
これは、1987年にパナソニックより29,800円で発売されたMSX2規格のFS-A1です。8ビットPCの共通規格として1983年に登場したMSXですが、低価格で専用モニターを必要としない手頃な入門機として、当初はそれなりに成功を収めていました。しかし思わぬ伏兵としてファミコンの大ヒットがあり、他社からも性能の上がった新型PCが発売されたため、それらに対抗するため1985年にMSX2が登場しました。
MSX2は主にグラフック強化がなされていて、それまで16色だったものが最大256色にまで強化されていました。(逆に言うとそれ以外はそれほど変わっていない)。当初は低価格なMSXの上位規格として、結構高価な値段(8万~12万程)で販売されていたのですが、1987年にパナソニックとソニーより相次いで30,000円前後の低価格機が出されたのを機に急速に普及しました。(FDDなども安価に販売された)。この時期をMSX規格の第2の黄金期(絶頂期)といって良いかと思います。
MSX2を始めてみたのはデパートの展示機だったのですが、『1ドットのエクスタシー』がキャッチコピーだった『レイドック』のデモをしていて、その美しく滑らかなスクロールにたまげたものでした。(結局この1985年頃はまだ高価だった為、高嶺の花でしたが)。その内4096色表示のFM77AVが発売されたりと、この時期はPCの性能がどんどん上がっている時期でもありました。(8ビット機が一番熱く面白かった時期かも知れません)
この箱絵に描かれている奇妙なキャラクターは、A1のイメージキャラクターで『アシュギーネ』という謎の生物です。当時これを使ったCMをばんばん流していたり、彼を主人公にしたゲームが数社から競作のような形で発表されていたりと、派手なキャンペーンをしてました。この辺りのことは、ゾルゲ市蔵氏『謎のゲーム魔境』に詳しく述べられていますが、いかにも訳のわからない企画が先行していた、バブル期ならではの現象のように思えます。
結局当時私は、このA1を持ってました。と言ってももう90年代に入ってから、学校近くのリサイクルショップで8,000円ほどで買って持っていたものですが。(もう時代は16ビット機に移ってました)。すでに当時でも、MSX懐かしい~という感覚でレトロPCとして認識していましたね。MSX版レリクスのテープ版(ロードに30分かかる)で痛い目を見ましたから、その憂さを晴らすべくMSX2ROM版のレリクスで遊んでいました。まあMSX2は値段と性能のバランスがよく、非常に良く出来たPCだったと思います。
MSX2は主にグラフック強化がなされていて、それまで16色だったものが最大256色にまで強化されていました。(逆に言うとそれ以外はそれほど変わっていない)。当初は低価格なMSXの上位規格として、結構高価な値段(8万~12万程)で販売されていたのですが、1987年にパナソニックとソニーより相次いで30,000円前後の低価格機が出されたのを機に急速に普及しました。(FDDなども安価に販売された)。この時期をMSX規格の第2の黄金期(絶頂期)といって良いかと思います。
MSX2を始めてみたのはデパートの展示機だったのですが、『1ドットのエクスタシー』がキャッチコピーだった『レイドック』のデモをしていて、その美しく滑らかなスクロールにたまげたものでした。(結局この1985年頃はまだ高価だった為、高嶺の花でしたが)。その内4096色表示のFM77AVが発売されたりと、この時期はPCの性能がどんどん上がっている時期でもありました。(8ビット機が一番熱く面白かった時期かも知れません)
この箱絵に描かれている奇妙なキャラクターは、A1のイメージキャラクターで『アシュギーネ』という謎の生物です。当時これを使ったCMをばんばん流していたり、彼を主人公にしたゲームが数社から競作のような形で発表されていたりと、派手なキャンペーンをしてました。この辺りのことは、ゾルゲ市蔵氏『謎のゲーム魔境』に詳しく述べられていますが、いかにも訳のわからない企画が先行していた、バブル期ならではの現象のように思えます。
結局当時私は、このA1を持ってました。と言ってももう90年代に入ってから、学校近くのリサイクルショップで8,000円ほどで買って持っていたものですが。(もう時代は16ビット機に移ってました)。すでに当時でも、MSX懐かしい~という感覚でレトロPCとして認識していましたね。MSX版レリクスのテープ版(ロードに30分かかる)で痛い目を見ましたから、その憂さを晴らすべくMSX2ROM版のレリクスで遊んでいました。まあMSX2は値段と性能のバランスがよく、非常に良く出来たPCだったと思います。
FS-A1のユーザでした。私の場合はパソコンというより、ほとんどゲーム機だったのですが、値段の割りに楽しめたマシンだと思います。特にコナミのゲームにはハマりましたね。
80-cafeさんの記事はどれも懐かしく、見ているだけで楽しくなってしまいます。また遊びに来させていただきたいと思います。
それではまた。
私個人的には、FLゲーム機、PC-88、MSXなどの
8ビットPC、ゲームブックなどに思い入れが
深かったりします。中でもMSXは当時MSX1、2
とも所有してましたので、思い出深い機種です。
こちらこそ、どうぞよろしくお願いします。
当時はCM、雑誌、デパートで見て
この機種欲しかったけど買えなかったです。
黒とオレンジの配色やデザインも
個人的に好きです。
パナソニックのMSXはカッコいいですよね。
未だにA1WXとか欲しいです。
自分が保有していたMSX2はソニーHB-F1XDです。
FDDは良いのですが経年劣化すると
配色の赤が汚くなります(笑)。
私も最初のMSXはソニーだったのでソニー派だったのですが、MSX出始めの頃にTVのCMなどでバンバンながれていたパナソニックの一番最初のMSX“キングコング”が欲しかった記憶があります。
またFS-A1というキーワードで来られる方も多いですね。MSX2の普及機ということで、ソニーのHB-F1とともに多くの人にMSX(パソコン)の楽しさを伝えた機種なのだと思います。当時、256色という画面表示や、フロッピー内臓ということにどれだけ憧れたか・・・。
ただ、どういういきさつであったのか良く覚えていないのですが、これを友達にあげてしまい、ずいぶん後悔しました。
しかし、実は最近大阪の日本橋で二台購入し、今も使っています。SORD m5もあります。FM-7、FM-NEW7もあります。
ただFM-7は最近使う気力が失せて来て、誰かに譲ろうと思ってます。
何だかめんどくさいんですよね。ROMカートリッジじゃないから使いにくいですしね。MSXとM5はこれからずっと使います。
MSX2は出始めの頃は、10万円近くしていましたので、MSX1と変わらない価格で出たのはお買い得感が高かったですね。MSX2ともなれば、性能的にも画面の綺麗さ的にも、他社のPCにもそう見劣りしませんでしたし。
>FM-7、FM-NEW7もあります。
当時はFM-77AVが欲しかったです。MSX2の256色にも驚きましたが、4096色というのに無限の可能性を感じてしまいました。