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こちらは、2007年にユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより発売された、ジャッキー・チェンの映画を3本セットにした成龍 アクションDVD-BOX。この企画が好評だったのか、成龍 アクションDVD-BOX2、成龍 アクションDVD-BOX3が発売されています。
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こういうジャッキー・チェンの詰め合わせみたいな企画は、わりと何回も企画されていて、DVDやブルーレイなどでジャッキー・チェン〈拳〉シリーズBox Set1、2などが売られている。このアクションDVD-BOXは、中古も1,000円ほどと、わりに安価で購入できる。
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収録されているのは、五福星、ヤングマスター、バトルクリーク・ブローの3本。特につながりのない見事にばらばらな作品群。
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ヤングマスター師弟出馬は、80年の作品。香港で記録的なヒットを飛ばし、古いカンフー映画から新しい映画へと移ろうという時期の記念碑的な作品。ここから、ドラゴンロード、プロジェクトAへと繋がった。バトルクリーク・ブローは、81年製作の香港・米国合作映画。ジャッキー・チェンの全米進出第一弾。ジャッキー・チェンは、81年のキャノンボール、85年のプロテクターでも全米市場に挑戦していますが、なかなか上手くいかなかった。アメリカ人がジャッキーを発見したのは、95年のレッド・ブロンクスから。ここから、ラッシュアワーやジャッキーのアニメなどハリウッドスターへと上り詰めた。五福星は、1983年に公開されたコメディ映画。日本ではジャッキー作品と認知されているが、実際は香港の人気スターを集めたサモ・ハン・キンポーの映画で、ジャッキーはゲスト出演のみ。
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そこそこの知名度はあるけれど、単品で売るには厳しいような作品が集められている様です。第二弾は6本の作品が収められていますが、新ポリス・ストーリー、奇蹟/ミラクル、レッド・ドラゴン/新・怒りの鉄拳、ファイナル・ドラゴン、ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門、ジャッキー・チェンの飛龍神拳という微妙なラインナップになっている。
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こちらは、ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンより2006年に発売された成龍 ジャッキー・チェン アクションDVD-BOX3。一本売りでは難しいジャッキーチェンの初期の作品を集めたBOXセット。前述のアクションDVDセットは五福星、ヤングマスター師弟出馬、バトルクリークブローの3作品と少なめでしたが、こちらは豪快に初期の時代劇カンフーものを7作品も収録している。
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アマゾンの商品説明ではわからないのですが、7作品収録ということで実物はかなりの分厚さ。ジャッキーチェンは、78年(日本公開は79年)の酔拳で日本に紹介されて注目を集めました。その勢いをかって同じようなフォーマットの蛇拳も公開され大ヒットを記録します。それまではブルースリーのシリアスなカンフー映画しかないところに、ギャグを取り入れた点が目新しかった。以降、ジャッキーの新作は順次日本でも公開されていくようになりますが、あまりの人気のため過去の作品も新作として劇場公開されるようになった。酔拳、蛇拳がヒットしたため、関係ないタイトルの映画でもジャッキーチェンの○○拳と日本だけのタイトルが付けられて公開されていた。
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少林寺木人拳(76)、クレージーモンキー 笑拳(79)、 カンニング・モンキー 天中拳(78)、ジャッキー・チェンの醒拳(83年)。この辺は一本売りでバラでも売っています。コミカルな日本版のパッケージとは異なった、微妙にシリアスなパッケージ。
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成龍拳(77)、龍拳(78)、蛇鶴八拳(77)。この辺だとタイトルを見ただけでは、区別が付かない。
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昔の香港映画なのであまったフイルムを繋げて一本新作を作ってしまったりだとか、1年間に3本も4本も新作を作っていたりだとか、全部B級といえばB級なのですが、日本では劇場公開された以外にゴールデン洋画劇場などでもバンバン放映されていたので、そういった意味でも懐かしい。中でも木製の木人が印象的だった少林寺木人拳、クレージーモンキー 笑拳、 カンニング・モンキー 天中拳などは、放送の翌日学校でも話題となっていました。
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日本公開当時は、こんなにコミカルだった。それまでシリアスだったカンフー映画に、ギャグを取り入れたところが新しかった。酔拳、蛇拳のヒットにより日本でも人気が爆発し、それ以前の古い映画もコミカルな装いに改められて公開された。ジャッキーチェンのコミカルカンフーは、ゴールデン洋画劇場の定番でもあり、休日前の楽しい時間を更に楽しくしてくれる映画として、わくわくして視聴したものです。
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ということで、初期ジャッキー映画がこれでもかと満喫できるお買い得セット、成龍 アクションDVD-BOXでした。
参考:Wiki ジャッキー・チェンの項
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