ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

文月ですⅣ

2013-07-04 11:23:02 | Weblog
 画は小原 古邨(おはら こそん)

 明治10年(1877年)~ 昭和20年(1945年)

 明治時代から昭和時代にかけての浮世絵師、版画家。

 号は古邨、祥邨、豊邨。                   作


  「鳥と紫陽花」です。


☆雨模様。

第23回参院選が今日4日公示されました。

「毒をもって毒を制する」という言葉がありますよ、

◆http://ootsuru.cocolog-nifty.com/blog/2013/07/post-9696.html
大津留公彦のブログ2 2013年7月 3日 (水)
共産党に1票は政治への劇薬か悪魔の選択か

より抜粋、

共産党に投票するというのは大変なことなのだ。
その大変なことに踏み出そうという人が増えている。

都議選の結果については

「国民に負担を強いる安倍・自民独裁政治に対する究極にして唯一の
NOの意思表示
だったからではないか」

としています。

「自民・民主の2大政党制が事実上崩壊し、民主党は消費税増税で自公と手を組み、
維新やみんなの党という『第3極』もアベノミクスを支持し、
共産党以外の多くの野党が安倍自民の補完勢力と化した

「共産党の10議席は民主党や第3極など
『政権とたたかわない野党』の数十議席とは破壊力が違う」

「『共産党が多少、議席を増やしても政治は変わらない』と考えるのは大きな間違いだ。
共産党の10議席は民主党や第3極など『政権と戦わない野党』の数十議席とは
“破壊力”が違う
からである」


以下志位委員長のインタビューです。


▼「直撃60分「志位委員長、党名を変えればもっと支持されると思いませんか?」

今、最も多忙な党首かもしれない。都議選で議席を倍増させた共産党の志位和夫・委員長だ。
「取材依頼が殺到している」(党広報部)という“大人気”を、どのように受け止めているのか。

    *

――都議選での大躍進の理由をどう分析するか。

志位 昨年12月の総選挙では、東京の共産党の比例得票は48万票。
   今回の都議選は投票率が19%近く下がったにもかかわらず、62万票まで戻しました。
   出口調査では、無党派層の2割が共産党に投票していた。新聞の調査では、
   アベノミクスに批判的な層の3割から5割が共産党に入れたそうです。
   従来の支持層だけでなく、無党派層からも支持をいただいたことは大変に喜ばしいことです。

――それが野党第1党という結果に繋がった。

志位 いえ、もともと共産党は都政では野党第1党ですよ。だって、
   石原都政・猪瀬都政は「オール与党」ですから(笑い)。野党は我々だけです。

   実は国政でも同じことがいえるんです。
   この10年来、国政は「2大政党による政権選択」といわれ、どちらにも与しない共産党は
   蚊帳の外に置かれていた。ですが、民主党政権が自公と一緒に消費税増税を決めたように、
   「2大政党」は同質同根でしかなかったことが明らかになりました。
   この1、2年は「第3極」という言葉が持て囃されましたが、実態を見ると、
   憲法改定やTPP推進など自民党の補完勢力でしかない。
   大阪市長の発言などもそうなのですが、政策も体質も自民党以上に自民党的。
   そうしたことがこの短期間で国民の目にはっきりわかるようになり、
   政党関係の見晴らしが良くなった。
   本当の対立軸が「自民対共産」であることが浮かび上がってきました。

――共産党こそ第2極?

志位 というより「対極」ですね。とはいえ、
   都議選の得票率は13.6%の第4位です(2位が民主、3位が公明)。
   参院選での議席拡大のためには、
   都議選での躍進のおごらず気を引き締めて戦いに臨まなければなりません。


党名が変わる政党は信頼されない


――共産党は“第1極”、すなわち政権党を目指しているのか。

志位 もちろんです。ただし単独政権でなく、
   (連立を組んで)「民主連合政府」をつくろうという方針です。

――でも、共産党に投票した無党派層は、共産党政権がどんな国になるかまでは考えていない。

志位 私たちが政権をとった瞬間に日本が共産主義にチェンジする
   と思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。
   まずは資本主義の枠内で、日本が抱える2つの歪みを正そうというのが我々の目標です。

