今日は小山内裏公園でサトイモ(里芋)の花が咲いているとのことなので見に行きました。昨年花を見逃しています。いつもでしたら徒歩で行くのですが、今の体調なので車で行きました。
サトイモの花は10数年に一度しか咲かないといわれるくらい珍しい花のようですが、ここでは毎年咲いているようです。小比企等の畑で植えてあるサトイモをいつも見ているのですが、花が咲いているのを見たことがありません。やはり花が咲くのは少ないのでしょう。
サトイモ科の花は総苞の中にある肉質の太い柄の上に一面に並んで付き肉穂花序(にくすいかじょ)と呼ばれる。肉穂花序は下部に雌花群、上部に雄花群が付きます。
サトイモの花の蕾
サトイモの花
ご参考に同じサトイモ科のコンニャクの花を挙げておきます。花の構造はサトイモに似ていますね。
この他野草見本園等には種々の花が咲いていました。
ミソハギ(禊萩):ミソハギ科の多年草。
ヤマホトトギス(山杜鵑):ユリ科の多年草。
カリガネソウ(雁金草):シソ科の多年草。
カワラケツメイ(河原決明):マメ科の1年草または多年草。
ミズタマソウ(水玉草):アカバナ科の多年草。よく似たウシタキソウは葉がハート形。
ホソバシュロソウ(細葉棕櫚草):シュロソウ科の多年草。シュロソウ、ホソバシュロソウ、アオヤギソウ、タカネアオヤギソウ、ムラサキタカネアオヤギソウは同一種の中の変種または品種で花の色や草丈等で区別されるがその境界は必ずしも明確ではない。
別の場所で公園の説明板にはホソバシュロソウとありますが、アオヤギソウと思われる花が咲いていました。シュロソウとは花の色が違います。
最後に今年初めてツマグロヒョウモンの雌を見つけました。
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