平成18年、秋刀魚漁の最終航海は
18日7時30分、女川出港!コース 195°南下!
前回の記事(秋刀魚漁30航海目!)で
今年の秋刀魚漁は常磐、房総沖での操業は
無いようです。 と投稿しましたが
予想に反して向かった漁場は常磐沖!
塩屋崎の南東、福島県小名浜港沖でした。
15時スタンバイ、17時から操業開始、水温18℃
典型的な壷サンマで、移動無しで操業。
22時には漁獲量に達しました。
その後、今年最後のみやげ魚の漁獲となりましたが、
日付けが変わる頃から潮が変わり
サンマの灯付きが悪くなり、数回操業
2時より北上帰途航走、女川向け!
今日出港した友達と
金華山の南で、すれ違い
我々は帰港中、友達は沖出し中!
お互いに切り揚げ後の飲み会を
楽しみに、平成18年秋刀魚漁の最終航海!
10時30分、女川港に入港すると、対岸では
先月、座礁した「第七千代丸」の船体引き上げ作業で
引き上げた船首部を海上保安部の検分中でした。
我々は
無事に
切り揚げましたが
海に散った僚船、そして犠牲になった方々の御冥福を祈ります。
23日には合同慰霊祭が行われますが
本当に痛ましいです!
海難事故が起こる度に海難遺児も増えます。
なんとも言い難い悲劇が無くなる事を願って止みません!
20日、朝5時からの水揚げで今年の航海が終わります。
その後、秋刀魚漁の漁具の取り外し作業を
女川港で行い、船を八戸港に廻航し
漁具を倉庫に収納し、18年「第二源榮丸」での
作業が終了となります。