   1つは日米安保条約を廃棄して米国の言いなり政治から脱却すること、
   もう1つは「ルールなき資本主義を正すこと
です。

   日米安保をやめるというと「とんでもない」という反論が出てきますが、
   東アジアから南アジアまでの23カ国の中で、
   米国と軍事同盟を結んでいるのは日本と韓国だけ
です。
   それでも他のアジア諸国はアメリカと友好的な関係を維持、発展させていますからね。
   この改革をやり遂げた上で、国民統合で資本主義を乗り越えた未来社会――
   社会主義・共産主義社会に進む。
   「利潤第一主義」という資本主義の害悪を除いてこそ、恐慌、貧困と格差、失業、
   投機マネー、環境破壊などの矛盾も解消する道が開けます。

――党の綱領には「生産手段の社会化」を掲げているが、
  トヨタやパナソニックを国有化するということか。

志位 必ずしも国有化ではないんですよ。
   それがどういう形態を取るかというのはあらかじめ決められない。
   主要な生産手段を社会全体の手に移すことが大切であり、その形態は国民合意で決めていく。
   その際、資本主義の時代に達成された自由と民主主義は、
   絶対に一つ残らず発展的に受け継いでいくことが大前提なんです。

――『週刊ポスト』が共産党政権を批判してもOK?

志位 もちろんです(笑い)。
   資本主義時代に達成された自由と民主主義は断固として守り発展させることを約束します。

――しかし、世界的に共産党は総じて評判が悪い。現に、
  旧ソ連や中国では言論の自由はありません。

志位 政治面では、ソ連型の体制なんですね。
   ソ連では憲法の中に「共産党が国を指導する」と書き込んでいました。
   中国であれベトナム、キューバであれ、そうした内容を書き込んでいる。
   しかし日本共産党は、特定の政党や世界観を特別扱いしないということを明瞭に掲げています。
   解体したソ連は社会主義とは無縁の体制でした。だから我々は、
   ソ連共産党が解体した時に〈諸手を挙げて歓迎する〉という声明を発表したんです。
   「共産党政権ができたら一党独裁国家になってしまう」という誤解は、
   丁寧な説明で解いていかなくてはなりません。共産党が国会の中心になったからといって、
   民主主義を破壊するわけではないのです。

――最もわかりやすい説明は、「共産党」の党名を変えることではないか。
  掲げる政策に共感できても、投票用紙に「共産党」と書くのは抵抗感がある。

志位 共産という言葉は、共同社会を意味するラテン語の「コムニス」に由来しています。
   それがコミュニティとかコミューンという言葉になった。だから、
   コミュニティホールやコミュニティーセンターは直訳すれば「共産ホール」「共産センター」(笑い)。
   決して旧ソ連の体制のことではなく、一般的に受け入れられている言葉なんですよ。
   それに政党であるからには、堂々と理想を党名に掲げることが誠実だと思います。
   どことはいいませんが、コロコロと党名が変わる政党はやはり信頼されませんから。
   この名前で91年やってきましたし、名前を変えないというのも
   筋を通す政党としての信頼に繋がっていると思っています。

(『週刊ポスト』7月12日号から)



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日刊ゲンダイにはこういう記事もありました。
(昨日リンク先だけ張っていましたが)共産党 参院選も「大金星」の仰天情勢


2013年6月28日 掲載
選挙区で3議席獲得の可能性


都議選で議席を8から17に倍増させた共産党。
満面の笑みの志位委員長は「自共対決の時代」と鼻息が荒い。だが、さすがに都政と国政は違う。
小選挙区制の衆院選はもちろんのこと、参院選でも2001年を最後に
共産党は選挙区で議席を獲得できていない。今回もムリだろうと思ったら、
想像以上の“地殻変動”が起きていた。

「参院選も都議選のような低投票率になりそうですから、共産党は選挙区でも
3議席程度を獲得する可能性が出てきています。自民党が行った最新の世論調査では、
共産候補は東京(改選5議席)では4番目、大阪(改選4議席)でも4番目に入っていたそうです」
(永田町関係者)

