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カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-1703 『映画 サハラに舞う羽根』 大英帝国擲弾兵、素晴らしい。

2016年10月09日 | 日記





 『サハラに舞う羽根』 2016年10月9日






19世紀末、大英帝国は女王陛下の名の下、世界の4分の1を支配下に治め、なお領土拡大を続けていたとある。

『サハラに舞う羽根』は、映画館に観に行く積りだったけど、今の仕事が忙しい時期だったので機を逸して行けず終いだったね。

ストーリーよりも大英帝国擲弾兵(てきだんへい)連隊の雄姿に引かれてが動機だった。幾つになっても、オレは、こういうのが好きなんだね。





ブリティッシュ・グレナディアーズ(The British Grenadiers)行進曲を口笛で奏でて、彼らの勇敢な姿を思い浮かべるんだよ。

射撃の的でしかない自分に弾丸が突き抜けるまで銃剣構えて横列組んで歩み続ける。

前方には、敵が陣取っている。此れも幾重にも横列に並んで、弾込めと射撃を交互に繰り返し間断なく弾丸の雨を容赦なく浴びせ来る。





我ら擲弾兵連隊は、バタバタと倒れるもの多くとも隊列崩さず前列軍楽隊が奏でるブリティッシュ・グレナディアーズ行進曲に足並み揃えて

勇猛果敢、怯えを見せずにひたすら突き進む。おお、なんたる勇気かっ、誰しもができるこっちゃないっ。 「何処のおっさんや?」

眼と鼻の先に接近するまで、息ある己れを鼓舞して大英帝国擲弾兵士の誇りと意地を見せるんだね。 「よお~見んかいっ」





空を切って飛び来る弾丸の擦過音が身を震わせる。隣の兵士が顔面を粉砕されて倒れる、その向こうの者も崩れるのを視界の端に捉える。

敵の顔かたちが歴然と判別できる。あと、もう少しの我慢、堪えに堪えた恐怖の時間、前列、手榴弾を手にしたものが投擲の姿勢、

白兵戦の時が来た、「仲間たちっ、俺に続けっ」  ビシッ。   「なんや?」 彼の此の世での仕事は終わったんだよ。 












『サハラに舞う羽根』







将軍を父に持つ青年ハリーは、ジャックら親友たちからも熱い信頼を受ける若きエリート士官。

美しき婚約者エスネも得て順風満帆な人生を送っていた。そんなある日、彼はスーダンへの反乱軍鎮圧の任務を命じられる。

しかし、英国帝国主義による領地拡大のためにアフリカへ戦いに行くことに疑問を感じハリーは除隊の道を選ぶ。





そんな彼のもとへ親友や連隊仲間から臆病者を意味する“白い羽根”が送られてくる。

そして、エスネもまた、ハリーの行動に失望し彼のもとを去っていった。しかし、戦場の友人たちが壊滅寸前だと知ったとき、

名誉のためだけでなく、愛するものたちを救うためにハリーはスーダンに向かうってのが 『サハラに舞う羽根』の粗筋だね。












『サハラに舞う羽根』







この映画の最初に流れる字幕は次のようなものらしい。 「1884年 英国軍は、世界の4分の1を制覇」

「英国の若者は祖国とヴィクトリア女王のために戦い ー 戦わぬ者は家族と友人の恥とされた」

「その不名誉な臆病者を表すシンボルは白い羽根だった」 とある。 オレも襟に白い羽根を差しておこうか。 「ふたつ差しとけ」 





チャールトン・ヘストンの 『カーツーム』の舞台となったのも同時期のスーダンだね。たしか1883年のマフディ戦争だった。

1966年制作のシネラマ映画だった。この映画は、梅田のシネラマOS劇場で観たよ。あまり印象に残るシーンも無いんだね。

今、DVDで見直したら、そうでもないかも知らんけど、どちらかと云うと怠い映画だったような記憶だね。













『カーツーム』 1966年制作のシネラマ映画









『カーツーム』 アフリカ、スーダンの首都ハルトゥームのこと。現地での発音は「カルトゥーム(Khartoum)」カーツームに近い。








此のブログでよく書いてる 『ズール戦争』もアフリカが舞台で1878年の出来事なんだね。女王陛下の大英帝国も大変だね。

その都度、矢面に立たされる若者たちは、もっと大変だよ。「熱くて病原菌の多いアフリカなんか要らないよ」が本音だろうね。

前か後ろか解らん真っ黒けを相手によくやるよ。 「どういう意味や?」 また、偏見だ差別だなんて云うつもりか? 






