思いつくままに書いています

間口は広くても、極めて浅い趣味の世界です。
御用とお急ぎでない方は、ごゆっくりどうぞ。

🔴 シジュウカラ 🔴

2021年08月29日 | バードウォッチング
明け方の雨音で目が覚めて、二度寝もならず、早めに起床。
 
2階の寝室の雨戸をあけていたら、ツツピー・ツツピーという聞きなれた鳴き声が飛び込んできました。
 
久しぶりのシジュウカラです。
 
声のするほうに顔を向けたら、向かいの家のアンテナに止まっている、小さな姿が見えました。
 
 
 
 
急いで階下にカメラを取りに行き、レンズを見て逃げないように、こっそりと寝室の中から撮りました。
 
まるで狙撃手です。したことないけど。
 
一羽かと思っていましたが、よく見たら二羽でした。
 
屋根瓦に飛び降りたり、
 
 
 
電線に飛び移ったり、
 
 
 
しばらく愛らしい姿を見せてくれました。
 
それをファインダーで追いながら、「あ~、これこれ、この感じ、久しぶりやな~」とその感覚を思い出していました。
 
鳥見に行けなくなってもう5か月。
 
しみじみ懐かしく、また嬉しかったです。
 
やがて二階から見えない場所に移動したので、居間に降りて探したら、まだ近くにいてくれました。
 
そのうち遠いけど、順光の位置に移動してくれたので、曇天でもなんとかきれいに撮れました。
 
 
何かのパイプのようなところに止まって、しきりに中をのぞき込みながら、さえずりは続いていました。
 
 
 
 
 
 
それに誘われたのか、シジュウカラが去ったあと、入れ替わりに最初のアンテナに二羽のキジバトが来て、のどかな鳴き声をきかせてくれました。
 
 
 
 
今はまだ、鳥見を再開できるメドは全くないけど、久しぶりにシジュウカラを見て、きれいな鳴き声も聞けて、望外のひとときでした。
 
改めて、早くコロナが収束して、鳥見に行けるようになることを祈るばかりです。
 
 
 
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🔵 スプリンクラーの開栓・調整に行ってきました 🔵

2021年08月27日 | DIYな日々
 ↑ 欠けた鼻を整形してやったタヌ君が出迎えてくれました
8月26日に、久しぶりに堺の百舌鳥N家庭園に行ってきました。
長く降り続いた雨で止めていたスプリンクラーの開栓のためです。
 
春は、麦畑の周りのネモフィラとチューリップが咲いて華やかでしたが、今は麦がサツマイモに変わり、その横はサトイモとカボチャという、地味~な景色になっています。(^^;)
 
開栓準備のためスプリンクラーの位置を確認しましたが、サツマイモとメヒシバに覆われて全く見えない。
 
何とか見つけて、とりあえず散水空間の確保のため、スプリンクラーの周囲のイモや雑草の葉の刈り取りを始めたら、カボチャを発見。
前日、畑仲間のTさんから「前に行ってカボチャを探したけど見つからなかったので、探してみてください」と頼まれていたので、ラッキーと思ったのですが。
持ち上げたらナメクジが二匹取り付いていて、結構深い穴をあけていました。ガッカリ。
ツルは枯れていたので、カボチャは熟して落ちたと思いますが、ナメクジは寄生虫や病原菌の宿主となっているので、持ち帰るのは断念しました。
 
他にカボチャがないか、しばらく探しましたが見つからず。
 
施肥は十分なのに、なぜか蔓が細く、葉も小さいので、実がついているように思えず、探すのはやめました。
 
写真を撮ってから、その旨連絡して、スプリンクラーを開栓しました。
 
念のため、水の飛散範囲を確認したら、建設工事中の南側の隣接地と、東側の道路にも水が越境して飛んでいるのがわかったので微調整。
散水範囲が敷地内に収まっているのを確認して作業は完了。
その後、もうひとつの懸案だった、WiFiモバイルルーターが使えるか試してから(ドコモのデータSIMでOKでした)、庭をつくづく見ていたら、たくさんの山茱萸の実に気づきました。
 
