明日晴れたら、、、

今日は雨だから、ゆっくり過ごそう。
明日晴れたら、、、ちょっとだけ頑張るかなぁ。

そして、次は・・・。

2006年10月12日 | 母の話
火曜日の夜、六時半。
おバーちゃんの担当者会議が開かれたのでした。

おバーちゃんは、元気にショートへ行ったので留守です。
朝、時間の確認をわざわざしたのにもかかわらず・・30分も前に迎えの車が来てしまい・・トイレタイムのおバーちゃん・・バタバタ見送る形になってしまいました
なんだか、ショートの意味がわかってるような・・わかっていないような・・。
「全然大丈夫よ!」のその後に・・「今日の昼ご飯はラーメン頼もう・・」
それでも、お迎えのバスの運転手さんに「おはようございます。ヨロシクお願いします。」って、ちゃんと言って乗り込みました。

今回は月曜日から三泊。一泊いつもより多いのでした。
父の身体のことも考えると・・確かに薬の影響から復活したおバーちゃんですが・・されど要介護5のおバーちゃん・・少し我慢を増やしてもらいました。

心配だけど、今回はどうしてもどうしても・・水曜日に私の行きたい場所があったし。
行って来れました!帰りに雨に打たれてしまったけれど、9時過ぎから4時過ぎまで・・今までと同じただの「お母さん」に戻って、親バカ三昧してこれました
結果は、姉妹のクラスが共に学年優秀賞。三年の姉のクラスは最優秀賞を頂きました卒部演奏も、感慨深く・・観れました名前のコールも聞けましたぁ


で、担当者会議。
おバーちゃんの為に、夕飯も食べずに予定の仕事を終わらせて・・ほとんど全ての担当者が集まってくださったのでした。

・ケアマネさん。   ・訪問看護士さん。 ・訪問リハさん。
・訪問マッサージさん。 ・通所リハのソーシャルワーカーさん。
・ディサービスの主任さん。 ・ショートの相談員さん。
・レンタル会社の担当者さん。 
  (嚥下指導の訪問歯科衛生士さんだけは、残念ながら欠席されました)

家の前の私道の端から端まで車が並び・・後日、「何かあったのかと心配しちゃったわよ!」って、近隣のオバちゃんに言われちゃいました・・。
きちんと説明しておかなかったことを反省です。

こんなにも沢山の人達が、おバーちゃんの未来を心配し、支えて下さろうとしてることに、今更ながら有り難いやら・・嬉しいやら。
この日来て下さった方達以外にも、施設の沢山のスタッフ方達が・・家族のいないところで見守ってくださってるのだなぁ・・と思うと・・身の引き締まる思いもしたのでした。

担当者会議は、介護保険使用に定められている行程の一つだそうです。
それぞれの立場や、見解の意見交換と・・再認識の為の時間だそうです。

今回の再認定で介護度がアップして5になってしまったこと(認定調査のあった磁気は、本当に全介助で、夢の中で生きてるようなおバーちゃんでしたから)
けれど、ほんの何週間かで、薬の影響・・副作用が落ち着き、身体能力がアップしていることを皆さんが感じているのと同時に、本当に可笑しい位(失礼)驚かれてました
そして、おバーちゃんと言葉のコミュニケーションを取れるようになった事を、心から喜んでくださってたのでした。

そんな中で、会話できることによってハッキリしてしまった?認知障害、高次脳機能障害のことを改めて、どのように対応していくか・・対処しているかも話してくださいました。
通所リハでも、ディでも・・蛇ちゃん達は登場しているようでした。
けれど、否定することなく・・「そうなの~大変ね・・」って言って下さってるそうです。
いない親戚がいるから呼べと行ったときは「帰っちゃったわよ!」で終了。
すべからく・・話を長くしないこと・・それも大事なんだそうです。

