翌週も柿仕事~
娘と次男も手伝いに来てくれて、
夫と四人で、もいで、剥いて、干して。
合間に木々の剪定をして、燃やして。
お昼は七輪で肉を焼いて
持参したおでんとおにぎりを食べた。
義母の体調は思わしくなく、
トイレまで歩くのも不自由なほどだった(汗)
このまま一人でここに置いておくのは無理、と判断。
仙台に連れてくることになった。
みんなで柿を剥いたり、座っていれば元気だが
一旦動こうとすると痛くて足が出ない。
いよいよ帰ると言うとき、玄関から降りることも出来ず
次男が背負って、何とか車に乗せた。
仙台の家は、駐車場から玄関まで階段があって
そこも次男がおぶって移動。
本人は
「大丈夫だ、行ってみるから。」と動こうとするのだが
どう考えても無理でしょ。
痛い方の足に重心をかけられないので
痛くない方の足が、まったく上げられないのだ。
月曜に病院に連れて行く予定だったが
私ひとりでは到底出来そうもなく・・・
本人も、骨ではない筋肉だと言うし
これだけ動けるのだからそうかな、という見解で
肉離れ的な何らかの痛みなのか?と推定。
(もちろん調べた方がいいけど・・・)
ケアマネさんに電話したら
介護タクシーを調べて教えてくれたが
数日様子を見ることにした。
本人曰く・・・良くなってると思う、と言うので。
かくして、2022シーズンの冬同居が始まった。
(多分このまま)
義母は意識が高く、頑張り屋で負けず嫌い。
昨日も、私が出掛ける前に
「トイレ行きますか」と声を掛けたら
「トイレは大丈夫。」ときっぱり断られた。
ひとりで行けるから、と言うけれど
その、時間のかかることったら。。。
最後は、廊下を這ってでも行っているみたいだ。
・・・・手伝った方がずっと楽に違いないのだが。
何しろ、自分の決めたことを譲らない性格なので
私もそれがわかっていて、
「おばあちゃんの一番ラクなようにしてくださいね。
手伝いますからね。」とだけ伝えて、あとは任せた。
私の手を煩わせるのが申し訳ないと思う気持ちはわかる。
このまま手伝ってもらっていたら何もできなくなる、という危惧と
自分でどれだけできるのかやってみたいチャレンジ精神も。
どうせ一日何もやることがなく、時間はたくさんあるのだから
リハビリだと思って好きにさせよう、と決めた。
(私もこういう年寄りになるのかな。
結構性格は似ている気がする・・・)
今日も今日とて、そんな攻防戦。
このまま様子を見ていて大丈夫かなあ?と不安もあるが
だからと言って、どうしよう。
介護タクシーなんて必要ないし
「気ままにさせといて。」と義母は言うが
見守りながら、もし改善に向かわなければ
また考えようと思う。
とりあえず、この様子では
お出かけはもちろん
二階の仕事部屋についてくることも出来そうもないので
その分私の自由度は増す・・・(笑)
私がいない時、夫が
「歯ブラシ忘れたから買いに連れてって。」と言われたらしいが
「無理無理!」と断ったと聞いて笑った・・・というか驚いた。
自分の今の状況、わかっていないのか?
「手伝うことあったら、させて。」とか
「洗い物、しますか?」とか言うけど
じゃあお願いします、とはならないよね。
わからないで言ってるのか、口先だけなのか。
そこが謎だけど
もちろん、悪気がないのはわかってる。
今まで苦労した人生だったんだろうなあ、と
そう言わざるを得ない、体に染みついた意識を思いやる。
うちではゆっくりしてていいんですよ、と言いたいが
義母もまた、夫と同じマグロ族なのだ。
じっとしているのが本当に苦手。
前回の続きの編み物を持ってきたことは知っているが
部屋に取りに行けないのもあって
まだ「編む」と言い出さないのがありがたい。
(これが始まったら、またつきっきりだ)
出来ればこのままで・・・・笑
私は今週も激忙しい。