東京と大阪に加えて、京都でもいい勝負になるという。

「東京では、現職を2人擁立する民主党が共倒れする可能性があり、
みんなと維新の新人候補者は一定の知名度があるもののパッとしない。票が分散し、
共産が漁夫の利を得そうです。
自民、公明、維新、民主、共産の主要5党で4議席を争うことになる大阪でも、
低迷する民主の間隙を縫って共産が浮上してきました。
改選2議席の京都はこれまで自民と民主で仲良く議席を分け合い、共産は圏外でしたが、
今回はみんなと維新がそれぞれ候補を擁立したため大混戦。
当選ラインが大幅に下がりそうです。京都は、過去に共産党府知事が出たほど、元来、
共産が強い土地柄ですから、分かりませんよ」(前出の永田町関係者)

以上です。



「日本共産党」というのは胡乱な政党で、本質はカルトです、宗教政党ですよ。

「自公」はユダメリカの走狗=なりすましキムチの利権屋集団=ユダヤ世俗派ですな。

対する「日共」は同じユダでもユダヤ原理主義政党、双面のヤヌスと言って良い。

日共はまた「田布施システム」の一員でもある、宮本顕治は田布施出身。

拙ブログ 昭和の日とか 2013-04-29 ご参照!

『多くの資料がソヴィエト連邦解体とともにクレムリンから出てきた。その資料から、
野坂参三の過去がかなり暴かれた。世に言ういう二重スパイ説である。
しかし、野坂参三が天皇のためのスパイであった、とする文書は闇に消えている。
野坂参三が天皇のスパイ、アメリカのスパイ、クレムリンのスパイのみならず、
国際金融同盟、すなわち、闇の支配勢力のスパイであったことは間違いのない事実である。』

野坂 参三(のさか さんぞう): 日本共産党議長。
1892年(明治25年)~1993年(平成5年) 山口県萩市の商家に生まれる。


ということで、とても信用はできませんが、今回は日共への投票もあり、だと思う。

受け皿がない以上、棄権は利敵行為だし、「毒をもって毒を制する」しかない。

内外の情況は悪くなる一方だ、亡国阻止の起爆剤に使うしか無いと思う。

さすが「公約違反」はやらんだろうと思はれ。

手前は、北海道「選挙区」は共産党、全国「比例」は「生活の党」を考えていますよ。

全国「比例」は個人名でも(三宅雪子とか)、党名でもいい。

最後は主権者国民による「直接行動」になる。 エジプトは他人ごとではないのです。




古邨、二枚目、



「蓮」です。



まずは「反消費税増税」だと思う、

◆http://toshiaki.exblog.jp/
古川利明の同時代ウォッチング
◎2013年 07月 01日

より抜粋、

#「上」の続きだが、その「6・29」の各紙の、「片山祐輔クン追キソでソーサ終了」の記事で、
ヨミは立命大教授の上原哲太郎からコメントを取っておって、
「今のところ、片山クンがハンニンだと示す証拠は開示されていない。
早くウイルスそのものや、その設計図が残っていれば、出せ。
そして、その解析がr 正しいだけでなく、第三者が検証した意見書etcも一緒に出せ」

って喋っておったなあ。

このジケンもヘンっていうより、異常極まりのうて、
既にコーハン前整理手続きに入ってはおるんだが、コレまで片山クンと犯行を直接、結びつける証拠は、
出ておらんってことで、この「7・10」にまた開かれるんで、さすがに、この日には、
ド腐れケンサツも、何か出すだろうとは言われておるんだが、さて、どうなることやら。

片山クンは一貫して、「身に覚えがない」と否認しておるんだが、ワシ、期待しとるのは、
FBIが亜米利加のサーバから押収したっていう、「片山クンの勤め先で作成した?」
とかいわれるアイシス・エグゼのソースコード
かよ。
それっぽいカキコミがあったってんだが、しかし、「それ」は何なんだよ? 

コレまでのソーサ情報の垂れ流しリークん中で、「証拠らしい、証拠」ってのはコイツだけ
なんだが、果たして、それがどういう内容なのか。

あと、そのようなソースコードの書き込みが、「改竄」ではないことを、
専門家の目で検証させることが必要だ。だって、ぬあんと、この前、
厚生ショウのジム次官に上り詰めた村木厚子のオバハンの郵便不正ジケンで、
連中は「FD改竄」ってのを平気でヤラかしておったからな。
ったく、目的のためなら、手段なんか選ばんからなあ(笑)


