4月18日。ワダソウを見たくて小宮公園を訪問しました。
ワダソウ(和田草:ナデシコ科ワチガイソウ属の多年草)はもう遅いかと思っていたのですが、赤い葯が落ちていたものが多かったものの、何とか残っているものがありよかったです。「しろはらの小道」付近より「みずき平」、それよりも「ひよどり沢」に新鮮な花が多く残っていました。花の雄蕊は10個あり赤褐色の葯が付く。名前は長野県の中山道にある和田峠に因む。

まだ早いかと思っていたクチナシグサ(梔子草:ハマウツボ科クチナシグサ属の越年草で半寄生植物)があちこちで咲いていました。自分で光合成もするが他の植物の根に寄生し養分を取ることもします。名前は果実がクチナシの果実に似ているため。

ほかにも種々の花達が咲いていました。
スミレではタチツボスミレがここでも多く咲いていますが、その中にアカフタチツボスミレ(赤斑立坪菫)が一株ありました。葉の葉脈付近が赤(紅紫色)くなっているタチツボスミレです。ご覧の通り花のすぐ下に葉がありますが葉脈あたりが赤くなっています。

他のスミレではマルバスミレとニョイスミレが咲いていました。
マルバスミレ(丸葉菫):ご覧の通り幅丸いスミレです。

ニョイスミレ(如意菫:別名ツボスミレ(壺菫)):小さな菫で他のスミレより遅く咲き始めます。

スミレ以外でも
ウマノアシガタ(馬の足型:キンポウゲ科・属の多年草):名前は葉の形(1枚目の写真の右下の葉)がウマノアシガタに似ているというのですが?上部の葉は2枚目の写真の花のすぐ下にある葉の通り無柄で線形に深裂します。

くぬぎ平でエビネ(海老根:ラン科エビネ属の多年草)が早くも咲いていました。

チゴユリ(稚児百合:イヌサフラン科ホウチャクソウ属の多年草)も咲き始めです。

雑木林ホール前の花壇でキバナオドリコソウとバイカイカリソウが咲いていました。
キバナオドリコソウ(黄花踊子草:シソ科オドリコソウ属の常緑多年草):ヨーロッパ東部~西アジア原産の園芸植物。

バイカイカリソウ(梅花碇草:メギ科イカリソウ属の多年草):花に距がなく形が梅の花に似るイカリソウ。

樹木の花では
公園入口にヒメコウゾ(姫楮:クワ科コウゾ属の落葉低木で雌雄同株・雌雄異花)の雌花が咲いていました。

園内にはオトコヨウゾメとヒメリンゴが満開です。
オトコヨウゾメ(漢字不明。スイカズラ科ガマズミ属の落葉低木):ガマズミの仲間なので秋には赤い実をつけ紅葉も綺麗です。ガマズミも花が咲いているものが1本ありました。

ヒメリンゴ(姫林檎:バラ科リンゴ属の落葉小高木):ピンク色の蕾が可愛い。

かわせみの小道でガビチョウの親子に出会いました。雛は鳴きながら羽根を震わせて餌をねだっているのが可愛かった。

今日出会った昆虫はムナビロアカハネムシとバラシロエダシャクです。
ムナビロアカハネムシ(胸広赤翅虫:アカハナムシ科・亜科・属の甲虫):雑木林の縁あたりで5~6月に普通に見られますが、赤い羽根なのでよく目立ちます。よく似た仲間が多いので同定が難しいですが違っていればご指摘ください。

バラシロエダシャク(薔薇白枝尺:シャクガ科エダシャク亜科の蛾):翅の黒い模様は変化が多い。花の蜜を食し、幼虫はバラ科の葉を食べる。

以上