時々噛みあわない会話もあるけれど・・案外シャンとしているようで・・時々回線が繋がらないけれど・・誰かに迷惑をかけたり、困るようなことはないらしく・・安心安心。
それどころか、ディの主任さんが・・「おバーちゃんのお陰で、口をほとんどきかなかった利用者さんが笑うようになったのよ!」って言って下さいました。
先日、おバーちゃんが「泊まりにおいで!」って言った利用者さん以外に・・もう一人、おバーちゃんは「ウレシィ・・」を蒔いて来ていたようなのです。
それから、
「娘が一人で抱え込んでるから大変なのよ・・。」って言ってたそうです。
「ありがとね・・って言ってあげてる?」って、主任さんが言うと
「なかなか言えなくってネェ」だって。
今はね・・言わなくてもいいの・・なんだかもうそれで、十分でした。

主任さん・・「もしかしたら・・実は何でもわかってるかもよぉ~・・」って、皆から笑い声が出ました。

ショートでも、楽しげに話をしている時間が以前とは雲泥の差で増えているそうです。個室のベットにいる時間が少ないのは・・何より胸をなでおろしました。

昼夜逆転が全くなくなったのは喜ばしいことだけれど、車椅子に乗っている時間もかなり多くなったので・・疲労や床擦れに最新の注意を図ろうと皆さんがおっしゃって下さいました。

それから・・危険防止対策。
自分の身体機能を・・どこまで理解できているのかわからない・・無防備に、車椅子を漕ごうとしたり・・身体を前に傾けすぎてしまったり。
車椅子用のベルトもあるそうですが「拘束行為」ということで、ディも通所リハも使用はしないで済ませたいとのことでした。
その為に、レンタル業者のお兄ちゃんが再度車椅子の調整に来てくださって、少し背もたれ部分緩めて(弛みをつける)シートも仙骨部分をさらに凹ませて下さることになりました。

通所りはでは・・おバーちゃんが、車椅子から腰をずらしたがっている時・・その時は一度スタッフの方が車椅子から立位を取らせて下さっているそうです。
かなり右足の筋肉が戻ってきたおバーちゃん。
抱き抱えるような感じで立位させ、おバーちゃんの腰を支え・・補助ベルトも装具もなしで・・車椅子を膝の後ろに下げて、しばらくダンスを踊るような感じでおバーちゃんを立たせてくれているのだそうです。で、落ち着くと車椅子に戻る。
一日に何度か、リハ時間以外にもしてくださっているそうです。
立ちたいんだよね・・立ってたいんですね。

これは、私もやってみようと思っています。
ただトイレに行って、おジーちゃんがリハパンを脱がせたり、履かせる為の手段ではなく・・。
今出来る、おバーちゃんの最大の自宅リハってことですね。
支える側も、以前のように引き上げるほどでもなく・・膝折れに注意をしながら、しばしの立位・・そのうち、本当に踊れるようになりそう・・・なって・・それはあくまでも「そのうち・・・」ですけどね

そんなこんなでイロイロと話し合ったものの・・今週土曜日の脳波の検査を終えて・・薬がどう処方されるか・・。それが今の最大の懸案事項です。

以前のようなことはないとは思うけれど(そう願いたい・・)飲まないで済む薬ではないであろう(てんかん発作の防止薬)ことも踏まえて。
薬の影響が、今回のように極端に出ないで済めば、今は柵だけのベットだけれど、移乗用の柵もレンタル開始することに訪問リハの先生の指示もありました。
とりあえず・・懸案事項であったST訪問リハは、もう少し先に考えることになりました。
もし仮に、また言語が薬の影響で悪くなった場合・・その時は薬のせいだと諦めることなく、STリハを受けること・・それは必要なことだそうです。


私ったら、一杯話の腰を折っちゃって・・終わったのが八時半。キャー!

私の心配事を、皆さんが解決しようと一生懸命になってくださった日でした。


水曜日は、娘達の母として・・私として・・朝から夕方まで楽しめました
おジーちゃんは、この日ディに行ってくれましたので・・昼ご飯の心配もありませんでした
併設のおバーちゃんのいるショートも顔を出して・・テーブルで他の利用者さんと会話しているおバーちゃんを見て、安心したって言ってました。

そして今日、おバーちゃん・・二時半に自宅に帰ってくるのだそーです。
今までは、ディの送りの車に乗せてもらっていたので、夕方4時半まで帰ってこなかったのだけど・・ディの利用日で無い日は、少々早めのお帰りです