goo blog サービス終了のお知らせ 

八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2021年 ギンリョウソウモドキ(銀竜草擬、別名:アキノギンリョウソウ)、ナラ枯れ等

2021-08-31 16:50:56 | 

今日は長沼公園方面へのお散歩です。

途中の道路街路樹の側にシュロの果実が出来ていました。

 

絹ヶ丘口から長沼公園に入るとマメアサガオが咲いていました。マメアサガオ(豆朝顔)はヒルガオ科サツマイモ属のつる性1年草で北アメリカ原産の帰化植物。花は小さく径2cmほどの漏斗状で浅く5裂し裂片の先が尖ります。

 

草原にはトノサマバッタによく似たクルマバッタモドキの褐色型が沢山いました。このバッタには緑色のものもいます。

殿が谷戸では

ヤマホトトギスが咲き

オニヤンマの抜け殻が柿木に2個もありました。大きな抜け殻なので良く目立ちます。

 

杉林の下にはギンリョウソウモドキが沢山出ていました。ギンリョウソウモドキはツツジ科ギンリョウソウモドキ属の多年草で葉緑素を持たない腐生植物です。花期は9~10月で果実は蒴果で後に上を向きます。よく似たギンリョウソウは花期が5~8月で果実は液果で下を向いたまま熟します。ギンリョウソウモドキは秋に咲くのでアキノギンリョウソウとも呼ばれます。先日高尾山でも頭を出していましたが、ここのものほど大きくなっていませんでした。

   

霧降の道ではあちこちにスズメウリが咲いており若い果実も出来ていました。

 

山上では相変わらずサジガンクビソウが咲いています。

頂上園地では

ボタンヅルが満開です。

 

何者かわからない大きなキノコが出来ていました。

 

尾根筋のあちこちでは多くのコナラがナラ枯れ寸前です。樹の幹には大量のカシノナガキクイムシという虫が穿入した穴が沢山開いており、下には木の粉が沢山落ちています。間もなく枯れてしまうでしょう。これをナラ枯れといいます。

 

カシノナガキクイムシが媒介するラファエレア菌(通称:ナラ菌)というカビの仲間(糸状菌)が蔓延して木を枯らすのです。今このナラ枯れが蔓延して問題になっています。

帰り道で

キカラスウリが咲いており若い果実も出来ています。キカラスウリはカラスウリと違って日中も咲いているので撮影しやすい。しかし雑草として刈られることが多いのでその果実を撮影できていません。何とか撮影したいものです。

 

以上

コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2021年 サクラタデ(桜蓼)、... | トップ | 2021年 カワラケツメイ(河原... »
最新の画像もっと見る

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (東鴨ルパン)
2021-09-03 15:13:19
キカラスウリは残念で可哀そうですね。ところ変われば、事情変われば雑草扱いに!
返信する

コメントを投稿

」カテゴリの最新記事