1月18日。小宮公園を訪れました。
公園の近くの雑木林に他の場所の梅はまだまだ蕾が固いのにほぼ満開の八重紅梅がありました。
お花畑の菜の花が満開は遠いですが大分咲いていました。
雑木林ホール前のフクジュソウは蕾をたくさん出しておりもうすぐ咲きそうです。
お花畑近くのロウバイ林のソシンロウバイはほぼ満開です。
マンサク(萬作)の花芽は膨らんでいるかのように見えますがまだ1輪も咲いていません。その名前は「先ず咲くから」という説がありますが、その名前はロウバイに譲るべきかもしれません。サンシュユ(山茱萸)、トサミズキ(土佐水木)の花芽も同様でまだ咲いていません。
クチナシグサ(梔子草)の越冬芽がまた見つかりました。前に見つけた越冬芽は落ち葉に埋もれてどこにあるのかわかりません。しかし、今年もクチナシの花が何か所かで見られそうで楽しみです。
ツルウメモドキの果実はまだ残っているものもありますが、開裂して種子も脱落しているものが多くほぼ終盤です。
樹木の冬芽5種です。
ツノハシバミ(角榛:カバノキ科ハシバミ属の落葉低木)の雄花序(裸芽)と雌花序(葉芽との混芽で麟芽)
ヒメリンゴ(姫林檎:バラ科リンゴ属の落葉小高木)の冬芽。麟芽で芽鱗は有毛。葉痕は三日月形で維管束痕は3個。
ニシキギ(錦木:ニシキギ科・属の落葉低木)の冬芽。麟芽で芽鱗は6~10個が4列に並ぶ。葉は対生。葉痕は三日月形~半円形で維管束痕は1個。
ヒメグルミ(姫胡桃:オニグルミの変種で落葉高木)の冬芽。オニグルミの冬芽とほぼ同じで人の顔に似て面白い。
ヤマハゼ(山黄櫨:ウルシ科・属の落葉小高木)の冬芽。裸芽で頂芽は黄褐色の毛が密生し大きく長さ10mm前後。葉痕は心形~三角形で維管束痕は多数。
鳥類ではエナガの群れに出会いました。シマエナガが可愛いので有名になっていますが、このエナガも可愛い小鳥です。ルリビタキやトラツグミ、ミヤマホオジロを期待したのですが残念ながら見当たりませんでした。他にヤマガラ、ジョウビタキの雌、メジロがいました。
以上