明日(11/2)の分です。
映画を観る時間がないね。追いかけまくられて寝なきゃいかん時間になってしまう。気分転換ができないよ。
心を揺さぶるような映画を観たいね。人は、他人の苦労や辛苦のさまなら、より辛酸で過酷なものに魅かれるところがある。
それに屈することなく立ち上がるならば感動を受けて陶酔する。でも、自分にとっては願い下げなんだね。
其れを地で生きてみろっ、バカ野郎がっ。「何を興奮してんねん?」 いやいや、映画の主人公に成り代って云ってんだよ。
他人(ひと)の苦労は蜜の味なんて思う輩が居るらしい。奈落へ落ちろ。腐れ外道がっ 「劇画かよ?」
自分が流す涙も、他人(ひと)が流す涙も同じだよ。心の寂しい自分に愛想をつかせて暇をやれ。
他人(ひと)の痛みが解らぬ奴は、自分が人として生きていないことと知れ。「猿か?」 それに等しい。終わり。「なんやねん?」
母親を殺して冷蔵庫へ入れてたとか、何人かを殺してドラムカンに入れてたとか、赤ちゃん床にぶっつけて殺したとか、これは、いったいなんなの?
悪魔が来たりて笛を吹くって、なんかの題名にあったけど、こういうことをする人間ってのは、いったいなんなのかね?
心ん中に殺伐とした荒野を抱えて成長したのかね? 救われない魂を背負って生まれてきたのかねえ? 無くならんねえ。
イノシシが街ん中に現れたら、こらあヤバイって、すぐに解る。サルでもクマでもライオンでも、すぐ解る。
しかし、こいつらは、ちょいと見では解らない。親しく付き合っても解らない奴も居る。一般常識で受け入れるから、なお不明にする。
或る日、その常識を覆して豹変する。吃驚して信じられない、で、殺される。猪や熊なんかお呼びじゃない。最悪やね。
自分に足らなかった愛を恨む中から愛の大切さを学んで施せよ。人は無いものから悟り知って成長できる生きものなんだぞ。
拗(ねじ)けてグレるだけが能じゃないよ。殺伐とした荒野に意地でも花を咲かせてみせろ。
なんで、俺だけって処に置かれるのは、試されているんだよ。この世で、おまえが科せられた仕事なんだよ。
おまえが、おまえを見捨てて誰がおまえを救うんだよ。一生一回こっきりの人生を簡単に見限るな。眠たい奴等に根性見せたれよ。
人それぞれに生きているってことを知らねばならんよ。通りいっぺんじゃない。人は、いろんな人生を戦って生きていることを知るべしだよ。
自分だけじゃないんだよ。上には上が居て、下には下が居るのが世の常だよ。誰だって上がいいに決まってる。
上ばかり見てるとね、下の悪さばかりが目に付くもんさ。憧れが先行して、置き去りの自分までが、疎ましく見えてくるんだよ。
それは、今の自分を粗末にする第一歩だよ。自分の戦いに誇りを持て。戦っている自分を自分が応援してやれ。
そうして戦っているとね、やがて、おまえ以外の人が、おまえを応援してくれるんだよ。
俺だけって思ってるおまえにとって、それはね、閉ざされたドアを開いてくれるんだよ。それまで歯を食いしばって頑張れ。
人を殺す根性があるなら、人を生かす根性に代えろっ、馬鹿者めがっ。おまえの糞魂を受け継ぐ奴への迷惑を考えろっ。
其れを試されているんだよ。神さんは、酷なもんなんだよ。優しくて美しいもんなんかじゃないよ。
何も知らぬ人間に背負わせて、さあ、おまえならどうするって、この世に送って来るのさ。何も知らない赤ちゃんの始まりだよ。
おまえの不運は、おまえの与(あずか)り知らぬことだよ。この世で同じく生かされてる奴等に恥じることはない。
背負った因果と戦うために生まれたと思えばいい。絶対に負けるな。俺は、此処に居るって受けて立ってやれ。
この世で洗い清めて、彼の世の土産にしてやれ。神さんが驚くよ。文字通りの凱旋だよ。そしたら、おまえの魂は高みへ行くよ。
主役のつもりで役を全うするんだよ。人生を、そう捉えれば、絶えることのない悪行も少しは減るんじゃなかろうかねえ。