abeドンの気ままな徒然日記

散歩をしながら、季節の移り変わりを、体で感じようと思っています。
趣味のラジコンクラブの様子をレポートしています。

冬至

2006年12月22日 19時19分20秒 | Weblog

今朝は小雨が降っていたので散歩は中止としました。
足の具合は大分良くなったのですが、まだ足首をかばって歩いているらしく足首以外が少し傷みます。
今日は冬至です、カボチャを食べ柚子湯に入って無病息災を祈りましょう。

 冬至に関するうんちく
太陽の高さが一年中で最も低くなります。そのため昼が一年中で一番短く、夜が長くなります。
この日を境に、一陽来復、日脚は徐々にのびていきます。
この日は冬至かぼちゃを食べて金運を祈り、冬至風呂(柚子湯)に入って無病息災を祈る行事を各家庭で行います。
◆ゆず湯 
ゆず湯に入ると肌がスベスベになる美肌効果があったり、冷え性やリュウマチにも効くし、体が温まってカゼをひかないとも言われています。
 これらの効能は、ゆずに含まれている芳香成分――精油の働きによるもの。
ゆずの精油にはピネン、シトラール、リモネンなどの物質があって、これらは新陳代謝を活発にして血管を拡張させて血行を促進。
ノミリンなどには鎮痛・殺菌作用があるので、体が温まり、カゼも治るのです。 
また、ゆずにも含まれているビタミンCが肌にいいことは広く知られており、リモネンは皮膚に膜を作って、
肌の水分を逃がさないようになっています。みかんの汁が目に染(し)みた!という経験が誰にも少なからずあるだろうけど、
実はこのリモネンが原因です。
 他にも香りのいいゆず湯はアロマテラピーのリラックス効果も期待できます。
 でも、ちょっと待ってください、何故、冬至に風呂なのでしょうか。 
この答えは「とうじ」という言葉にあるのです。 冬至の読みは「とうじ」。というわけで、湯につかって病を治す「湯治(とうじ)」にかけています。
更に「柚(ゆず)」も「融通(ゆうずう)が利(き)きますように」という願いが込められているのです。
 5月5日に「菖蒲(しょうぶ)湯」に入るのも、「(我が子が)勝負強くなりますように」という、ゆず湯と同じ「願かけ」なのです。

 ◆かぼちゃ 
 現在は野菜が季節に関係なく供給されていますが、西洋野菜が日本に入るまでこの時期に取れる野菜は少なく、
保存できる野菜も少なかったのです。
かぼちゃは保存がきき、保存中の栄養素の損失が他の野菜に比べて少ない。そのため、冬至の時期の貴重な栄養源でもありました。
 かぼちゃは、中央アメリカから南アメリカ北部を原産地とするウリ科の植物で、日本かぼちゃと西洋かぼちゃに大別できます。
 日本かぼちゃは、16世紀中頃ポルトガル船によってカンボジアからもたらされ、「かぼちゃ」の名は、このときの伝来先に由来しています。
 江戸時代に普及しましたが、江戸時代中期から風邪や中風の予防にかぼちゃを冬至に食べる風習が根付いたといわれています。
これは、当時、冬場に野菜がとぎれてビタミン類が不足することからで、これは、日本かぼちゃしかない時代に始められた風習です。
 西洋かぼちゃは、肉質がほくほくしているところから栗かぼちゃとも呼ばれていますが、
西洋かぼちゃは、幕末にアメリカ人が持ち込んだのが最初で、その後、明治初期に開拓使によってハッバードなどの品種が導入され、
その後、甘みの強い「えびす」や「みやこ」などの品種が育成され、現在では、このハッバード系のかぼちゃが全消費量の多くを占めています。
 かぼちゃの栄養成分の特徴は、なんといってもカロチンを多く含んでいることです。
カロチンは、体内でビタミンAにかわって肌や粘膜を丈夫にし、感染症などに対する抵抗力をつけてくれます。
「冬至にかぼちゃを食べると風邪をひかない」といわれるのはそのためです。・・・・・・・・伝次郎の平成暦より