#おっ、今晩(=7・1)、BSフジの番組にシャシャリ出ておった、
イケダモン大先生んとこの信濃町丸ハムファイターズの主将の山口那津男
消費税増税は、民自公の3トウで約束したこと。予定通り、8%にジャンジャンと引き上げろ!と、
増税ゴリ押し強行宣言かあ。
ちゃんと、信濃町からのサインを受けて、「消費税増税」を争点にしマクって、
「F(フレンド)票を取れ!」っていう指示が出たんだな。

いいぢゃないか! 
ホンマ、消費税増税実施の是非ってのは、今回の参院センキョの「最大争点」だからなあ。

ちょうど、この消費税増税のモンダイは、全国紙は、ヨコ並びでシカトしマクって、
「争点ナシのシラケたセンキョ」って煽っておる有様だから、
「飛んで火に入る夏の虫」ってのは、まさに、このことだなあ。

よっぽど、その「アベノミクス便乗作戦」に、自信があるんだな。でも、こうやって、逃げずに、
争点に出そうっていう姿勢は、評価すべきだわなあ(笑) 

コイツは寝た子を叩き起こしてだな、投票率をピャーッと上げんとだわなあ。


#で、この「6・30」付の英・ガーディアン(電子版)が「字」にしておった、
NSA(=国家アンゼン保障キョク)が、ニッポンだけでのうて、仏蘭西や印度etc計38の
大使館や国連代表ブの通信を「覗き見&盗み聞き」しておったハナシなあ。
別に「さもありなん」ってことで、何も驚くにあたらんよなあ。

しかし、「日米同盟」とか抜かしておる割には、ずいぶん、舐められとるハナシで、
ホンマ、ニッポンなんてのは、亜米利加サマの属国っていうか、モロ、ショクミン地だわなあ。

あー、独逸も生贄にされておって、特にコクサイ金融都市のフランクフルトは、
重要なターゲットになっとるってことで、電話に電子メールの類が毎月5億件もNSAにダダ漏れ状態かよ。

だから、例のエシュロンで手を握っておる
英吉利、加奈陀、濠太剌利(=オーストラリア)、新西蘭(=ニュージーランド)は除外ってことなんだな。
だから、このアングロ・サクソン様の5ヵ国っていうか、ま、
実質的には「米英」だ
わなあ。 NSAとGCHQが牛耳っておるっていうことだわな。 

んー、でも、こうなると、覗き見なんていう生易しいレベルぢゃねえよなあ。
っていうか、セキュリティとかどうなっておるんかいなあ。
ウィンドウズのOS自体に、「覗き穴」が仕掛けてあったら、もう、こんなもん、
どうしようもねえからなあ(笑)



古邨、三枚目、



「じゃれあう猿」です。



じゃれあうのは南鮮と支那のみだなw

◆http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013070200840
時事通信 2013/07/02
輸出入が前月比3割以上減=「水増し」消えた中国・深セン

【香港時事】

中国の代表的な経済特区である広東省深セン市の5月の輸出は210億3400万ドルで、
前月比35.3%減少した。輸入も39.1%減の161億5300万ドルだった。
同市統計局が2日までに発表した。

貿易規模が市として全国最大級の深センの輸出入が、これほど大幅に減るのは極めて異例
香港から投機資金を持ち込むための架空取引が取り締まりで急減し、
統計上の水増し分がなくなったためとみられる。


◆http://www.epochtimes.jp/jp/2013/07/html/d44308.html
香港で1日に大規模なデモ、中央政府への不満をあらわに

【大紀元日本7月2日】

中国に返還され16周年を迎えた香港で1日、市民による大規模なデモが行われた。
参加者は政府トップを決める普通選挙の実施を求め、
親中路線を取っている現政府と中央政府の干渉に強い不満を示した。

台風接近で悪天候の中、43万人がデモに参加したと主催者は発表した。
一方、警察当局は6万人と発表し、デモの影響を最小限にとどめる狙いがある。

香港政府トップである行政長官は2017年に普通選挙で選出されることになっているが、
中国政府は3月、中央の意向に沿わない民主派の立候補を認めないことを明確にした。
一国二制度の形骸化を象徴するこの動きに、参加者から本当の普通選挙を求める声が上がっている。

