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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

ナミスジフユナミシャク(冬尺蛾の1種)

2018-12-19 12:56:47 | 
雑木林の神社で冬尺蛾の1種のナミスジフユナミシャクが1頭残っていました。
大きさ開帳2~3cmぐらいのこの蛾は高尾山では見たことがありますが、この雑木林で見たのは初めてです。


昨日の午後には沢山飛んでいた名前不明の蛾は今朝は飛んでいませんでした。午後にだけ飛ぶ蛾なのかな?

春5~6月に咲く花センダンが青い果実になっていました。
この果実は鳥の餌になるようですが、まだ残っているということは熟していないのかな?


以上

チャバネフユエダシャク(冬尺蛾の1種)

2018-12-18 16:07:34 | 
神社のある雑木林でチャバネフユエダシャクが4頭残っていました。
白黒斑模様の雌を久し振りで見てみたいのだが夜に来ないとダメかな?


同じ雑木林の明るい林下の落ち葉が沢山落ちている場所で、地上すれすれに素早くギザギザに飛び回る小さな恐らく冬尺蛾を沢山見ました。
フチグロトゲエダシャクにしたは出る場所も時期も違うし、なんとか見分けようとしたのですがあまりに素早いのと止まらないのでなんだかわからずに終わりました。
ネットで採って確認しなければだめでしょう。残念。

以上



クロオビフユナミシャク(冬尺蛾の1種)

2018-12-09 16:03:58 | 
7日には高尾山で冬尺蛾のヒメクロオビフユナミシャクとチャバネフユエダシャクを見ました。
今日は我が家の近くの雑木林で、クロスジフユエダシャクとクロオビフユナミシャクの2種を見ました。

クロスジフユエダシャクは最盛期を過ぎていて、先週は百頭以上飛んでいたのが、今日は5~6頭飛んでいるだけでした。
その代りクロオビフユナミシャクを4頭見つけました。
クロスジフユエダシャクは日中も飛ぶのですが、クロオビフユナミシャクは夜飛びます。
従って夜に来ればもっといるのかもしれませんし、雌も見つかるかもしれません。

今日のクロスジフユエダシャク


クロオビフユナミシャク:最初の写真は、道路わきの土留の板に止まっている様子です。小さいですが真ん中あたりにいます。

その拡大です。

桜の幹に2頭いました。


神社の灯りに来て残っているものです。

この蛾とヒメクロオビフユナミシャクとの違いは、一番上の横帯がクロオビフユナミシャクは真っ直ぐなのに、ヒメクロオビフユナミシャクは波打っていることです。

蝶ではヤマトシジミが下草の葉にじっと止まっていました。
今日は寒いので飛べないのでしょうが、まだ頑張って生きています。


帰り道の電柱にキマダラカメムシがいました。私は初見ですが、台湾~東南アジア原産の帰化種で最近急激に増えているそうです。暖かい国の産なのにまだ頑張っているのですね。


以上

カノコガ(鹿子蛾)等今朝出会った蛾

2018-08-06 10:16:46 | 
今朝の散歩で歩道の低い所をひらひら、ふらふらと飛んでいる蛾がいました。
ヒトリガ科カノコガ亜科の蛾、カノコガです。
大きさは翅を開いて3cmぐらいで、ご覧のとおり蛾とは思えない風貌をしており、白黒の斑点模様で小鹿の白い斑点を思わせるところから名付けられたのでしょう。日中に低い所を飛び回りクリの花などに吸蜜します。


次はシャチホコガ科の蛾、ツマキシャチホコです。木屑か小枝のように見えますが、これも小鳥に食われないようにする擬態でしょう。クロツマキシャチホコ、ムクツマキシャチホコ等何種類か似たのがいますが、見分けが非常に難しい蛾です。頭は下です。


正面上から見ると


同じく少し翅を開くと


最後にヒトリガ科コケガ亜科の蛾、スジベニコケガです。派手な模様の蛾ですが模様の変化が多い。
灯火によく来る普通種です。


帰り道、テイカカズラとアケビの果実を見つけました。いずれもまだ熟していませんが秋の兆しでしょうか。

テイカカズラの果実:熟すと割れて白い毛が付いた種子が出てきます。


アケビの果実:人家の庭木です。


以上

シロモンクロエダシャク(シャクガ科エダシャク亜科の蛾)

2018-06-09 09:11:35 | 
6月8日に高尾山登山で見た蛾です。

まず、大垂水峠でシタクモエダシャクに出会いました。
シャクガ科エダシャク亜科の蛾で大きさは開張30mm弱の小さな蛾です。
5~8月に出現し灯火に集まりますが、日中も飛ぶようです。


次に小仏城山近くでまず飛んでいたシロモンクロエダシャクの雄に出会い、ついで100mぐらい離れた地面に止まっていた雌に出会いました。
シロモンクロエダシャクはやはりシャクガ科エダシャク亜科の蛾で模様の変化が大きい蛾です。
また、6~7月に出現し大きさは開帳30~40mmですが写真の人差し指との比較でご覧ください。
私は2009年7月に南大菩薩付近を歩いていた時にペアに出会って以来のことです。

シロモンクロエダシャクの雄


シロモンクロエダシャクの雌


シロモンクロエダシャクの大きさ


参考:2009年に出会ったシロモンクロエダシャクのペア


この時期良く見かけるトンボエダシャク


あとは自然園・猿園で先日見かけたアトグロアミメエダシャク、ウスキツバメエダシャク、トラフツバメエダシャクなどが今日もいました。なお、キアシドクガの飛翔はずいぶん少なくなっていました。

以上