カメレオンの独り言

当分は漫ろ言の漫ろ歩き、頭に浮かんだ事柄を挿絵と写真と下手な文で綴ります。色々と間違い多いですがご容赦を。

カメレオンの独り言-965 『夢の終わり』

2013年11月21日 | 日記






明日(11/21)の分です。








ブログを書き出してからかなあ? なんか髪の毛が薄くなっていく一方だね。寂しい秋だね。

エレベーターに乗って蛍光灯の下で鏡に映った頭を見て、あれえ~って思ったよ。スケスケになってるよ。

日頃、頭を使わなかったから、急に無理して毛根に悪影響したかなあ? うっふふふふ、歳相応が、どこかで嬉しくもあるんだけどね。






今更、誰が見てる訳じゃないからね。見てくれで生きる歳は終わった。わりと長くもったほうだよ。「厚かましい奴やのお」 本当だから仕方ない。

オレの場合は、見てくれでもってたようなもんだから、此れが劣化すると、中身で持たさねばならんのだけれど中身がない。

美人軽薄と似てるね。「そんなん云うか?」 なんか耳にしたことあるよ。






そんなに大したことないんだけど、なんか外見でモテてたような気がするよ。ちょっと、特異なのかも知れないね。

これからのオレは、何かを創り上げることに全力を尽くそうと思ってんの。ひとが鼻で笑おうが、知ったこっちゃない勢いだね。

運よく「出来たっ」って時には、ツルッ禿ゲなってんの。名実ともに光輝くんだよ。いいねえ。「悪趣味な妄想やのお」 なんでや?






早くから禿げで苦しんでる人からすりゃ、オレの歳で嘆いたりしたら罰(ばち)当たるよ。歳相応のなれの果てだよ。

オレは、変わり目に強い男だからね。此れは、ひとつの節目、時は来たれりだよ。

もう一度、周りを一切封じて一匹狼で生きてやろうと思ってる。「おまえって懲りないね」 懲りてるけども仕方ない。






そして、今度は、ショーン・コネリーみたいな男を目指すんだよ。「ほど遠いんじゃないの?」 馬鹿だね、あくまでイメージだよ。



















なんかこの2、3日、天気が鬱陶しいし寒いね。街往く人々の装束も、すっかり冬支度だよ。

風も強かった。枯れ木に止まりにきたスズメが、前からの強風に圧されて空中で羽根を必死にバタつかせてホバリング状態を続けてる。

進まないんだね、こんなの初めて見たよ。必死だね。







調子がのらないよ。今日(11/20)は、風呂に浸かったから、ホカホカでいいんだけど、ビール呑んだら睡魔が襲ってきたよ。

スズメは風に圧されて進めない。オレは、毎度のパターンで進まない。

残りは、明日に託そうか、明日になれば、なんか、浮かぶかも知れない。鼻水が止まらないのは風邪か? 寝たほうがいいみたい。



















よく寝たね、昨晩は10時前に就寝したから9時間だね。おっ、鼻水も止まってるね、よしよし。

今日は、日差しも手伝って少し暖かいよ。どんよりした雲もないみたい。秋らしい一日だったね。






彼女が、大学から帰って来たよ。微熱が続いてるって云ってる。無理するなよって云っても聞かないもんね、強い子だよ。

もう、送ってやるのも、あと暫くだね。禿げのおっさんが、いつまでも続けてやってられない。終いに物笑いだよ。

若い奴らと仲良くやっていきな。今年で、ちょうど切りがいい。「寂しくないのか?」 いつでも寂しいよ。でも、仕方がない。






彼女も、いつものパターンだから外れ辛いのかも知れん。歳の功でけじめをつけて彼女の信用を守ってやらねばならん。

世間ってのは、意外と注視していて、あらぬことを噂するもんだからね。先々、彼女の躓きになるやも知れん。

オレも、そろそろ夢から目覚めねばならん。薄くなった頭が、其れを教えているよ。






喜ばしきことは、すっかり安定して落ち着いた娘さんになったよ。少しは、オレの存在が、役に立ったかなあ? どうでもいいけどね。



















ただ、素直に聞いてくれるかなあ? 懇々と云って聞かせる距離でもなければ時間もないし、一言で切ってしまいよるからなあ。

最期の手段は、怒らせることかな。それでは、オレが寂しいからね。泣けてくるよ。

でも、ほんとの思いやりは、そうでなくてはならんのかも知れん。腹をくくるか。「嫌われろ」 ええ? 今になってかよ? きついなあ。






考えたら、林 芙美子じゃないけれど、オレは、苦しきことのみ多かりきだよ。「おまえの人生だよ」 気安く云うなっ。



















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