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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国・LUCASFILM/Paramount Pictures

2012-03-18 12:25:26 | 映画・DVD・CD

 インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(Indiana Jones and the Kingdom of the Crystal Skull)は、2008年公開のインディジョーンズシリーズの劇場用4作目。前作最後の聖戦より、実に19年ぶりとなる作品。


 物語は、現実と同じく前作より19年後の第二次世界大戦後が舞台。敵役も前作までのナチスより、冷戦時代の旧ソ連になっています。今回のお宝は、クリスタル・スカルと呼ばれる謎のクリスタル製の骸骨。舞台は、アメリカ合衆国より南米ペルーの奥地へ向かいます。ハリソン・フォードに加えて、一作目レイダースに登場したヒロイン役のカレン・アレン、息子役のシャイア・ラブーフ等が出演しています。19年ぶりの新作とあってハリソン・フォードも60代になっており、3部作時の切れはありませんが、果敢にアクションシーンをこなしています。


 物語の方は、冷蔵庫に入って核実験を避ける描写があったり、○○○が出て来たり、元々荒唐無稽なシリーズだったのでしょうが、やりすぎでリアリティに欠けるという気も。前3部作では、CGも(ほとんど)無い関係でスタントや合成・ミニチュアなど、どのように撮影したのか特撮の精巧さに引かれる部分もありましたが、CG全盛となって映像に驚く事も少なくなってしまいました。現実のハリソンは、スターウォーズ、インディ・ジョーンズ、ブレードランナー以降、演技派として活躍しているのはわかっているのですが、インディは作品の中で止まったままですから、年齢を経たインディ・ジョーンズにも違和感は残りました。ただレイダースマーチが流れると当時がよみがえり、製作してくれただけでも良かったという気になりました。


 映画公開時に発売されていたハズブロ社製のフィギュア。最後の聖戦バージョン。


 クリスタル・スカルの王国バージョンのインディ。


 若き日のインディ。ちょっと蝶野似。トレードマークのジャケットと帽子着用。


 クリスタル・スカルの王国版。ちゃんと年齢が経過していて芸コマ。おまけに似てます。


 前三部作のVHS版。レンタルビデオ店などでよく借りました。こちらの方が、馴染み深いかも。


 前三部作の頃に影響されて登場してきた冒険もの。マイケル・ダグラスのロマンシングストーン、子供版インディ・ジョーンズの趣もあったグーニーズ。


 ゲームでも冒険ものが沢山でていました。スペランカー、チャレンジャー、アトランティスの謎、Aztec(海外PCもの)、アーケードではミステリアス・ストーンズ・Drキックの冒険(データーイースト)など。ATARIよりそのまま魔球の伝説を題材にしたアーケードも出ていました。中でも一番印象に残っているのが、Activision社のPITFALLシリーズ。日本では、セガによるアレンジ版がアーケード、SG-1000用、FC版がポニカより発売されていました。


 ということで、映像作品の中で止まっていた時間が動き出したかのような、不思議な感覚にさせてくれる作品でした。この後も続編が作られるという話もあったのですが、ハリソン・フォードももう69歳とのことですから、やはり製作してくれて良かったのだと思います。

参考:Wiki インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国、ハリソン・フォードの項、International Arcade Museum


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