ハナミズキとそっくりな、赤くてきれいな実です。
 
 
帰宅して調べたら、よく熟した実は食べられるとのことでした。
 
しかも熟したのを乾燥させて種を抜いたものは、滋養強壮の漢方薬の材料になるそうです。
 
さらにWiKipediaによれば、
「山茱萸の果実酒は疲労回復、滋養強壮、冷え症、低血圧症、不眠症などに用いられ、水洗いした生果実を3倍量のホワイトリカー(焼酎)に入れて冷暗所に3か月おいてから、適量のグラニュー糖などを入れてさらに20日ほど熟成して、就寝前に1日に盃1 - 2杯程度で飲用する。また、赤く熟した果実を使ってジャムなどにしてもよい。」
とのことです。これは活用しなくてはね。
 
ということで、まだまだN家の庭は私たちを楽しませてくれそうです。
とりあえず私は、連れ合いがその花を好んで絵手紙に描いていた、山茱萸の実の収穫時期を探ることにします。
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🔵 結局ノートパソコンは、再入院してSSDに交換 🔵 

2021年08月23日 | パソコンあれこれ
先日退院したノートパソコンの続編です。
やっぱりHDDの遅さが気になったので、KさんにSSDに交換しませんかと打診。
「お願いします!」との返事で再入院です。
彼の使用状況から、まだ高価な1TBはまず不要ということで、手ごろな500GBのSSDに交換することにしました。
6千円台で入手出来ますからね。
で、昨日木曜日に配達されたので、さっそくクローン開始。
↓ 元のハードディスクを取り出します。
USBにハードディスクとSSDをつないで、クローン化開始。
一時間半ぐらいで完了したので、爆速を確かめようとパソコンに装着したのですが・・・。
起動しない。(^^;)
というか、起動ドライブがないというエラーメッセージ。
 
あわててUEFIメニューで起動ドライブを確認したけど、ちゃんとSSDの接続は確認されて問題なし。
焦りまくりました。
そのうち気づいたのが、BIOSじゃなくてUEFIということは、HDDはGPTのはずじゃね?と。
でもSSDはMBRだったりしてと、思い至りました。
鈍感やね~。
で確かめたら、やっぱりもとのHDDはGPTなのに、 SSDはMBRでした。
てっきりそれも含めてクローンされると思っていた。(^^;)
ということで、Windows10の「コントロールパネル」のディスク管理で、MBRからGPTに変更し、またクローン化のやり直し。
待つことしばしで、クローンは完了し、パソコンに戻したのですが・・・・。
まだ起動しない。(^^;)
ただし今度は、SSDドライブからの起動になっているけど、Windowsの起動エラーということです。
なので、Windows10のインストールディスクで起動して「自動修復」を試したのですが・・・。
何度やってもSSDから起動しない。 
それでまた考えて、エラーの原因は、UEFIのセキュアブートをオンのままでHDDをSSDに交換したから、ブート領域の異常ということで、起動しなくなったのではという結論に。
原因はほぼそれみたいけど、ではどうしたらそれを修復できるのかね~。
途方にくれました。未体験ゾーン。今まで経験したことがない災厄到来。 
(自業自得ですけど)
でもね。
そんな私のために、今はネットという心強い味方がいます。
で。
探して得られた解決策で一番有力そうな、以下の作業を試すことにしました。
まずUEFIのセキュアブートを無効にしてから、「インストールDVD」でPCを起動して、「コマンドプロンプト」で
「bootrec /Rebuildbcd 」
「bootrec /fixboot」
と入力して、ブート領域の修復を試しました。
でもまだ駄目。
なので、さらにコマンドプロンプトから
「diskpart」
「diskpart> list volume」
と入力して、表示されたパーティションの一覧から、ブート領域(なんとFAT32!)を見つけました。
でもそのパーティションは、ドライブ番号はあってもドライブレターがないので、
diskpart> select volume X   ←(Xはドライブの数字です)
diskpart> assign letter=b:    ←(bはドライブレター例)
diskpart> exit
と入力してBドライブ(ドライブレターがあいていたからね)に指定。
つづいて、
cd B:
でBドライブに移り、
b:> bootrec /Rebuildbcd
b:> bootrec /fixboot
b:> bcdboot c:Windows /l ja-JP
b:> exit
と入力して修復を終了しました。
 
