ギャラリー酔いどれ

売れない絵描きの世迷い言&作品紹介

雪の晴れ間にⅡ

2009-01-29 10:48:52 | Weblog
 画は歌川國貞(三代豊國)(1786年)~(1864年)

 号は、香蝶楼・一雄斎・五渡亭など  作


 「睦月わか湯乃図」(三枚組みの中)です。



☆曇り。

さて、ロシア国境警備隊&ロシア移民局の動きが面妖ですな。

単なる縄張り根性では無い様に思えるが?

日露接近の動きにあてつけたような強硬姿勢。

「裏に何かある」のでは?

「日露接近」を最も嫌い妨害工作をしてきたのは、そう、

アメリカですよ。 CIAの工作かな? 国境警備隊など金でころぶわな。

ロシアの政情は複雑怪奇なところありで、ロシアンマフィアとかね。

注意深く観察すべし。もちろん今回の「人道支援船」の引揚げは支持します。

「安易な妥協」は厳に慎むべしだ。すべては「国益第一」ですから。

で、安全保障あれこれ、

◆http://www.amakiblog.com/
2009年01月28日
*在沖縄海兵隊移転を名目に米国との国際協定を急ぐ外務省の暴走

今日のブログはこのテーマで決まりである。
あまりにも重要な問題であるにもかかわらず、誰も本当の事を言わない、
書かない。だから私が指摘する。

きょう1月28日の読売、毎日に一段の小さな記事が出ていた。
その内容は「外務省は27日、米政府との間で近く
『在沖縄海兵隊のグアム移転協定』を締結し、
通常国会で承認を求める方針を正式に決定した」という記事である。

朝日新聞は2段の見出しで少し詳しく書いていた。・・・
米軍再編計画に盛り込まれた沖縄駐留米海兵隊のグアム移転について、
日本側の財政拠出の上限を28億ドル(訳2500億円)と明記し、
米側に目的外使用を禁じる協定を日米間で結ぶ。
2月上旬にも日米間で協定に署名し、今国会に承認案を提出する方針。
外務省幹部は「グアム移転では日本が多年度にわたって財政支出する・・・
ため協定を結ぶことにした・・・などと書いていた。
それでも、これでは一般国民は何もわからない。

これだけ重要な事柄が急に出てきて、かくも小さな扱いで済まされようとする。
そうさせてはならない。この問題はこれから大きく
新聞でとりあげられていかなければならない。
その為にこのブログで問題提起をしておく。

日米間の最大の懸案は、あの小泉首相が守屋次官を使って
強引に推し進めた米軍再編に関する日本の対米協力を、
どうやって進めていくかである。

「負担の軽減と抑止力の維持」の双方を達成するという、
およそ矛盾に満ちた小泉元首相のキャッチコピーの正体は、
沖縄海兵隊の削減という目くらましの一方で、
在日米軍の機能を強化することにあった。
しかもその経費を日本が大きく負担する形で。

その一つが沖縄の普天間基地移転であり、沖縄海兵隊のグアム移転である。
米国はすべてがパッケージで合意されているから
普天間基地移設の変更は1インチも変更できない、
それを変更すれば海兵隊の削減も白紙に戻す、などと脅かし、
常に日本政府に圧力をかけてきた。

おまけに沖縄海兵隊のグアム移転も、日本のためではない。
もともと沖縄に大量の海兵隊を置いておく必要性は
米軍の戦略上からももはや無いのだ。日本に恩を売る振りをして、
その経費を日本に押しつけようとするものなのだ。

しかもその経費は1億とも3億ドルとも言われ、
積算根拠や日米分担の割合など、一切が国民に知らされていない。

この厄介な問題を、国際協定をつくって一挙に解決してしまおう
とするのが今日の新聞報道の裏でおこなわれようとしている事なのである。

これは単なる沖縄米軍グアム移転に関する国際協定ではない。
あたらしい日米安保条約ともいうべき重要な条約である。
それを在沖縄米海兵隊移転という、あたかも在日米軍が削減される
結構な話であるかのような名前をつけてごまかし、
一気に片付けてしまおうとするのが政府、外務省の意図なのである。

しかも民主党が政権を取るまえに署名、国会承認を行なおうとする。
政局が混乱し、国会がまともに機能しないうちに、
このような重要な条約を急いで作ってしまおうとする。