真っ黒けに云わせれば 「真っ白けを相手によくやるよ」って云ってるよ。なまっちろくて気持ち悪いブタって意識だよ。お互いさまだよ。

でも、格好良さで云えば大英帝国擲弾兵が圧倒的に勝ってるね。 「そんなもん、アフリカ人は、黒い勇士が勝ってるって云うだろ?」

勝手に云わせておけばいいさ。 美的センスの欠如だね、黒い勇士の何処が恰好ええねん? 客観視を養え。見苦しい。





今日は、こんなの書く積りじゃなかったんだけど話が発展せんのだよ。どうも、疲れてるね、勢いが出ないから頭の回転も悪い。

発展の遅れた国々を植民地にして好き放題の大英帝国は兎も角、国策に倣って行かねばならん人々の思いや如何にだね?

飛び来る弾丸や矢や槍を身に受けて血だるまなって転がって知らぬ土地の土になる。









先に貼った原語入りHD、素晴らしい戦闘シーンの動画だったのにユーチューブの野郎め消しやがったなあ、根性臭いったらありゃしない。

訳の解らん音楽で興醒めするけど仕方ない。音を小さくして観てやって。此の戦闘シーンはかなりのもんだね。








The Four Feathers (6/12) Movie CLIP - Surrounded (2002) HD
   『サハラに舞う羽根』









ブリティッシュ・グレナディアーズ行進曲も勇ましく、いざ、讃えよ高らかに大英帝国擲弾兵の強者(つわもの)たちの魂に捧ぐ。 「病気やね」









British grenadiers march — British line infantry attack
   『バリー・リンドン』より








ブリティッシュ・グレナディアーズ(The British Grenadiers)行進曲 歌詞






Some talk of Alexander, Aand some of Hercules Of Hector and Lysander,
アレクサンドロス大王か、 はたまたヘラクレスか、 ヘクトルまたはリュサンドロスと人は言う

And such great names as these. But of all the world's great heroes,
しかし、全世界の偉大な英雄であれど比するものはない

There's none that can compare. With a tow, row, row, row, row, row, To the British Grenadiers.
大英帝国擲弾兵に比するものはない





Those heroes of antiquity Ne'er saw a cannon ball, Or knew the force of powder
いにしえの英雄は 砲弾を見たことはない 仇ら殄戮する

To slay their foes withal. But our brave boys do know it,
火薬の力を知らない だが、我らが勇士はそれを知る

And banish all their fears, Sing tow, row, row, row, row, row, For the British Grenadiers.
恐れを全て打ち棄てて  いざ唱えよう、 大英帝国擲弾兵を





Whene'er we are commanded To storm the palisades,Our leaders march with fusees,
防柵を強襲せよと 命令が下れば 隊長は信管を、

And we with hand grenades. We throw them from the glacis,
我らは手榴弾を手に持ちて進む 我らはこれを投擲し、

About the enemies' ears. Sing tow, row, row, row, row, row,The British Grenadiers.
敵の耳を驚かす いざ唱えよう、 大英帝国擲弾兵を





And when the siege is over, We to the town repair. The townsmen cry, "Hurrah, boys,
かくて包囲戦は終わり、我らは街を取り戻す 市民ら泣き、「万歳、兵士よ、

Here comes a Grenadier! Here come the Grenadiers, my boys,
擲弾兵がきたぞ! 我らが丈夫、疑念も恐怖も

Who know no doubts or fears! Then sing tow, row, row, row, row, row, The British Grenadiers.
抱かぬ擲弾兵が来たぞ!いざ歌声をあげよう、大英帝国擲弾兵を





Then let us fill a bumper, And drink a health to those Who carry caps and pouches,
その時、縁まで杯を満たし、健康を祝して乾杯する 軍帽と背嚢を身に着け、

And wear the louped clothes. May they and their commanders
交紐の軍服を着る者達を 兵達よ、指揮官らよ、

Live happy all their years. With a tow, row, row, row, row, row, For the British Grenadiers.
末永く幸あれ いざ称えよう、大英帝国擲弾兵を









こっちの方も、先に貼った選りすぐりのHDの動画を消しよったね、ホンマにケツの穴の小さい奴やねえ。






The Four Feathers (5/12) Movie CLIP - They Are Not Armed (2002) HD




『サハラに舞う羽根』



































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