80年代Cafe

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ドラゴンクエスト・エニックス

2006-11-05 15:42:28 | RPGゲームReview

 ドラゴンクエストは、1986年にファミコンでは初の本格的なRPGとしてエニックスより発売されました。発売当初は、ジャンプ等で取り上げられて地道にヒットしている程度だったようですが、次第に話題となっていきRPGの代名詞と言われるほどの人気作となりました。ドラクエⅢで子供が学校を休んで販売の列に並んだり、恐喝事件なども起きたりと社会現象になるほどの人気の過熱ぶりでした。シナリオに堀井雄二氏、キャラデザインに鳥山明氏、音楽にすぎやまこういち氏とまるで映画を思わせる1流のスタッフが集まって作られており、それも話題となりました。


 MSXのメガロム版。MSX2版や『ドラクエⅡ』のMSX、MSX2版などが発売されました。当時、ドラクエがPCで発売されたのは、MSX版だけだったと思います。残念ながらⅢ以降は発売されず。PC版のため、当時のPCのパッケージに準じた作りになっています。


 説明書。今読んでみても、とてもわかり易く良くできています。当時のPCの説明書でここまで良く出来ていたものは少なかったかも。このあたりがヒットの秘密でしょうか。


 お約束の復活の呪文。自分のではないのも混じっていたり。


 フィールドの移動画面はCRPGの元祖と言われるウルティマから、戦闘画面は同じく元祖のウィザードリィを参考に作られていると言われています。FCが家庭用だと言う事もあって、RPGを初めて経験する人にもいかにして遊びやすく、理解してもらい易くするかと言う事を念頭に作られていたようです。そのため1作目ではパーティではなく1人で冒険をする形で、2作目以降からパーティ制にしたり転職のシステムを加えたりと、徐々に複雑な要素を入れるようになっていました。当時はPCではRPGは結構な人気を持っていましたが、ROMの容量などの問題もあってFCでは無理だという声も結構あったようです。しかし結果としては大ヒットとなり、RPGというジャンルを一般的なものとして認知させる役割を果たすまでになりました。


 ドラクエはFC版が有名ですが、同じ年(1986)にMSX版も発売されています。まだMSXにはRPGが少ない頃でしたから、当時さっそく買って体験しました。MSX版は移動こそ書き換えのため画面が波打つようなできで、FCのようにスムーズにスクロールしませんでしたが、グラフィックはFCと比べても遜色ないできに仕上がっており結構満足して遊んだ事を思い出します。また音楽も戦闘画面、フィールド、城や街の中と印象に残るものが多かったですね。今でもドラクエ関連の商品や中古品はあちこちで見かけるため、それ程懐かしい感じは受けませんが、あの音楽を聞くと当時の空気まで蘇ってくるような気になります。


 ファミコン版『ドラゴンクエストⅡ~悪霊の神々』遊んだことはありません。パッケージ絵は、一番好きかな。


 ファミコン版『ドラゴンクエストⅢ~そして伝説へ』有名なロト3部作の完結編。数々のシリーズ作品の中でも、傑作といわれています。こちらも遊んだことはありません。


 ファミコン版『ドラゴンクエストⅣ~導かれしものたち』新章となった第4弾。こちらも遊んだことはありません。


 あらためて並べてみるとかっこいいですな。


 写真は、体感ゲームのドラクエ神剣。こちらは、一時期1,000円くらいであちこちで投売りされてました。私は任天堂の新型機Wiiに関しては、家庭用ゲーム機の原点に戻ったような(何かファミリー~っぽい)気がするのでわりと期待してみてるのですが、ネットに公開されたWii版ドラクエのゲーム画面を見ていて、妙に楽しげで懐かしい気分になりました。あれを見てると、Wiiの原点に戻ってゲームの根源的な楽しさをもう一度考えてみようという試みは、確かに有効であるような気がします。



参考:Wiki ドラゴンクエストの項


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