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八王子市のお散歩日記

自然豊かな八王子市内をお散歩しながら植物・昆虫・野鳥等を日記で綴る

長沼公園方面へのお散歩:2021年 トラツグミ(虎鶫)等

2021-04-16 15:34:23 | 野鳥と花

4月15日、長沼公園の野猿の尾根でトラツグミに出会いました。餌を漁っているようで、こちらがジッとしていると逃げずにむしろ近づいてくるようで、邪魔だから退いてというようにほんの2~3mぐらいのところまで来ました。

最終的には沢山のミミズを咥えてどこかへ飛んでいきましたが、トラツグミは留鳥または漂鳥で本州の低山でも繁殖するということなので、もしかしたらこの近くで子育てをしているのかもしれません?

  

咲いていた花はここへ来るまでの緑地で

咲き始めのキンラン:長沼公園ではまだ見かけませんでした。

フデリンドウ

長沼公園では

ヤマルリソウ

タマノカンアオイ

これも咲き始めのアマドコロ

 

それにツボスミレがあちこちに咲いています。

白山神社でタブノキが咲いていました。タブノキ(椨の木)はクスノキ科タブノキ属の常緑高木で照葉樹林の代表的な樹。花期は4~5月で多数の淡黄緑色の両性花を付ける。果実は7~8月に黒紫色に熟す。

  

ここでは小さなタケノコが出ていました。竹藪でタケノコを掘っている人を見かけました。いいのかな?

今日見かけた蛾と蝶は

小型の波尺蛾のソトシロオビナミシャク

野菜の害虫であるカブラヤガ

小さなジャノメチョウのヒメウラナミジャノメ

以上


片倉城跡公園近辺のお散歩:2021年 百花繚乱:ハナズオウ、フタバアオイ等、カワセミの求愛?

2021-03-27 12:59:20 | 野鳥と花

片倉城跡公園ではソメイヨシノが満開か間もなく満開ですが、近辺も含めて他にも種々の花が咲き乱れています。まさに百花繚乱の春です。

カタクリは普通ソメイヨシノより1週間ほど早いのですが、今年はソメイヨシノと同じ時期に見ごろになりました。

それから、ハナズオウ(花蘇芳)がやっと咲きました。ハナズオウはマメ科ハナズオウ属の落葉低木で中国原産。花の色が蘇芳で染めた色に似ているため名付けられた。よく庭木として植えられますが、ここでは畑の片隅に植えられています。花はマメ科特有の蝶形で密に咲くのが綺麗です。

  

他にソメイヨシノは除いてヤマザクラ

花桃

ユスラウメ

ムラサキハナナ

菜の花

農家の庭にショウジョウバカマ。望遠でパチリ。

 

アオキの雄花も

 

片倉城跡公園でフタバアオイが咲き始めました。フタバアオイはウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草で徳川家の家紋「三つ葉葵」のモデルとして使われたといわれています。

 

葉はハート形の葉を普通二つ付けます。

片倉城跡公園にはタカオスミレもあるのですが花はなかなか付きません。今年はどうかな?

コナラの新葉も出てきました。まだ茶色で新緑とまではいきませんが、これから綺麗な色になるでしょう。

最後に湯殿川で雄から雌に魚をプレゼントしたところでしょうか?カワセミのペアに出会いました。この後、雄はすぐ飛び立ちました。

以上


2021年:アオゲラ(緑啄木鳥)、ユスラウメ(山桜桃、梅桃)、アマナ(甘菜)等

2021-03-14 16:44:56 | 野鳥と花

片倉城跡公園の近くの雑木林で久し振りにアオゲラと出会いました。盛んに樹を突いて餌を漁っていました。

先日、ユスラウメとアマナが咲きそうだったので、もう咲いているかと見に行きました。共に予想通り咲いていました。

ユスラウメ:バラ科サクラ属の落葉低木で中国北部原産。畑地の隅にあるのですが元の木は切られて根元から出た枝に咲いていました。帰り道で農家の庭にあるのを見つけその木には沢山咲いていました。これなら毎年見られます。

帰り道で見つけたユスラウメ

 

アマナも毎年咲く場所で4輪咲いていましたがこれから沢山咲きそう。蜂の仲間が早速吸蜜に来ていました。それとは別の日当たりのよい斜面でも咲いているのを見つけました。 

片倉城跡公園でアブラチャンの雄花を見つけました。先日見た雌花をご参考までに再掲しておきます。

 

ご参考:雌花

片倉城跡公園ではカタクリの花がずいぶん増えてきましたが、見ごろはまだ先です。

 

