片倉城跡公園近辺のお散歩です。
片倉城跡公園の水辺では今キショウブ(黄菖蒲)が見頃です。
池ではスイレン(睡蓮)が早くも1輪咲いていました。
林下ではオカタツナミソウ(丘立浪草)がだいぶ咲きました。シソ科の多年草で花序はタツナミソウより短く茎の先に固まって花が付く。
アヤメも1株だけ咲いています。
日当たりの良い場所ではニガナ(苦菜)が沢山咲いています。キク科の多年草で舌状花(花弁に相当)は普通5枚ですが6枚や7枚のものもあります。
片倉城跡公園の上の広場にあるセンダン(栴檀:センダン科の落葉高木)には多くの蕾が付いていましたが、数輪だけ咲いていました。雄蕊は10個ですが紫色の花糸が合着して雄蕊筒を作りその中に筒より短めの雌蕊が付いています。
畑地の林縁にスイカズラ(吹葛)が多く咲いていました。スイカズラ科の半常緑つる性木本で花は咲き始めは白く、次第に黄色くなり、2個づつ並んで付くのも面白い。
片倉つどいの森公園の広場でもヤセウツボが出ており、畑地ではカボチャの花が咲いていました。
湯殿川や片倉つどいの森公園等でオオキンケイギク(大金鶏菊)が沢山咲いていました。北アメリカ原産の帰化植物でキク科の多年草。特定外来生物に指定され栽培、運搬、販売等が禁止されています。
その他に
道端でムラサキツユクサの白花と紫色の花が
片倉城跡公園でセイヨウシャクナゲが
カルミアの1品種が咲いていました。北アメリカ東部を原産とするツツジ科の常緑樹で庭や公園に植栽される。金平糖に似た蕾が特長的で色が濃く花より綺麗な品種もある。
最後に今日出会った蛾はシャクガ科ヒメシャク亜科のフタナミトビヒメシャクです。開張20mm前後の小さな蛾です。
以上