香港大学の成名副教授はAP通信に対し、中央政府の干渉で
香港の高度な自治が危ぶまれ、市民が「焦りを募らせている」と述べた。

また、就任1年の梁振英長官への不満も根強い。
自身の違法建築問題のほか、家賃の不正受給や違法改築問題で閣僚が相次ぎ失脚し、
さらに国民教育反対デモが起こり、政府の評価を失墜させたことが大きい。
先月行われた世論調査で、就任後、同長官に対する支持率は過去最低となったことが分かった。

初めてデモに参加にしたという黄星華さんは「北京政府に香港をダメにしないでと言いたい」と語った。

2003年から毎年7月1日に行われるデモの参加者数は
政府への満足度を量る指標の一つにもなっている。
今年は経済界が主体である親中派がバーゲンセールや人気歌手のコンサートを開催するなど、
近年増え続ける若者の参加を減らそうと目論んだ。


◆http://sankei.jp.msn.com/world/news/130703/amr13070311570005-n1.htm
MSN産経ニュース 2013.7.3
孤立恐れているのは中国


米国のブッシュ共和党政権の元高官が最近、ケリー国務長官とアジア問題で協議した際に、
長官から「どうして日本はアジアで孤立しているのか」と問われた。

知日派の元高官が「それは中国と韓国だけのことで、日本の安倍晋三政権は、
他のアジア諸国から歓迎されている」と答えると、びっくりしていたという。

最近、ある日米安全保障に関係した集まりで聞いた話である。

元来、アジアへの関心が薄かったケリー長官に対する国務官僚の説明が不十分だったか。

あるいは、中国による「世論戦」の成果かもしれない。

中国は日本政府が尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化して以来、
尖閣諸島問題がただの領土紛争ではなく、日本による「侵略の歴史」が原因として
歴史カードを多用した。

だからこそ、東アジアを熟知する米国の知日派人脈が重要になる。
知日派の元高官は、ケリー長官に「孤立を恐れているのは、むしろ当の中国なのだ」
と解説を加えており、長官は東アジア情勢への学習効果を高めたに違いない。

実際、日本がアジアの海をめぐる案件で孤立することは考えにくい。
中国は南シナ海の大半を「力で支配」しようと、ベトナム、フィリピンの沿岸国と対立し、
東シナ海では尖閣諸島を奪取しようと日本と対立している。


彼らは中華帝国の伝統理念である「華夷秩序」を海洋にまで持ち込んできた。
中心部には中華があり、帝国は外縁に向かって序列の低くなる異民族を統治する。
東南アジアの小国には中国の巨大市場をちらつかせ、必要なら経済支援もする。

狙いは日米と東南アジア諸国連合(ASEAN)の分断であり、
ASEAN内にもまた、
南シナ海の沿岸国とインドシナ半島内陸の国々との間にクサビを打ち込んできた。

中国の悪夢は2010年7月のASEAN地域フォーラム(ARF)で、
当時のクリントン国務長官が「アジア回帰」を改めて打ち出したときだ。
長官は「南シナ海の航行の自由」は米国の国益だと強調し、
領有権問題の多国間での取り組みに意欲をみせた。

中国は個別交渉なら力でねじ伏せられるが、多国間交渉になると、とたんに孤立する。
日本の安倍政権には、東南アジアをはじめ、インド、ロシアなど遠い国と手を組まれ、
近くの“敵”に2正面作戦を強いる「遠交近攻外交」で包囲網を築かれている。

今回、ブルネイでの中国とASEANの外相会議で、中国の王毅外相は
対立を緩和する現行の「行動宣言」を 法的に拘束する「行動規範」に引き上げる高官協議を受け入れた。
王外相は多国間協議を「9月開始、場所は北京」とした。


これにより、日米が加わるARFで、南シナ海の係争に対する介入を封じることができる。
外相は02年に署名した法的拘束力のない「行動宣言」に触れ、
「個別の紛争は当事国と協議する」と消極的な立場を示唆した。

中国にとって韓国の中国急接近は、心強かったはずだ。
韓国はしょせん、大陸に連なる従属変数だと考えれば、
中国をヨイショするのもムベなるかなである。

日本は民主主義、法の支配など価値観の違う中国を相手にする以上、
急がず騒がず「機が熟するのを待つ」(東洋学園大学の櫻田淳教授)外交が妥当だろう。
(東京特派員)



反日国家の末路が見えて来ましたw 

「例の法則」は凄まじいものがありますなぁ。



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