これでブート領域の修復ができたはず。(^_^;)
このあと、ドキドキしながらインストールDVDで「スタートアップ修復」を実行して起動するか確認しました。
この時、「スタートアップ修復」を2回するのがキモらしいのですが、私は1回で無事起動しました。
やれやれです。
もう脱力。一時はどうなることかと。
しかしネットはありがたいですね。ちゃんと教えてくれるから。
苦労のおかげで、パソコンは超快適になりました。
まあSSDのパソコンとしてはフツーですが。(殴)
いろいろ悪あがきしたおかげで、また知識は増えました。このあと、役に立つかどうかわからないけどね。(^^;)
でも、MS-DOSでコマンド入力に馴染んでいたので、作業は全然苦にならなかった。
第一、コマンド入力って、ダイレクトにパソコンを操作しているようで、楽しいしね。
いくつになっても、修行の道は尽きることがありません。
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🔶 やっとパソコンが退院 🔶

2021年08月16日 | パソコンあれこれ
先月初めにうちの組合員Kさんから、診察と治療を依頼されたノートパソコン。
 
1か月以上入院して、やっと今日退院です。
 
なんで退院が遅くなっていたかというと。
 
私がサボっていたから。(殴)
 
でもそれにもわけがあって。(←言い訳してる~ (^^;))
 
1年前、彼のデスクトップPCの不調を直してあげたので、ノートがなくてもそんなに不自由しないだろうとタカをくくっていた。
 
でもさすがに1か月も放置するのはあんまりなので、ようやく今月に入って診察と治療開始。(殴)
 
NECのPC-NS350BAWという15.6インチ液晶のノートです。
 
私はこんなデカいノートは好きじゃないから、絶対買わないけど。
 
 
症状は、とにかく動作が超緩慢。
 
まず電源オンして、P.O.S.Tが終わってOSが起動し、「ようこそ画面」からデスクトップ画面に遷移するまでが超遅い。
 
さらにその後、アプリを立ち上げようと、デスクトップのアイコンをクリックしても、なかなか立ち上がらない。
 
まあとにかく、すべてが愚鈍。打てど響かず。
 
それに加えて、バッテリーが寿命ですよ~、みたいなポップアップがしょっちゅう出てくるし。
 
ACアダプターを接続しても、バッテリー残量が10数%のまま一向に満充電にならないという症状で、Kさんも「もうバッテリー、交換したほうがいいのでしょうか」と心配そう。
 
そのためにPCも、バッテリーの残量低下でCPUのクロックが強制的に下げられて、さらに動作が遅くなっているようです。
 
ということで、まずやったことは。
 
国内メーカーのパソコンに共通した問題ですが、プリインストールされているけどほとんど役に立たないか、あるいは「制限解除したかったら正規バージョンを買いましょう」みたいなお試しアプリを一掃することです。
 
それも、アプリのアンインストール機能は使わず、専用のアンインストーラーでインストール時に変更されたレジストリごと根こそぎ削除。
 
組合事務所で、手始めにいくつかKさんにやってみせただけでも、はっきりわかるほど早くなりました。
 
だけど、やはり一番のネックはHDDです。
 
SSDの快適さに慣れたら、HDDの遅さは耐えられない。
 
でも、まあ安くなったとはいえ費用もかかるし、とりあえずHDDでもそこそこ使えるようにと、Kさんの了承を得て、メモリーを倍にしました。
 
既設の4GBに新たに4GBを加えて8GBに増量。かかった費用は2,200円でした。
 
ひっくりかえして、メモリーのカバーを外します。
 
 
 
 
 
 
これで、メモリ不足を遅いHDDでスワップアウトしなくなるので、処理が格段に早くなります。
 
増設したメモリのサイズに合わせてページファイルを再調整したら、デスクトップの表示までの時間はあまり変わらないものの、いったん立ち上がったあとは超快速になりました。
 
バッテリーは、PC内にインストールされていた「バッテリ・リフレッシュ&診断ツール」でバッチリ回復しました。
 
 ↓ ピンボケ~。(^^;)
 
まるまる1日かかったけど。(^^;)
 
