「皮肉なものでTAC追加と同時に漁が低調に」!
(このまま漁が低調で推移するとは思えませんので、
次に形成されるであろう漁場に期待です)
13日朝8時30分、女川港出港、
まだうねりが残る三陸沿岸を北上!15時20分スタンバイ。
16時30分、宮古の北沖から調査開始!
集魚灯の灯りに跳ねるサンマを見ると
ジャミ(小)が多いようでしたが、漁獲してみると(中)が主体。
日暮れから僚船の連絡を聞くと「薄群操業中」との事、
我々もそうでしたが…
操業回数も増え、10回程の操業で約45トン、
その後沖側、南側、と調査航走。
これまで澄んだ青色系の水色だったのが、
トドヶ崎沖で緑色系の濁色に変わったポイントで
漁獲したサンマは(大、中)主体で(小)の割合が少なかった。
しかし群れ自体が薄く1回の操業での漁獲量は数トンで、
操業回数の割には魚艙が埋まらない。
明けの明星が輝き始め、沖の方の空が薄明るくなり、
洋上で朝を迎えました。約70 トンの漁獲で沖泊り!
(全般的に漁模様が低調でした)
久々のオールナイト操業は
今期、短時間での操業に慣れてしまっていた瞼を重くし、
例年なら感じない程の睡魔に襲われ、
14時にエンジンが始動するまで爆睡!!
(みんなそうだったようです)
14時から漁労長は調査を始め、
我々乗組員は15時30分頃から夕食を取り、
甲板に集まって準備を整えました。
17時30分から操業開始も、それまで穏やかだったのが嘘のように
季節風が強く吹き始め陸寄りに調査航走、
トドヶ崎沿岸約4哩付近で操業再開!
ここで纏まった漁獲があり、21時終わり。
強い季節風の中を微速(570RPM)で南下、女川港向け!
15日朝5時入港、水揚げ後出港予定。