思いつくままに書いています

間口は広くても、極めて浅い趣味の世界です。
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Mavic Proのモニターに格安SIMを入れてスマホデビュー

2017年07月24日 | DIYな日々
前回の通り、ほぼ1年ぶりに、ドローン隊に新機種・Mavic Proが加わりました。


通常のセットではなく、バッテリーが3本、カーチャージャー、充電ハブ、バッグ、予備プロペラなどが付いてくるfly more Comboセットでしたが、モニターだけは別でした。

送信機の構造上、そのままでは私の手持ちの7インチタブレットは装着不可。

なので、別途適当なものを物色して、結局ZTEのBlade V580にしました。




ほとんど何の知識もないまま、ただ12,000円以下!の破格の値段と5.5インチ液晶パネルというだけで選びました。

でも実際手にしてみると、よくできていて、なかなかの優れものです。


スペックとしても、超薄型の筐体に64bit オクタコアCPUと5.5インチフルHD液晶、3000mAhバッテリー、背面指紋認証センサーがついていて、真夏晴天の屋外でもきれいにDJI Go4の表示が読み取れるという優れモノ。これがビックリの12,000円以下で買えるのですから、いい時代になりましたね。
ただし、付属品は充電アダプターとSIMトレイの取り出し用ピンだけで、説明書も超簡単。


で、DJI Go4とDJI Goをインストールして快適に使い始めましたが、Mavicだけでなく、BT-300より手軽なのでInspire1でも多用するようになりました。ただ、薄い筐体なので、熱がこもりやすく、画面の輝度を最大にすると熱暴走しがちになります。ということで、ギリギリ野外でも表示が読み取れる50%程度まで下げて使っています。

その後モニターとしては大満足で使っていましたが、気になるのが、起動するたびに出る「SIMが入っていませんよ~」みたいなメッセージ。それを見ながら、せっかくSIMフリースマホだし、これでスマホデビューもいいかもと思い始めました。

でも私は、ガラケーですら最近は全く不携帯。退職前はヨメさんとCメールのやり取りをしていましたが、退職後はそれもしなくなったので、ずっと充電台に置きっぱなし。なので毎月のauの請求も基本料金の1,300円ポッキリ

しかしスマホを使っている友人たちに聞くと、大体5,000円ぐらいの料金とのことです。ということで、もともと使う必要もあまり感じないスマホにそんな金額を払う気がせず、導入機運も薄れていきました。

そんな中、6月になって、プロバイダーのASAHI-NETから格安SIMの勧誘メールが来ました。

なんでも3ギガプランで月1600円(通話は別途従量制)とのこと。7ギガだと同じく2,600円になりますが、通話は極めてマレだし、アプリのインストールなどは家のWi-Fi経由でやればいいので、3ギガプランに決定。

支払いはこれまでのプロバイダーへの支払いと一緒。なので、購入手続きは本人確認の書類コピーを添付ファイルで送信するだけ。
すぐ認証も済み、まもなくSIMカードが送られてきました。私の携帯番号などヨメさん以外誰も知らないのでMNPも手続きせず。

送られてきたSIMカードはnanoSIMなので本当に小さいです。

これも簡単な説明書が付いているだけで、私はSIMの設定など全く知識がないのでプチ不安でしたが、いつものとおりなんとかなるだろう(殴)と、某日インストール開始しました。

この段階でDOCOMOの回線を使うことがわかりました。

といっても設定項目はそれほど多くなく、説明書と実際のスマホの画面と見比べながら入力して再起動したら、あっけなく繋がりました。

翌日、ボランティアの帰りにヨメさんの携帯にショートメールを送ったら、すぐ返事が来ました。

私   > 「これから帰るけど白菜買わなくてもいいかな?
ヨメさん> 「まあ買わなくてもいいかな
私   > 「了解
というやりとりです。(笑)

別の日には、
私   > 「今果物見ているけど、アンデスメロンは安いけど熟れすぎ。ライデンメロンは大きいけど高いので思案中。サクランボは少し高い品種しかないけど買うことにするよ。
ヨメさん> 「わかりました。まかせるのでよろしく。
私   > 「了解
という話で、通話はゼロ。(笑)
ちなみにメロンは買いませんでした。ヨメさんはガッカリしていましたね。
そして6月分のデータ使用量は、3ギガどころか700MB程度なので、今の料金プランで十分でした。

でも、スマホって使ってみると、結構便利ですね。(殴)

ショートメール(Cメール)の送受信もガラケーより使い勝手がいいし、万博公園や馬見丘陵公園などに出かけた際に、現場で見ごろの花とか、その場所が確認できるのも便利。パソコンメールがいつでもチェックできるのもいいし、何よりテザリングが重宝です。

最初はWi-Fiテザリングを試しましたが、これはWi-Fiがネックで遅すぎで、スマホのバッテリーの負担も大きいので却下。

次にUSBテザリングを試しましたが、これは十分実用的です。

Wi-Fi接続時のようなもたつきもなく、なにより使用中パソコン側から給電できるので、スマホのバッテリーの持ちを気にしなくてもいいのが便利です。

セキュリティでは指紋認証が便利。指をサッとセンサーに当てるだけで、スリープ状態から瞬時に復帰。認証に「めんどくさい」感がなくて実用的です。
↓レンズの下の丸い部分が指紋センサーです

というわけで、2か月たらず使ってみたら、スマホの便利さがよくわかりましたね。(←遅すぎ^^;)

