風とカモメの街にて

60歳後半のスローライフから、タイトルを変更。今後とも、宜しく!
                   

束の間の息子との再会、ピアノの移動。

2022-04-17 15:42:47 | コロナ禍での日本帰国

金曜日は、改装の為、ピアノが置いてある部屋から、台所にピアノを先に移動することになった。
その為の、片付けなど、かなり大変だった。タンスも処分して、中身を押し入れ収納の引き出しに入れる作業。いろいろ捨てるものもあったり、粗大ごみとして出したり、大きなタンスは建築屋さんが処分してくれることになって、助かった。



昨日朝、近所のKさんが見に来てくれた。この方は、85歳という年齢だけど、とても若々しくて、部屋のインテリアやコーディネートが、とても上手な人で、台所に移動したピアノを見て、「これ、すごくいいじゃない!!」と手を叩いて絶賛してくれた。
私も、おととい、ピアノを台所に移動してから、このままの方がいいかも?と思い始めていた。
音の響きも、こちらの方がいいし、第一、明るい。そして暖かいので、ピアノを弾きたくなる。
いつでも気軽に弾ける感じ。

今までピアノが置いてあった部屋は暗くて、寝室には、いいかもしれないけど、音の響きも、それほど良くなくて、一日中、暗いので、何となく弾く気がしなかったのだ。それに、冬は寒い。
ガスストーブも使えないので、エアコンはあるけど、私はエアコンの風が苦手で、乾燥するから嫌いなのだ。



わが家で唯一、朝日が差し込む玄関。夫の作った花瓶に少し花を活けて。
母の手作りのドライフラワーも置いてる。

昨日は疲れていたけど、土曜日に息子が来ることになっていたので、(でも何時に来るか、本当に来るか、わからなかった。息子には、なかなか、連絡がつかないのだ)
そして、晩御飯、何が食べたいと聞いてみた。
すき焼きがいいか、焼肉がいいか、など。
でも、答えは「コロッケが食べたい」だった。

思えば、元夫は、息子が小さい時、時々、コロッケを作っていた。
私も手伝って作ったものだ。
60代ブロガーのダメ女さんが、よく実家のお母さんに送っていた手作りのコロッケ。
この前、コロッケを作ったのは、いったい、いつだったのか、何年前だったのか、思い出せない。
近くのスーパー3軒ほど、梯子したけど、どこも、牛ミンチが売っていない。
どこも、合い挽きミンチしか売ってない。
イギリスだとfat 5% fat 10% とかの赤身の牛ミンチが売ってるのに、どうして売ってないんだろう?
仕方なく合い挽きミンチを買ってきて作った。
面倒くさいなと思ったけど、頑張って作った。(;^_^A

何しろ、息子に会うのは、3年ぶり。
いつ会っても、息子は疲れ切った様子だった。
食べたいものを、食べさせてやりたい。ほんの僅かの時間しかいないのだから。



金曜日の夜、時間をかけて作った。

そして、昨日、息子が来たのは、何と夕方の4時、大阪の仕事先に立ち寄って来たそうだ。
ちょっと話して、そして、「サイクリングにでも行く?」と聞くと「うん」と言うので、
川沿いをサイクリングしてきた。
駅前でレンタサイクルが250円で借りれるのだ。
先日も友人が来て、やはり、一緒に川沿いをサイクリングしてお花見をしたのだ。
気持よかったし、久しぶりに、いろいろなこと、他愛のないことを喋り続けた。

息子も、昨日は、疲れた様子がなく、リラックスしているようだった。
ただ、子供たちのことが気になるようだった。
お嫁さんに3人の子供たちを任せっきりにして申し訳ないと言う気持ちだったようだ。



サラダは、マヨネーズじゃなくてドレッシングがいいと言うので、イギリスから持ってきたスペイン産のガーリックを潰して、エキストラバージンオリーブオイル、塩コショウ、酢、醤油などで、ドレッシングを作った。
そして野菜の味噌汁、ミョウガ入り。ほうれん草のおひたし。

自分で言うのも何だけど、すごく美味しいコロッケ、サラダも!
息子はコロッケを何と5個も平らげた。私は3個でお腹がいっぱいになった。
ご飯も食べきれず残した。

その後、少しだけテレビを観ながら、いろいろ話して、最後にピアノを演奏した。
45分くらい演奏してたけど、じっくり聞いてくれていた。
きっと息子が結婚する前は、こんな感じで話が出来たんだと思う。

ピアノ演奏の感想も言ってくれたし、こんなに親密な時間を持てたのは、本当に何年振りだろう。それから、息子もピアノをこの部屋(台所)に置いた方が、ずっといいと言ってくれた。

台所だと、明るいし、本当に、気が向けば、いつでもピアノを、弾きたくなる。
今朝は、朝食の後、息子と一緒に、少しだけ近くを散歩した。
息子は明日から、また仕事だし、遠い所から来てるので、朝11時半には駅に向かった。
出かける前、近くの川べりを少しだけ散歩した。
もっと一緒にいてほしかったけど、僅かの時間でも充実した時間が持てたことが嬉しかった。



鯉がいっぱい泳いでいる。

息子が帰ってしまった後の、淋しさ、空虚さ。
とても切ない気持ちになってしまった。
やはり、大事なたった一人の息子だ。
元気で幸せに暮らしてほしい。
夜遅くまで残業もこなしているというし、無理しないでほしいなと、
健康でいてほしいなと、心からそう願うばかりだ。

それにしても、息子が去った後の部屋は、どうしてこうも、淋しいんだろう。
心が、空っぽになったような気がする。

https://www.youtube.com/watch?v=32d7Od9WLVA

https://www.youtube.com/watch?v=eT0vU1_vvsw

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