でも感心したのはそのバッテリーリフレッシュツールの出来の良さ。
 
ACアダプター接続のまま(!)、バッテリーを0%まで完全放電し、その後ゆっくり充電しながらバッテリーを回復させるという優れものでした。
 
Windowsを起動したままで、こんな操作ができるというのは大したものです。
 
というわけでバッテリーは完全に復調し、起動時に時間がかかるものの、アプリはストレスなく使えるようになったので、今日Kさんに引き渡しました。
 
喜んでくれました。
 
あともう一台、続いて修理依頼された組合委員長のデスクトップパソコンがあるけど、これはさらに難物です。
 
でもやらなくてはね。
 
 
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🔵 やさしいメジロ 🔵

2021年08月16日 | バードウォッチング
最近また、去年のようにメジロが我が家の近くに来て、朝から夕方まで、きれいな鳴き声を聞かせてくれています。
 
多分、去年と同じメジロだと思う。
 
 
 
 
というのは、このメジロ、シジュウカラの物真似が好きなのか、必ずさえずりの中にツツピー、ツツピーというフレーズを入れて鳴きます。😅
 
 
 
 
去年初めて家の近くでさえずりを聞いた時、それに気づいて、シジュウカラの真似をしているなと思いました。
 
今年も久しぶりにきてくれて、かわらず元気そうな様子だったから嬉しかった。
 
近くでシジュウカラもよく鳴いているので、聞き覚えたのかも。
 
鳥見出来ない私を慰めてくれる、感心なメジロです。
 
写真はスマホで撮りました。いま時のスマホは大したもの。
 
おまけに、同じとき撮った旅客機の画像です。↓ ほんとの機影はもっと小さいので、トリミングしています。
 
 
機種はHuawei P40 Pro。これが私の生涯最後のスマホになるでしょう。
 
え、誰がそんなこと信じるかって? 
 
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▢ 「森 フォレ」 三重苦の観劇でした ▢

2021年08月10日 | 観劇メモ
日曜日、3年ぶりに兵庫芸文センターに出かけてきた。
楽しみにしていました。
 
先行予約で取れた席はまあまあでも、つれあいとよく通った劇場に、3年ぶりに行けるだけでワクワク。
 
もう戻りようのない日々ですが、せめてその余韻だけでもどこかに残っていたらと思って。
 
早めについて、チケットの発券手続きも済ませて中ホール前に行ったら、確かに懐かしかった。
↑ 花は一つだけでした。
 
でもね。
 
肝心の観劇が三重苦だった。
 
まず寒かった。
 
この劇場がどんなに寒いか、コロッと忘れていました。
 
なので、無謀にも半袖のポロシャツで出かけたのが運の尽き。
 
開演後すぐ、ヤバい!と思いました。どんどん両腕が冷えていくから。
 
でも最初の幕間で、公演予定のチラシが入ったポリ袋を2つ確保して、底に穴をあけて腕を通したらなんとかしのげた。
 
もっと致命的だったのは、肝心の話が、いくらセリフを聞いていても、見えてこない。
 
まあね。
 
少しは予感していた。
 
この劇場では、レバノン出身の劇作家ワジディ・ムワワドの“「約束の ⾎」4部作”シリーズのうち、『炎 アンサンディ』(2014年初演、17年再演)と『岸 リトラル』(17年戯曲リーディング公演、18年本公演)が上演され、私たちは『炎 アンサンディ』の初演と再演を観ていました。
 
今回はそのシリーズの第3弾、『森 フォレ』でした。
 
でもチケットを申し込むときチラシを見てすでに不吉な予感。
 
粗筋を見ても、どんな話かわからないというのはちょっとヤバそうと思って。
 
なのに何でチケットを買ったかというと、つれあいが長年ひいきにしていた麻実れいさんが『炎 ・・・』に引き続いて出ていたから。
 
感想を遺影に報告できたらいいなと思ったし。
 
でも甘かったね~。
 
まだ『炎 ・・・』ではなんとか話について行けたけど、今回の舞台は、開演後すぐに、もう登場人物のセリフが理解できない状態。
 
 
役者全員が良く響く声で、活舌もよく熱演しているのに、セリフの意味が全くわからないという舞台はつらいです。
 
しばらくしたら、あちこちでコックリとされている方が・・・・。
 
幸いというか不幸というか、私はとにかく寒くて寝てられなくて、二幕まで起きていました。(殴)
 
