八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

2023年 片倉城跡公園等近隣:ハナノキ(花の木)等満開の花々

2023-03-19 17:17:00 | 

石橋入緑地では

フッキソウ(富貴草)が咲き始めました。ツゲ科フッキソウ属の常緑亜低木で花期は3~5月。雄花は茎の上部に密に付きその下に雌花が付く。見えているのは雄花で花弁がなく4個の萼片が見えています。

 

タチツボスミレがあちこちに沢山咲きミヤマセセリの雄が吸蜜していました。ミヤマセセリは3~4月にのみ出て来る春の蝶、いわゆるスプリングエフェメラルの一つです。

片倉台小学校の横から八王子みなみ野方面へ向かう幹線道路脇の樹木の下にコスミレが群生して咲いていました。

 

同じ幹線道路の街路樹にハナノキ(花の木)がありますが。丁度満開の樹がありました。カエデ科で雌雄異株の落葉高木で花の時期には樹全体が赤く見え名前の由来になっています。また、秋の紅葉も綺麗な樹木です。カエデ科ですから果実はイロハモミジと同じ形の翼果です。

ハナノキの雄株

ハナノキの雄花

ハナノキの雌株

ハナノキの雌花

 

同じ道路の脇の斜面にクサフジ(草藤)が咲いていました。マメ科ソラマメ属の多年草で葉と花がフジに似ていることから名付けられた。フジの花は下垂しますが、クサフジの花は上に向かって花穂が伸びます。

  

今日歩いた所で満開になっていた花は沢山あり春爛漫です。

カラスノエンドウ

菜の花:菜の名前が分からないので菜の花としておきます。

ユキヤナギ

ムラサキハナナ

ブロッコリー:畑の採り残りに花が咲いていました。

プラム(スモモ):農家の庭にありました。

コブシ:あちこちにあります。

アカシデ(赤四手):カバノキ科シデ属の落葉高木。石橋入緑地そして片倉城跡公園と片倉つどいの森公園にありました。雄花序は2年枝の葉腋から垂れ下がり、雌花序は本年枝や短枝から垂れ下がります。この写真では赤く見えるのが雄花序で白く見えるのが雌花序です。

ソメイヨシノはあちこちで開花していますが、満開にはまだまだです。

以上

 

コメント (1)
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