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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

フユシャク亜科の冬尺蛾

2019-01-05 16:28:34 | 
いつもの雑木林にある神社にフユシャク亜科の冬尺蛾、ウスバフユシャクとシロオビフユシャクがいました。
冬尺蛾にはフユシャク亜科、エダシャク亜科、ナミシャク亜科の冬尺蛾がいます。
今まで出ていたのはエダシャク亜科とナミシャク亜科の冬尺蛾でしたが、フユシャク亜科の冬尺蛾が出たのは今冬初めて見ました。
これで今冬見た冬尺蛾は8種類になりました。

ウスバフユシャク:クロテンフユシャクとよく似ていますが、ウスバフユシャクは外横線が曲線を描くが「くの字型」に折れないので分ります。


シロオビフユシャク

大きさ


湯殿川で今年初めて見たカワセミの雄です。綺麗ですね。


以上

イチモジフユナミシャクの雌

2018-12-29 19:44:33 | 
昨日と打って変わって風もない快晴です。
いつもの雑木林で、昼間サクラの大木の幹にイチモジフユナミシャクの雌を3頭も見つけました。
冬尺蛾の雌はご覧のとおり翅が退化しており飛ぶことができません。
従って、腹部の末端からフェロモンを出して雄を誘いつけます。
イチモジフユナミシャクの雌は薄い青色を帯びており黒い桜の樹ではよく目立ちます。
こんなに目立っていて鳥に食べられないのでしょうか?
鳥の糞に擬態しているとの説もあります。

イチモジフユナミシャクの雌

雌の大きさ:体長1cm足らずと小さいです。

イチモジフユナミシャクの雌2

イチモジフユナミシャクの雌2の横向き

イチモジフユナミシャクの雌2の遠景:小さくても良く目立ちますね。


イチモジフユナミシャクの雌3


夜に交尾をしているのがいないかと見に行きましたが、残念ながら見つかりませんでした。
雄だけが2頭桜の幹に止まっていました。飛んでいるのもいました。


昼間に別の雑木林にいた雄です。


同じくクロオビフユナミシャクの雄です。


以上

イチモジフユナミシャク(冬尺蛾の1種)

2018-12-28 16:30:33 | 
今日は寒波が襲来し風が強かった。
今日の富士山はやはり強風が吹き荒れているようで山の南側に雲が出来ている。恐らく雪炎が舞っていることでしょう。


いつもの雑木林には冬尺蛾のチャバネフユエダシャクの雄1頭と今冬初めてイチモジフユナミシャクの雄が4頭出ていました。
イチモジフユナミシャクは前翅長20mmぐらいで12~1月ぐらいに出る冬尺蛾です。
これでこの冬に出てきた冬尺蛾は6種類目です。

大きさ


それと先日いた素早く飛び回る冬尺蛾らしきものがまだ飛び回っていました。
今日も止まることなく飛び回るので撮影できず正体不明のままです。

湯殿川ではペアの鳥が2組いました。
まず、オオバンとバンの若鳥です。種類が違うのにいつも一緒にいます。
オオバンの方は分りませんがバンと同じく若鳥なので連れがほしいのでしょうか?


その下流にいたもう一組はオオバン同士です。夫婦なら営巣する可能性があり、この春が楽しみです。


以上

スギタニモンキリガ(ヤガ科ヨトウガ亜科の蛾)

2018-12-27 16:16:55 | 
今日の散歩でスギタニモンキリガに出会いました。
スギタニモンキリガはヤガ科ヨトウガ亜科の蛾でキリガの1種です。
11~12月に出てくる蛾で前翅長20mmぐらい。幼虫は椿の蕾を食害する害虫とされます。


また、先般ご紹介した冬尺蛾でチャバネフユエダシャクが2頭いました。
翅の模様の変化が激しい蛾ですが、次の2頭は模様を見れば違う蛾のように見えますね。


雑木林ではテイカカズラの種子が沢山飛んでおり、地面に落ちていたり大きな樹の幹にくっ付いていたりします。


メジロが果実の付いた木に止まって果実を食べているように見えました。
メジロは椿などの花の蜜に吸蜜しているのをよく見かけますし、飼い鳥にはすり餌を与えたりしていましたが、果実も食べるのでしょうか?


以上

ナカジマフユエダシャク(冬尺蛾の1種)がいた?

2018-12-22 12:49:17 | 
今朝、いつもの雑木林のコナラの大木の幹にナカジマフユエダシャクがいました。
私は高尾山で見たことがありますが、この雑木林で見るのは初めてです。
ナカジマフユエダシャクは山地性の冬尺蛾で11~12月頃に出てきて前翅長20mmぐらいの大きさです。
ヒロバフユエダシャクとよく似ていますが、ヒロバフユエダシャクは出現時期が1~3月(従来は2~3月と見られていた)であり、前翅の太い横線の下がもっと黒っぽいので、本件はナカジマフユエダシャクだと思いますが。
でも、こんな標高120mぐらいの平地にいてもいいのでしょうか?


以上