5.5インチフルHD液晶なので、PC版サイトでも鮮明に表示できるし、64ギガのマイクロSDカードも本体内でフォーマットすれば認識されたので、以前大量に自炊した蔵書のPDFファイルを入れて読んだり音楽データを再生して聴けるので、7インチタブレットの出番は激減しました。

私のように、ショートメール中心で通話が少なく、データのダウンロードは自宅のWi-Fi経由でという者には、格安SIMのスマホは打ってつけです。

大体どこのプランでも似たり寄ったりですから、まだガラケーな人はぜひチャレンジしてみてください。

ちなみにBladeV580は今でもたまに量販店で1万円以下で売られたりしています。

今のところ不具合もないので、ドローンのモニターのみならず、格安スマホデビューの候補として検討されてもいいかなと思います。



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Mavic Proを飛ばしてわかってきたこと

2017年07月21日 | ドローンあれこれ
1年前に、当時大バーゲン価格のInspire1をポチッて、Gopro4とは格違いの高精細画質に満足していました。
当初不満だった飛行高度の自主規制も、その後のファームウェア更新で航空法範囲内の150mに設定変更できるようになって、さらに飛行回数が増えていました。

ただし、唯一の問題はそのデカいこと

なので空撮はプリウスで行かねばならず、「ドローン飛行はバイクが原則」という私のモットーに反するため(笑)、背負えるバッグを探していました。

そして某日、私でも買える価格のアウトレット品を発見。入手後は、それを使って出かけていましたが、何しろ重い。(^^;) 


なのでバッテリーを別のショルダーバッグ(これもロープロでした)に入れても、立ち上がる際などはのけぞりそうになります。(笑)


そんな中、昨年発売のMavic Proが、今年のゴールデンウィークを前にバーゲンされているのを見つけて、またまたポチッとな。相変わらず物欲に負けています。^_^;

5月5日にMavicが配達されました。
Mavic Pro FlyMore Comboというセットで2つの小さい箱に入っていて、取り出してみたら本当に小さい!!

一瞬「やっちまった!」感がよぎりましたが(笑)、落ち着いてよく見ると各部のつくりはしっかりしていて(と思いたい)、折り畳み式アームの関節精度も高く、簡単にはガタが来そうにないようなのでちょっと安心。(笑)

とはいえ、送信機も小さく見た目もかなりチャチで、まるでトイラジコン。(笑)

これで本当に「最大4kmの距離を実現する新しい伝送システム(海外仕様は7kmとのこと)」なのかと半信半疑。

ただ、小さいといっても、アーム展張時はPhantom2とほぼ同寸です。




でも軽いため、プロペラ径はPhantom2よりも小さく、ブレード幅も狭い。


ブレードは折り畳み式で輸送時も外す必要がないのは便利です。




以下は今まで飛ばしてみた感想です。
良い点は、
1. 小さいこと。手軽に出かけられるのがなにより。


2. 小さい機体と送信機なのに映像が途切れない。

3. IMUが二重化されていること、および障害物回避機能を備えていること。


4. ズームが使える。各種モードが使いやすい。

5. 小さくてもけっこう風にも耐えて画面は安定。

6. ブラブラ動いて頼りなさげなジンバルだが、動作は極めて安定している。

悪い点は、
1. 小さいこと。(笑) 
制限高度以下でも、モニターを見た後など、よく見失いそうになってあわてます。さらに機体が超ロービジ色なので、さらに視認性を低くしています。

2. レンズのオートフォーカスがすぐボケて、賢くないのが不満。なので、絶えずピント合わせをやらないとすぐボケる。パンフォーカスのほうが良かった。

3. 機体を小さくしたため内部の発熱がすごい。でも飛ばせばヒートシンクが効いて発熱は抑えられるが、飛行前のチェック時などはすぐ熱くなる。まあ仕様ですが。


とくに1の、レンズが勝手にボケるのが不便です。
飛行中はセンターフォーカススイッチを絶えず押して確認しないと、あとでガッカリします。

ガッカリといえば画質も、6月のファームウェア更新までは褒められたものではありませんでした。
一見きれいでも、細部にジリジリとしたノイズが出ていて、購入を後悔したりしたものです。

でも更新後は段違いにきれいで、Inspire1と比べてもそれほど遜色ない動画です。
先月も、いつもの場所で衝突防止機能とズームを生かして合歓の花がきれいに撮れて大満足。




最後に操縦性は、通常モードではモッサリしていますが、スポーツモードに切り替えるとさすがに速く、キビキビ。ドローンを飛ばすと必ずやってくるツバメたちも、追いすがるのに苦労しています。

逆に極スローな「トライポッド・モード」も、上記の合歓の花の撮影時などに便利でした。

便利といえば、セットに入っていたバッテリーパワーバンクアダプターが意外に役に立ちました。USBコネクタが2つついているので、現場で送信機やスマホの充電が同時にできるのが超重宝。放電させたいときにも使えます。


追加購入したバッグなど
はじめはキットについてきた純正バッグに入れて出かけていましたが、やはり充電器やレンズフィルター、レンズブロワーとかアクセサリなどは収まらないので、ネットでカメラバッグを物色。
結局ロープロのタホBP 150を購入しました。








剛性の高い作りでも極めて軽く、仕切りのレイアウトが自由なので使い勝手も良好。なにより量販店で実質6千円台で購入できたのがうれしい。

追加購入といえばNDフィルターも重宝しています。

今の時期必須のアイテムで、この製品↓が好感の持てる仕上がりで、装着方法も同種の製品では一番Good。


ということで、今のところ2か月で25回飛行して、目下我が家のドローンでは一番出番が多くなっています。

さて、このMavicを買って、私が格安SIMでスマホデビューしたお話は次回で。


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