おそらく米国の強い希望によるのだろう。
民主党政権ができることが確実になったと判断した米国は、
民主党の対米政策に疑問を抱き、
その前に協定を作ってしまえというわけだ。

面倒な事ははやく片付けたいと思う政府、外務省も、
米国と見事に利害が一致する。

さて民主党はどう出るか。むしろ厄介な問題は
自民党政権のうちに片付けておいたほうが楽だ、
と考えてこれを黙認するのかもしれない。
そうなればあっさりとこの重大な新日米安保条約は成立する事になる。

民主党の護憲勢力はどうでるのか。共産党や社民党はどうでるのか。
混迷する政局に、またあらたな問題が浮上してくるかもしれない。

いや、この日米新安保条約がいきなり出てきた背景には、
自民党生き残りのための深謀遠慮があるのかもしれない。
民主党分断、野党分断の高等戦術かもしれない。
政界再編、保守大連立の思惑があるのかもしれない。

日本の政局の裏にはつねに米国の影がつきまとう。



「吸血鬼・死神」ですから、

スタンスは異なりますが、

◆http://www.melma.com/backnumber_45206_4365390/
「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」 
   平成21年(2009年) 1月28日(水曜日)貳
       通巻第2474号  臨時増刊号 
_________________________________________________________

<略>


(読者の声2)貴誌2467号でご指摘のあった、
「日米関係という短眼的視野ではなく、世界的パースペクテイブにたてば、
イラク戦争、アフガン戦争において、圧倒的空軍力をほこる米軍が
地上戦に移り、ゲリラに悩まされるようになると、相対的軍事力のあるユーロ、
ロシアのルーブル、中国の人民元の相場が強まり、ドル安に転じ、
しかも経常収支大黒字のくに=日本の通貨が弱まる。
日本には軍事力がないからである」の通貨の地位と軍事力の相関関係の
「日本には軍事力がない」という箇所ですが、どうなんでしょうか。

本当に「日本には軍事力がない」と言えるのでしょうか?
例えば戦闘機でもステルス性のものを除けば、
いまだ世界最強の部類に入るF15戦闘機を米国外でライセンス生産している
のは三菱重工名古屋工場だけですし、ロシアや中国に
それに匹敵する戦闘機は無いと私は理解していますが。
もし日本が米国の景気対策を兼ねてステルス性のF22でも
大量購入する事になれば事実上世界第2位の軍事大国ではないですか。
(なお、私は以前先生が書かれたF16没収には反対です)
海上自衛隊の潜水艦部隊も優秀のようですし。核兵器なんて
イランや北朝鮮やパキスタンでも出来るのですから単に国家意思の問題でしょう。
今日の日本の問題はそういうハード(軍事力)の問題ではないのでは?

日本人の特に政策決定者に足りないのはソフト(戦略的思考)。
どういう世界を作れば短期的、中期的、長期的に
「日本にとって徹底して都合が良い」のかと言うビジョン。
そして、それをなすには何をどうすべきか。という実際的戦略。

すこし離れますが、貴誌読者で在米経験の長い伊勢氏が描かれる
南部人達の素朴さは美しいし、人間として立派だと思いますが、
逆に言えばそれ故に北部(東部)などの良くも悪くも洗練された人達に
頭を押されるのでしょう。
そういう戦略的思考は中国人やユダヤ人に学ぶところが非常に多いですし、
彼らのやり方が自己中心的で近視眼的だというのならば
必要に応じて別のものを求めれば良い。
そこで自国の過去から学ぶと、先の大戦で日本はハード(軍事力)では
米国に負けましたが、実は日本が最低必要とする3つの事を達成している。
1.皇室の存続。
2.(1と関連して)共産国にならなかった事。
3.アジア諸国が数百年の西洋の頚木から解き放たれて続々と独立した事。
我々日本人はアラブ人のようにマッチョかつ主観的にハード(軍事力)で
負けた事を捻じ曲げる必要はありませんが、歴史的転換点に影響を与えて
逞しく生き残る高い能力がある国民であると言う事は
正しく認識しなければならない。
自虐でも自慰でも国民の成熟度を示すものにはなりえません。
(doraQ)


(宮崎正弘のコメント)日本の自衛隊は「軍隊」ではありません。
まず日米安保条約との関連です。戦後、朝鮮戦争によって事態は急変し、
米国は占領政策を変更します。保安隊、警察予備隊、
自衛隊と名前が変わりましたが、国内治安維持部隊が、
朝鮮戦争の後方支援に回される性格になる。
しかし基本的にアメリカ軍が日本に駐留して我が物顔を続ける。
つまり米軍の日本占領の継続でしかないのです。

