今日は長沼公園方面へのお散歩です。
途中の公園にあるメタセコイアは雄花序の花芽を沢山つけていました。10月頃から枝の先に果実のように見える雄花序を付け垂れ下がります。花期は2~3月です。
道路の縁に白い花があったので何かと思い撮影して帰宅してから調べてみるとフウセンカズラの花でした。果実はよく見たのですが、花を見るのは初めてです。
長沼公園に入り霧降の道では
ヤクシソウが咲いていました。
スズメウリの果実が沢山生っていました。
キバナアキギリが一輪咲き残っていました。
ここにもキッコウハグマがありました。今までは閉鎖花しかなかったが、今年初めて開放花が1輪咲いたそうです。いつも通る道なのにあることを全く気づきませんでしたが、T様に教えていただいたものです。ありがとうございました。
開放花:高尾山には沢山咲いています。
閉鎖花
西長泉寺尾根から栃本尾根では
クロヤツシロランの果実が成長し、縦に裂けて白い毛のような種子を放出していました。この花の丈はせいぜい1~2cmぐらいしかなくて非常に見つけにくい花ですが、果実になると大きいものは20~30cmにもなり見つけやすい。
果実
裂けた果実:中の白い毛のようなものは種子
果実殻
ご参考:花
夏にオオカモメヅルの花を見つけたところを探してみると果実が2個見つかりました。この果実も熟すと裂けて白い毛が付いた種子を放出します。この花は比較的結実率が低いので、果実が2個も見つかったのはラッキーです。
ご参考:オオカモメヅルの花
果実が熟した頃再訪して種子を見なければ。
以上
公園は基本的に自然を生かしながら保全がされると思うので、草花も種から芽吹き・開花まで見れることが多いようですね。わが方のお散歩道は、草はみんな刈り取られることが多いので年中生態を見るのは難しいです。