4日の水揚げ後、5日は休みで
6日朝4時、弟と一緒に女川港に向かった。
天気予報は日本海にある前線を伴う低気圧が近づいてきており、
「今夜半まで天気が持ってくれればいいけどなぁ」とか
言いながら女川港に到着「気を付けて頑張ろう!」と
言い合ってそれぞれの船に別れました。
氷を仕込み、7時30分女川出港、微速で北上漁場向け!
13時30分漂泊、15時20分スタンバイ!
付近を調査し、航走ストップ!
魚群探知機には大きな反応がありました。
17時から操業開始、
3回の操業後、航走、操業3回を3度繰り返し
21時30分、9回目の操業後、終わり!
北緯38°58” 東経142°46”付近
操業が終わっても魚群探知機に映る反応が濃い、
漁労長の無線連絡で僚船2隻が集まり群れを預け
我々は久々に、みやげ魚の箱詰め作業。
途中、雨が降り出し、
「風邪をひくと大変なので、
服と合羽を着替えて作業するように」と
漁労長の声ががマイク越しに響いた。
汗でぬれたシャツと合羽を着替えて
作業を再開し、荒天準備も行い、
全作業を終えたのが0時!
幸い、帰途航走中は雨だけで
海があまり時化ないうちに女川港着!
7日5時30分、女川入港。
いつものように、すぐ水揚げが始まると思い
水揚げの準備をしていたら、各船と市場との
やりとりで、今夜は強いかわせの風(西風)が
予想され、各船ともに今日は出港せず休むとの事で
本日、女川港へ入港予定の船の水揚げを
7日と翌8日に半々に分散させる事になったらしい。
我々は明日、8日の水揚げです。
弟等は今日の水揚げとなり、駐車場で、
電話を入れたが水揚げ最中で連絡が取れず
一足先に帰宅の途につきました。
帰宅後電話があり、
「夕方から風が強くなりそうなので船に残る」と。
多分そうなるのではないかと思っていました。
1船の最高責任者は、責任重大ですから!
7日の朝に水揚げして休んでいた友達との電話では
明日、全さんまの会議があるらしく、そこで
「TACの残量から終漁日時が決められるのでは?」
と まだ正確な終漁日は定かではないようです。
自宅の窓の外は、西風が強くなってきました。
暦の上では「立冬」季節風が日一日と
落ち葉を増やし冬の訪れを運んで来ます・・・
早速、夕方からは一時的に寒気が流れ込み
明朝は寒くなるようです。
風邪などひかぬように、しっかりと体調管理!