今日は湯殿川沿い等でクイナ目当てにバードウォッチングをしました。
まず、片倉つどいの森公園の「つどいの池」にカルガモとこんな鳥がいました。身体と嘴の色そして顔の模様等にカルガモと違う違和感があります。これはマガモとカルガモとの交雑種でで「マルガモ」と呼ばれている鳥です。この辺りにはマガモも時折やってくるので交雑が発生したのでしょうか?カルガモは留鳥でマガモは冬鳥なのですがこんなことも起きるのですね。
ご参考に2011年2月に湯殿川で撮影したマルガモ(1枚目)と前に撮影したカルガモ(2枚目)を挙げておきます。カルガモとの違いが分かると思いますが、同じマルガモでも種々のマルガモがいるようです。
この他に見た鳥たちは
ジョウビタキ(尉鶲:冬鳥)
雄:湯殿川で
雌:小比企の畑地で
後はすべて湯殿川です。
クイナ(水鶏:漂鳥):クイナ科の野鳥で季節により日本国内を移動する。4月~9月は関東以北の北日本それ以外は関東以西の南日本にいる。湯殿川では冬期に見られる。湿原、湖沼、水辺、水田などに生育し、半夜行性で昼間は茂みなどに潜んでいることが多い。従って、見られるのは午後以降や曇天・雨天などの時が多い。足がしっかりしているのでほとんど歩いて移動するが、飛ぶことも出来(見たことがあります)泳ぎも得意とのこと。
セグロセキレイ(背黒鶺鴒:留鳥):水浴びをしていました。
シジュウカラ(四十雀:留鳥)
コガモ(小鴨:冬鳥)のペア:まだ多くいますが北帰行が近くなったせいか、ペアを形成しているものが多い。
カワセミ(翡翠:留鳥):嘴が全て黒いのが雄で、下嘴が赤いのが雌。
オオバン(大鷭:留鳥もしくは冬鳥):今日はバンとは出会いませんでした。
カワウ(河鵜:留鳥または漂鳥):羽根を乾かしているところ。
アオジ(青鵐:留鳥):普通森林や林縁に生息するが、冬季は平地の林縁や藪地などにいる。
以上