でもストーリーは全く理解できず。

一幕目は分からなくても、二幕から俄然よく話に入り込めるという舞台も、よくあるんですが。

今回はますます分からなくなって。
 
観ながら、役者が力演しているのには感心したけど。
 
ポリ袋のおかげで三幕目から寒くはなくなってきたけど、今度はお尻が痛い。
 
何度も態勢を変えなければ座っていられないほど。
 
いえ、痔ではなくて。(^^;) 
 
椅子がね~、どうにもよくない。
 
というわけで残念な観劇でしたが、それでも三幕目になってようやく意味の分かるセリフになってきて、進行になんとかついて行けました。
 
でもその段階ではもう全体像がつかめず、チラシにいう「6世代と2大陸にまたがる時空を超えた壮大な叙事詩の集大成」の意味は全く分かりませんでした。
 
まあこれまでも何度か、こんな舞台あったけどね。今回はその中でも最強クラスかな。(殴)
 
でも最後は客席全員がスタンディングオベーション。私の席の前後左右で舟をこいでいたみなさんも、もちろんスタンディングして力強く拍手されていました。
 
その気持ち、痛いほどわかるわ~。
 
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🔵🔵 珍客来訪 🔵🔵 

2021年08月06日 | 日記
コロナ禍のため、鳥見によく出かけていた馬見丘陵公園は「大阪からの来訪者お断り」状態が続いているので、ずっと行けない状態が続いています。
そんななか、今日、鳥見で重宝していた双眼鏡のことを思い出して、手振れ防止用のバッテリーをチェックしてみました。
長く充電していないから、どうなっているかなと思って。
でも、小さいバッテリーなのに、スイッチを入れたらちゃんとLEDが点灯しました。
 
「まだ生きているよ~」みたいに。
 
それでうれしくて、双眼鏡でベランダの植木鉢に勝手に生えてきたエビヅルの葉を見てみたら。
 
葉の上に、何かピカピカしたものが乗っている。
よくよく見たら、タマムシでした。
 
超久しぶり&意外。
 
すぐ硝子戸をあけて近くで見たら、やっぱりきれい~。
 
急いでスマホを取り出して、台風の余波の風でひっきりなしに揺れる葉の上のタマムシを撮りました。
 
ただね。
タマムシを見ながら、同じ甲虫類(こうちゅうるい)のゴマダラカミキリを思い出して、こいつもひょっとしてとんでもない害虫じゃないかなと疑念が湧いてきました。
 
以前、ゴマダラカミキリがバラに来ていたのを見つけて、子供みたいに無邪気に葉をかじらせたりして遊んでいましたが、その後、その幼虫が庭のバラやケヤキの幹に穴をあけて、バラはそれが原因で枯死。
 
それ以来、ゴマダラカミキリは見つけ次第、躊躇せず殺処分。
 
それで、タマムシもきれいな外見に喜んでいたら、またえらい目に合うんじゃないかなとね。
 
でも確証はないので、撮影後もそのまま眺めていたら、やがてどこかに飛び去りました。
 
で、早速Wikipediaにお尋ねしたら。
 
やっぱりね。
 
正確にはヤマトタマムシといい、
「幼虫は幹の奧深く楕円形の穴を幹に沿って開けて食害するため、表面からは見つけにくい。風雨で幹が折れたり木が倒れたりする事故の原因となり得る害虫であり、果樹園経営者や庭師などには忌み嫌われる。
とのこと。
 
でもタマムシはゴマダラカミキリほど食樹の範囲が広くなさそうなので、あまり目の敵にするのもね。
 
それどころか、最近は生育環境が悪化して、
宮城では絶滅危惧I類山形・茨城・東京・群馬・長野では絶滅危惧II類千葉・高知・宮崎・長崎・熊本では準絶滅危惧種に指定されている
とか。
 
それと、警戒心が強くて人間が近づくとすぐ逃げるとも記されていました。
 
だったら、今日スマホを近づけても全然逃げなかったのは、本当にラッキーだったのかも。
 
おもいがけない珍客訪問で、ちょっぴり得した気分になりました。
 
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