不出来、各組のトップコンビの評価もできるようになってきて、面白さも深まってきました。
それでもヨメさんの発病前は平均年間1、2回程度の観劇でしたが、今はリハビリも兼ねて、各組必ず1回は公演を見るようにしています。

宝塚だけでなく一般の演劇も、面白そうなものでチケットが取れればできるだけ見に行くようにしています。宝塚同様最近の劇場はすべて障害者に手厚く配慮してくれるようになっています。
ですが、劇場内ではどこも程度の差はあれ階段状の座席配置のため、移動は「バリア・アリー」(笑)、しかしこれも階段歩行の訓練と思って、積極的に見に行くようにしています。

ちなみに、この何年かの間に観た一般の演劇では、順不同で「タイタス・アンドロニカス」・「かもめ」・「グレイガーデンズ」・「レベッカ」・「黙阿弥オペラ」・「MITSUKO~愛は国境を越えて」・「秘密はうたう」・「キネマの天地」などが面白かったですね。
逆にイマイチだったのは、最新のものでは「アントニーとクレオパトラ」。ちょっと期待はずれでした。

ともあれ、宝塚未見の方は、ぜひ一度、足を運ばれることをお勧めします。
とくにこの「オーシャンズ11」、絶対観られても悔いのない作品だと思います。

大劇場では12月13日(火)まで、その後東京宝塚劇場で1月2日(月)から2月5日(日)まで上演されます。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする