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80年代Cafe

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ゲームロボット九・タカトクトイス

2006-11-10 22:44:40 | 電子ゲーム
 ゲームロボット九は、㈱タカトクトイスが1982年に発売したLEDゲームです。当時としては結構ヒットしていたようで、3年間で100万個を売り上げたのだそうです。この手のものとしては、他にサイモン、Drスミス(ともに海外製)などがありました。2005年に、㈱ハナヤマから脳トレゲームの形でゲームロボット21として復活しました。廉価版にゲームロボット5もあり、これもゲームロボット10として復刻されています。(写真:前/ゲームロボット九、後/復刻されたゲームロボット21)。

 写真のゲームロボット九の箱に張ってある、当時の値札は6,800円となっています。ゲームロボット21は、21種類のゲームが遊べて実売価格3,000円程度ですから、随分と安くなっていて時代の流れを感じます。ゲームロボット九は、当時の物価でこの値段ですから(当時としては)けっこう高価な玩具で、そう簡単に買ってもらえるような物ではありませんでした。e-Toyレポートでも紹介されていますが、『ロボット』というネーミングと、箱にでかでかと書かれた『LSI』の文字がかっこよく、とても高度な玩具のように感じていましたね。オリジナルのロボット九には、野球&カジノ用シート、コマ、チップが付属しています。

 ㈱タカトクトイスは、これ以外にも『ネコどんどん』や『ロボットメーカー』など、廉価な液晶ゲームを発売していました。(2,980円で当時の液晶としては、画期的な値段だった)。他にはタイムボカンシリーズのスポンサーにもなっていて、放送時に登場メカを商品化した『Z合金』を発売していました。(これは、今ではかなり稀少品のようです)。その後は超時空要塞マクロス(1982)のスポンサーになり、完全変形できるバルキリーを発売して、この当時かなりの話題となりました。続いてオーガス(1983)なども発売されましたが、翌1984年には倒産してしまいました。この頃少し話題になりましたので、記憶にある方も多いのではないでしょうか。(ザブングル、ダンバインのスポンサーだったクローバーも1983年に倒産しています)。

 トミーが復刻したサイモンは、せっかくのデザインが台無しで少し残念な出来でしたが、ハナヤマのロボット21は、昔のイメージを崩さずに上手く復刻されていると思います。(ボタンが小さかったり、LEDモニターが追加されたりと全く同じではないですが)。値段の割にはしっかりした良い出来ですから、昔欲しかった人や思い入れのある人は、手に入れて遊んで見るのも良いかもしれませんね。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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CM (swimie)
2007-01-14 11:19:38
画箱にて、このゲームロボット九の
CMを見つけました。懐かしいですね。
http://fout.garon.jp/?key=GZ0YJ_HxZYNW6_dP7DZWnE3:X0CW&ext=wmv&act=view
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こんにちは (80-cafe)
2007-01-14 15:47:54
いつも、コメントありがとうございます。
インベーダーゲームができるという所が、売りになる
時代だったのですね。絶妙に懐かしいです。
現在の21は、わりと手頃な玩具というイメージですが、
九は高価でなかなか手の届かない玩具でした。

お返しに微妙に懐かしいCMを・・
http://www.youtube.com/watch?v=GGB_ijiuh04
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