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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

小宮公園:2020年ウラナミアカシジミ等今日出会った昆虫

2020-05-30 14:29:16 | 昆虫

小宮公園にあるゴンズイの花にいつもアカシジミやウラナミアカシジミが吸蜜に来るのでもう出ているかなと見に行きました。

残念ながらゴンズイはまだ蕾で蝶は見当たりませんでした。

ゴンズイ

しかし、ひよどり山裾の赤色のヤマボウシの花を見ていると偶然新鮮なウラナミアカシジミが飛んできました。ラッキー。

 

他にいたのは蝶でイチモンジチョウ

蛾では

シャクガ科アオシャク亜科のスジモンツバメアオシャク(筋紋燕青尺):私の好きなアオシャクですがこれは青い色が薄い。

カギバガ科・亜科のヒトツメカギバ(一つ目鉤翅):カギバガ科の蛾の中では中ぐらいの大きさです。

以上

 


長沼公園へのお散歩:2020年今日出会ったアカシジミ等の昆虫たち

2020-05-25 19:35:54 | 昆虫

昨日に続き今日も長沼公園へのお散歩です。

今日は種々の昆虫と出会いました。

長沼公園のクヌギに樹液が出ていてサトキマダラヒカゲや甲虫などの昆虫が吸蜜に来ていました。

前に片倉城跡公園にいましたがここにもヨツボシケシキスイが何匹か吸蜜していました。

この甲虫の名前はわかりません。小さな甲虫でヨツボシケシキスイの半分以下の大きさです。

長沼公園にいた蛾ではツトガ科ノメイガ亜科のノメイガの1種

シャクガ科ナミシャク亜科のホソバナミシャク。綺麗な模様をしています。

シャチホコガ科のオオアオシャチホコ

帰り道の白山神社で

シャクガ科エダシャク亜科の蛾2種:いずれも名前が分かりません。

オオバナミガタエダシャクではないかと思います。

ニッコウエダシャクではないかと思います。

ツバメガ科ギンツバメガ亜科のギンツバメ:面白い模様ですね。

カギバガ科カギバガ亜科のウコンカギバ

ヤガ科ヨトウガ亜科の小さなチャオビヨトウ

ヒトリガ科コケガ亜科のスジベニコケガ

メイガ科シマメイガ亜科のトビイロフタスジシマメイガ

これらの蛾はいずれも普通に出現する蛾ですが、蛾の種類は非常に多いですね。日本に6,000種以上います。

帰り道の石橋入緑地でアカシジミに出会いました。アカシジミはゼフィルスという仲間の蝶ですが日本に25種類いてその中で早く5~6月に出てきます。

以上

 


2020年キアシドクガ、ジャコウアゲハの孵化

2020-05-15 20:06:06 | 昆虫

片倉城跡公園近辺のお散歩です。

片倉城跡公園のクヌギの樹液に昆虫が吸蜜に集まっていました。

緑色の甲虫は体に白い斑点があるのでハナムグリではないかと思いますがハナムグリが樹液に来るのかしら?蝶2頭はサトキマダラヒカゲ、赤い4個の斑点がついた小さな甲虫はヨツボシケシキスイです。樹液には必ずきているようです。

キアシドクガの幼虫とその蛹がありました。キアシドクガは名前の通り前足が黄色いドクガの仲間ですが幼虫から成虫に至るまで毒はないとされています。6月頃幼虫の食草であるミズキやエゴノキの周りを日中に白い蝶のように飛び回ります。片倉城跡公園でも毎年飛び回っていますのでもうすぐ飛び始めるでしょう。

キアシドクガの幼虫:2匹いました。毛が沢山ついていて毒があるように見えますね。

キアシドクガの蛹:サルトリイバラの葉裏に白い糸でくっついていました。

ご参考に成虫をあげておきます。

蛾では神社の壁にヒトリガ科コケガ亜科のスジベニコケガが止まっていました。模様に変化が多い蛾です。

湯殿川ではウマノスズクサがずいぶん伸びて、孵化したてのジャコウアゲハの幼虫がいました。1匹は孵化したて、もう1匹は今まさに孵化しようとしているところで卵の殻が一部破れています。このような場面を撮影できたのはラッキーでした。

ウマノスズクサ

孵化したてのジャコウアゲハの幼虫と孵化しそうな卵(幼虫が透けて見えます。)

蝶ではあとダイミョウセセリがいました。

以上

 


2020年湯殿川にウマノスズクサが芽吹きジャコウアゲハが飛び始めました。

2020-04-30 17:14:28 | 昆虫

今日も片倉城跡公園近辺のお散歩です。

湯殿川でジャコウアゲハが飛んでいるのに出会いました。ジャコウアゲハが飛ぶ先にはウマノスズクサの黒っぽい新芽が伸びていました。いよいよジャコウアゲハの産卵の始まりです。これから観察の楽しみが増えます。

ジャコウアゲハは飛んでいると赤いお腹が見えるのですぐわかります。

ジャコウアゲハの前にある黒っぽい葉と蔓がウマノスズクサです。間に柵があるので見られませんが産卵しているかもしれません。

片倉城跡公園の奥の沢で小さながエゾシロシタヒメハマキに出会いました。ハマキガ科ヒメハマキガ亜科の開張12mm、すなわち体長約5mmぐらいのごく小さな蛾です。普通5~6月頃に出現しますから少し出現時期が早いですね。

また、片倉城跡公園の菖蒲田でスジグロシロチョウの求愛行動を目撃しました。道理で今日は暑いはずです。

左側にいる雌に飛んでいる雄が求愛しています。なかなかうまく運ばないようでした。最後まで見なかったのですがどうなったでしょうか?

以上


片倉城跡公園:クロコノマチョウ(黒木間蝶:暖地系の蝶)、イカリモンガ(錨紋蛾)

2019-10-21 11:38:02 | 昆虫

10月20日。片倉城跡公園の近くのお散歩です。

片倉城跡公園の湿地でクロコノマチョウを2頭見つけました。クロコノマチョウはもともと暖地系の蝶ですが、近年関東地方への進出が著しい蝶です。片倉城跡公園でもここ数年見られるようになっています。

夏に出るのと秋に出るのとがあり夏型は黒っぽくて小型、秋型は大型で前後翅に突起が出るようになります。ところが今日見つけたクロコノマチョウは夏型のように見えます。

 

ご参考:秋型のクロコノマチョウ

また、ちょうどセイタカアワダチソウが満開ですがそこにイカリモンガが吸蜜していました。

イカリモンガはイカリモンガ科に属する蛾でこのように日中に飛び花によく吸蜜します。よく山中の川縁で見かけますが、こんな所にもいるとは思いませんでした。翅を開くと赤い錨のような紋が見えるのですが、いつも翅を閉じて止まるので見るのは難しく裏面を見て想像するよりありません。

 

花では誰かが植栽したキチジョウソウが咲き始めていました。高尾山ではもう満開になっているのではないでしょうか?

  

イシミカワは果実が綺麗に色づいています。

カナムグラにもホップのような形の赤い果実がぶら下っていました。

 

今日見たカワセミです。

以上