これを不満として、より対等な立場の条約改定に人力を尽くしたのが
岸信介でした。60年安保改定は、論理的帰結でもあり、
ということは次は「完全に平等な軍事条約」へと改定する必要がある。
そこで、安保改定20年のときに大がかりな政治イベントを行い
「安保改定」を提案したのですが、「戦後レジューム」に安住しようとする
自民党政権(当時は鈴木政権で宮沢官房長官)が、この動きを無視しました。
(安保改定百人委員会は加瀬俊一議長のもと、黛敏郎ら百人の文化人、
学者、知識人があつまりました。その前の20周年イベントは、
岸信介名誉議長、加瀬英明理事長、米国からはフォード前大統領以下、
上下両院議員十数名、シンクタンク関係者らが来日。
日本の議員団代表は三原朝雄議員。小生は広報担当でした)。

安保改定50周年はまもなくです。
来年(2009年)6月15日をメドに、もう一度、安保改定を提議して、
自衛隊をまともな軍隊、つまり国際常識でいうところの自衛の軍隊に昇格させる
必要があり、防衛省は当然ながら「国防省」と改称するべきではないでしょうか。
 
次の視点は装備を含めての日本の国防体系です。
日本の「軍」は、アメリカの極東軍事戦略を補完する防衛体系に
組み込まれています。米軍の後方支援が中核的性格です。
第七艦隊を守るための装備、備蓄、訓練体制などがそうです。
合同演習も米軍が主導です。p3c(対潜哨戒機)だけが突出して多いのは、
米国の潜水艦を守る補完的役割を自衛隊がしていると同義語でしょう?

第一に日本は戦略兵器を持たされていないうえ、
自主開発を事実上禁じられている。
つまりICBM、原子力空母、原子力潜水艦、長距離爆撃機、宇宙兵器などです。
日本の保有するジェット機の航続距離はまことに短い。
イラクへ派遣した自衛隊の輸送機が、現地に着くのに四日もかかるのです。
日本が自主開発できる技術力はあります。が、
それを米国は絶対にさせないのです。

第二に戦域戦力ですが、半分しかない。
F15は「迎撃機」です。攻撃能力はありません。
スクランブル発進して敵機が攻撃してきても反撃できないシロモノ。
ゆえに自衛隊機は敵機の背後上空に回り、警告を発するだけです。
駆逐艦がありません。北朝鮮の不審船を機関銃で撃沈したのは
海上自衛隊ではなく海上保安庁であった事実をお忘れなく。
しかもF15はライセンス生産しているとは言っても、
ブラックボックスが多く、監視員が米国から来ている。

第三に戦場兵器ですが、これも実情を言えば、半分近くがお笑いでしょう?
武器弾薬不足、火力不足は慢性的です。
ところが野外炊飯器とかの、ロジェスティックは凄い。
自衛隊内である時、川柳を募集しました。佳作入選作は
「たまに撃つ 弾がないのが 玉に瑕」。

最後の問題は「専守防衛」という手枷足枷です。
孫子がいみじくも言ったように「攻撃は最大の防御」。
この防衛の本義に立ち返ることが出来なければ、自衛隊は無用の長物、
率直に言って米国への交際費、国際協力のアリバイ証明。
また国防を担う自衛官の幹部の多くが親米メンタリティをもち、
サラリーマン根性に成り下がってしましました。
あの防衛大学校長やら防衛大臣を見ていると、
この「軍隊」なるものは一からたたき直さない限り、
日本には救いがないのではありませんか。
勿論、志のある隊員はたくさんいます。
田母神発言の余波を駆って、真の防衛をそろそろ考えようということです。



タモガミなど頭の軽いバカ将軍でしかないし、

岸信介ごときは売国奴にして国賊ですよ。

いかに自民党というのは従米傀儡政権であるか、よくわかりますね。

「安保改定50周年はまもなくです」とのこと、

「廃棄通告」の良い機会なんでは? 

役立たずの「居座り強盗」には出て行ってもらいましょうや。

落ち目の893にいつまで怯えて貢ぎ続けるんだかw

バカバカしいことは終わりにしないと。そんな余裕はもはやないと思うが。



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