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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

クロコノマチョウ

2018-08-22 12:47:55 | 
何週間か前から片倉城跡公園でクロコノマチョウを見つけていたのですが、飛んでは草むらの中に紛れ込むのでなかなか撮影できませんでした。

今朝は葉の上にじっと止まっているのを見つけてやっと撮影できました。
ストロボを焚けばよかったのですがコンデジの電池が切れてできませんでした。迂闊です!

クロコノマチョウは南方系の蝶で最近北上が著しい蝶の一つです。
私は高尾山や長沼公園で見つけていましたが、ここでは今年初めて見つけたものです。

近くにサトキマダラヒカゲが止まっていますので、大きさは想像できるでしょう。


黒くしか映っていないので、補正して模様が少し見えるようにしましたがどうでしょうか?やはり黒くて見え辛いですね。


参考:過去に別の場所でストロボ撮影したものを上げておきます。


散歩道でガガイモが咲いているのを見つけました。毛だらけであまり綺麗な花ではないですが。今まで毎日のように歩いているの気が付きませんで今朝やっと気が付きました。結実しにくい花ですが何とか結実したのを見つけたいものです。気を付けよう。


以上

ジャコウアゲハの前蛹(ぜんよう)・蛹(さなぎ)

2018-06-01 16:13:37 | 
湯殿川沿いのウマノスズクサの近くでジャコウアゲハの前蛹を何匹か見つけました。
前蛹とは蛹になる前の姿で形は幼虫ですが恰好は蛹になっています。
明日には蛹になるのでしょうか?


暗いのでストロボを焚きました。


蛹も1匹いました。黄色の綺麗な蛹でいわゆる「お菊虫」です。
ここは川沿いのため柵が設置されておりこの柵で蛹になるのがいるため観察しやすい。
柵がなければどこで蛹化するか探すのが大変だと思います。


なお、幼虫の食草であるウマノスズクサの花がやっと咲きました。高尾山のオオバウマノスズクサは結実するのですが、このウマノスズクサは結実率が低いのか、結実する前に草刈りで刈り取られるのか、それとも結実しないのか?なかなか果実が見つかりません。


今日はジャコウアゲハは飛んでいませんでしたが、アゲハチョウ、キチョウ、モンキチョウ、テングチョウ、キタテハ、ルリシジミがいました。

ルリシジミ


雑木林でシャクジョウソウを一株見つけました。この花は毎年6月の中~下旬に咲くのですが、今年は大分早いです。


ムサシアブミも果実が出来ていました。もう少しすると赤く熟します。


以上

ジャコウアゲハの産卵

2018-05-04 13:44:31 | 
今日は湯殿川近辺のお散歩。
珍しく冠雪した富士山もはっきり見えまさに五月晴れです。


5月1日にジャコウアゲハの雌の出現をご報告しましたが、今日は雄も飛んでおり飛んでいる数も増えていました。
ウマノスズクサの葉裏に産卵するところを撮影。


産卵直後の卵です。


これからしばらくして孵化しウマノスズクサの葉を食い尽くすことでしょう。

田圃の畔をキジが散歩していました。あちこちでキジの囀りも聞こえます。


ダンディなカメムシを見つけました。ハサミツノカメムシの雌です。綺麗ですね。雄には尻尾の方に赤い2本の角上の突起が出ています。


また、湯殿川でもヤセウツボが沢山出ていました。ここのはムラサキツメクサに寄生しているようです。


ツバメが湯殿川で泥を集めていました。巣作りの材料集めでしょう。


我が家の隣の庭木にキジバトが巣作りをしていましたが、どういう訳か折角作った巣を放棄したようです。
また隣家の雨戸の中にムクドリが巣作りをしていました。住人はご存じなのでしょうか?こちらはどうなることでしょう?小鳥たちには巣作りの季節なのですね。

他に咲いていた花。

テリハノイバラ


ヒルガオ


タチカタバミ:カタバミは茎が地上を這いますが、これは茎が立ち上がって花を付けます。


我家の柚子は今年花を沢山つけています。生り年なのでしょう。実がなるのが楽しみです。




以上

ジャコウアゲハ登場

2018-05-01 19:50:40 | 
湯殿川近辺のお散歩。

湯殿川沿いにウマノスズクサが蔓を伸ばし始めたのはご報告済みですが、今日はジャコウアゲハの雌がハルジオンに吸蜜していました。
雄がいないせいかまだ食欲の方が旺盛なのかわかりませんが、今日のところは私が見た限りウマノスズクサにまだ産卵していませんでした。
もう少しジャコウアゲハの出現数が増えれば、産卵を始めるでしょう。


蝶ではほかにヒメウラナミジャノメがあちこちに多くいましたし、キタテハやモンキチョウそして雑木林ではクロヒカゲを見かけました。

ヒメウラナミジャノメ


今日のバンは雛を2羽連れていました。よく観察している人に聞いてみるとこのバンは営巣しているとき8個の卵を抱いていたとのこと。残りの6羽はカラスなどに食べられたのでしょう。残った2羽は大事に守ってぜひとも成人(成鳥)?させてほしいものです。


水田には水が入れられておりカルガモが遊んでいました。
こうこんな季節になったのですね。


一方、あちこちでコガモが餌を漁っていました。
夏鳥のツバメがすでに飛び交っていますし、高尾山ではキビタキなどの夏鳥がもうやってきています。
にもかかわらずこの冬鳥たちはまだ北へ帰らなくてもいいのでしょうか?


公園の隅の草原でヤセウツボが芽を出して花を咲かせていました。
ヤセウツボはマメ科の植物に寄生して養分を吸い取るヨーロッパ~北アメリカ原産の帰化植物です。
この公園が整備された時にシロツメクサを敷き詰めたのですがその時についてきたのでしょうか?
毎年咲いてくれます。


畑地脇ではハハコグサ、キツネアザミ、クサノオウ、スイバが、畑ではジャガイモやサヤエンドウの花が咲いていました。

ハハコグサ


キツネアザミ


クサノオウ


スイバ


ジャガイモ


サヤエンドウ


雑木林の秘密の場所?ではエビネが今年も咲いています。


片倉城跡公園の池ではキショウブとハナショウブ?が咲いていました。

キショウブ


カキツバタ?ハナショウブ?ハッキリわかりません。遠くにいるのはアオサギです。


他にも種々の花々が咲き誇っています。いい季節です。

以上


ツマグロヒョウモンの蛹が

2017-11-01 13:09:17 | 
ご近所の家の石垣にツマグロヒョウモンの蛹が1匹ありました。
ここは先だってツマグロヒョウモンの幼虫がいたところで、どこか近くに蛹がぶら下がっていないかと探したところ見つかったものです。
鋭い突起と金色の突起が特徴的です。また、アゲハチョウなどの蛹と違って逆さにぶら下がっています。




その大きさ:私の人差し指と比べてください。


触ってみると動いたので生きています。
これから羽化するのか、それとも越冬するのか、しばらく見てみよう。

以上