道のすぐ傍にカイコバイモが咲いていました。

サギゴケが一輪だけ咲いています。

ツクシも出ています。

タネツケバナも咲いています。

あちこちで開花しているらしいフデリンドウはここではまだ蕾です。

ヨコヅナサシガメの幼虫が2匹、桜の樹木の幹の顔ぐらいの位置でゆっくり歩いていました。多分餌を探しているのでしょう。

畑地でノボロギクが沢山咲いています。この花は花期が長く年中咲いているように思います。

他で咲いていた花

桜の1種

11日には2~3輪しか咲いていなかったプラムがほぼ満開になっていました。

コブシも満開です。

ゴンズイの冬芽も芽吹き始めていました。

以上


2021年:雑草の花:ヤエムグラ(八重葎)、キュウリグサ(胡瓜草)等

2021-03-06 19:58:28 | 野鳥と花

片倉城跡公園へ行く途中ヤエムグラの花が咲いていました。ヤエムグラはアカネ科ヤエムグラ属の1~越年草で花期は5~6月、白い花は2mmぐらいと小さく見逃されそうです。人里近くの荒れ地などに普通に生えるいわゆる雑草です。葉や茎、種子全てに細かい棘があり衣服にくっつき、種子は動物などに運ばれる。高齢者では幼少の頃この葉を衣服の胸に付け「勲章だ!」と言って遊んだことがある人がいるでしょう。

 

キュウリグサ(胡瓜草)も咲いていました。キュウリグサはムラサキ科キュウリグサ属の越年草で花期は3~5月、直径2㎜ぐらいの淡青紫色の小さな花を次から次につける花で私の好きな花の一つです。

 

キランソウ(金瘡小草)も咲いていました。キランソウはシソ科キランソウ属の多年草で茎が地表を這い葉と花をびっしり広げるため「地獄の釜の蓋」という別名があります。花期は3~5月。

ついこの間まで「蕗の薹」だったフキに花が咲いていました。

ユキヤナギの花もだいぶ増えました。真っ白になるのも近いです。

片倉つどいの森公園ではコブシの花が咲き始めました。

コブシが冬芽から咲くまでの様子です。

桜の蕾が大分膨らんでいます。

片倉城跡公園の隣の私有地でカタクリが一輪咲きました。ここは私有地なので入るのは遠慮しましょう。もちろん望遠での撮影です。

片倉城跡公園の中でもカタクリの蕾が増えています。

カイコバイモもだいぶ咲きました。

アズマイチゲは満開です。

ニリンソウも咲き始めましたし、ミスミソウ(スハマソウ?)は健在です。

セツブンソウは果実になっています。

冬鳥がまだ残っています。

ツグミ:この鳥はかなり遅くまで残ります。

シロハラ

ジョウビタキの雄

ルリビタキは高い山へ戻ったのでしょうか?見当たりませんでした。

以上

 


片倉城跡公園:2021年 セツブンソウがやっと咲きました。シロハラ等の野鳥。

2021-02-09 13:42:11 | 野鳥と花

今日は午前中に片倉城跡公園近辺をお散歩です。

片倉城跡公園では今日もシロハラがいました。

 

コゲラも枯れ木を突いています。

この冬いつも本丸広場のあたりで縄張りを守っているルリビタキには今日は出会えませんでした。

片倉つどいの森公園では人が今日は少なく野鳥たちの天国です。ツグミや多くのタヒバリそれにハクセキレイたちが芝生や近辺の畑で餌を食べるのに夢中です。

タヒバリとツグミ

ツグミ

タヒバリ

ハクセキレイ:ハクセキレイは畑地や芝生にセグロセキレイは水辺に多いようです。

野川公園や城山かたくりの里ではもうセツブンソウが咲いているとのことだし、片倉城跡公園でも昨年はもう咲いていたので、まだかまだかと探していたのですが、やっと今日一輪咲いているのを見つけました。ただし、遠くでこちらに背を向けており、正面から花を見ることができませんが、これから次々に咲くことでしょう。望遠で撮影です。

なお、先日咲いたフクジュソウは5輪に増えていました。

クヌギの樹にこんなものが付いていました。虫こぶ(クヌギエダイガフシ)ではないかと思いますが不明です。

桜の樹木の洞に集団越冬していたヨコヅナサシガメの幼虫ですが数がずいぶん少なくなりました。何処へ行ったのでしょう?

傍の洞にはヨコヅナサシガメの幼虫の抜け殻が沢山残っていました。

少し暖かくなったのでもっと樹木の上の方へ移動したのでしょうか?

帰り道の農家の傍の畑地に蕗の薹が出始めていました。これが出るともう春ですね。

 

我が家の近くの公園のモミジバスズカケノキ(別名:プラタナス)の冬芽です。冬芽は鱗芽で円錐状卵形。鱗芽は1個。葉痕はU型または円形で冬芽を取り囲み、維管束痕は多数。葉痕が撮影できていません。

 

以上