太平洋側に強い高気圧、日本海には前線を伴った低気圧と、梅雨を飛び越して夏のモードになった今日。名古屋の最高気温は30度の真夏日。もちろん今年初だ。去年はいつだったかと調べてみると5月20日。僅か2日の早まりだが、問題はこれではない。
去年、最低気温が20度を最初に記録したのは6月18日だったのだが、今朝5時の測定ですでに21°近い最低気温を記録しているのだ。寝苦しい夜が去 . . . 本文を読む
今頃の若者たちはずいぶん英語がうまくなったようだ。SNSには英語情報が溢れているし、社会環境でも外国人たちとのインタラクションが増えているのだから、ある意味当然なのだろう。ツイッターのタイムラインを読んでも、ネイティブが書いた英語だろうと思ったら日本人だったなんてことにも時々遭遇する。大学の英語教育は昔のように人気があるのだろうか。今日の中日夕刊には「名古屋外大留学全国一位」という記事が出ている。 . . . 本文を読む
最近、FFやコンビニのカウンター接客は外国人たちが半分以上だ。こうした流通・サービス業も日本人たちにとっては一段低い3K業種と映っているのかもしれない。そのうち、こうした業態では日本人従業員の方がマイノリティということになってきそうだ。名古屋市に住民登録のある外国人は去年の年末時点で7万8千人で、前年比+5700人(+7.9%)とこれまでで最も多くなったというニュースが読める。国籍では、中国が2万 . . . 本文を読む
万歩で歩いた広小路通り、途中の信号で立ち止まると、婦警さんが寄ってきてパンフを一枚差し出した。「お年寄りの交通事故が多いから気を付けてくださいね」といわれたから、他人様からみてこちらは年寄りだということになる。「はいはい」と返事をして、そのまま歩き続けようと思ったが、歩道を歩いていて日頃気になることを訊いてみようと立ち止まった。昔は「人は右くるまは左」という交通標語のように、右側通行があたりまえだ . . . 本文を読む
我が町の街路は歩行者には優しくはない。戦後の道路行政をそのままに増える自動車に局部的に対処してきた結果、弱者の歩行者が道の端に追いやられている。道路整備があっても歩道は対象外。埋設された上下水道やガスパイプの掘り返しで引っ剥がされた歩道部分の簡易舗装はでこぼこ。近頃は歩いていてよくひっかかる。下手をするとほんの数センチの凹凸に足を取られて転倒することになるからコワイ。歩行者に優しくない狭い歩道は、 . . . 本文を読む
マスコミではときどき「ごみ屋敷」が取り上げられる。街中を歩いていても、見るからにそれらしき様をした場所にぶつかることがあって内心驚く。すべてが陋屋で人の気配がない。生活感を感じさせないこうした家の住人はいったいどんな人だろうかと思う事もある。何事もコンビニエントな現代生活。過剰包装を承知で買ってくる品々。そのままでいれば、生ごみはもちろん、包装材、PETボトル、瓶や缶、など使い終わった消耗品がゴミ . . . 本文を読む
哀しいニュースだ。40代の独身男が突然のくも膜下出血で死亡し、彼に介護されていた70代の母親も病気による衰弱で後を追った。二人暮らしだった住まいは月4万円のアパート、周囲とはほぼ交渉がなかった。今日の中日夕刊社会面にある段抜きの記事「孤立、こぼれ落ちた命」とある。高齢の親と中年の子どもが同居する世帯は、名古屋では「見守り支援」の対象外。働き盛りの子供が親の介護に専念することで、周囲から孤立した場合 . . . 本文を読む
「ポケモンに気をとられ死亡事故」というNHKのローカルニュース。土曜日の午前中に起きたこの交通事故。場所は西尾市の県道。大きなワンボックスに乘った女性は43歳。道路を渡っていた被害者は85歳の老女だという。「ぶつかるまで相手に気付かなかった」という加害者。「信号待ちのときにポケモンGOをしていて、走り出してからゲームの履歴を確かめる『ぼうけんノート』を見ていた」ということは、運転中は片手にスマホを . . . 本文を読む
ここ数カ月の短い間に、欧米メディアのニュースで変わったことがある。毎日聞くポッドキャストには一日に一回は「銃撃音」が入って来るのだ。内戦状態の国々も多いから爆撃シーンだというのであれば、まだ分かるのだが、この乾いたパンパンパンという銃撃音はほとんどが警察官の発射したピストルの音だ。ポッドキャストは音だけだから、これを聞くと自分が撃たれたかのような気がして落ち着かない。ニュースはTV映像が中心になっ . . . 本文を読む
都会人の多くがスマホなしでは生活がしにくいと感じるようになったこの頃。やりとりされるコミュニケーションの内容も、常識では考えられないほどの深い闇とつながるモノも多いようだ。NHKは、座間市で起こった殺人事件でも容疑者と被害者とがSNSを介して知り合っていたということを受けて、若者(16歳から25歳)5000人へのアンケートを実施しその結果を公表している。家族や友人に知られていない「裏アカウント」を . . . 本文を読む
今日は四月最初の月曜日。超高齢者を医者に連れていったが医院はガラ空き。呼んだタクシーも直ぐやってきた。スーパーの買い物でも客は少ない。電車も空いていた。年度初めは忙しいだろうに、世の中動きがちょっとゆっくりのようだ。陽気に合わせたのだろうか。空いた電車のベンチシート。若い母親と若い娘が大胆に4人分の席を占有して揺れている。娘は黒いリクルートルック。母親はチェックのスーツ。入社式を終えて帰宅する途中 . . . 本文を読む
名鉄桜駅。その名の通り、駅のホーム裏や周辺の街路沿いには桜の木が並んで薄いピンク色で空間を彩っている。
桜が開花しただけで空気がとろんと気怠くなるのは何故なのだろうか。そんなことを考えながら駅近くの旧東海道を万歩する。昔はもっと沢山の桜が植わっていたが、排気ガスや虫にやられて一本また一本と倒され、桜という地名が恥ずかしいような貧相な現状になってしまったのは眞に残念である。それでも残された桜木は今 . . . 本文を読む
我が家の超高齢者の起床と着替えと朝食の介助をしながら日曜日の朝刊に目を通す。サンデー版の「大図解シリーズ」、今日は「外国人留学生」という主題である。2011年に入管法が改正され、それまでカウントされなかった「日本語留学」も留学生として算入されることになって、統計上の留学生数は、留学生30万人計画を標榜する政府の思惑どおりに大きく増えて、2017年では27万人に届く勢いだとある。
そのうち、語学留 . . . 本文を読む
犬や猫を「ペット」と呼んだ時代はもう過去のものなのだろうか。最近の欧米ニュースでは"comfort animal"だったり "emotional-support animal"という云い方もあるようで、これがいろいろと社会的な摩擦も引き起こしているらしい。もちろん愛玩動物の責任というより、飼い主のエゴがそうさせているのだ。ソニーのアイボ(犬型ロボット)の再発売は、そうしたペット需要も読み込まれてい . . . 本文を読む
NBCのツイートに出た記事が気になった。
白タクをコンピュータ管理しスマホで予約業務を行う「配車業」大手のウーバーがアリゾナのテンピという町で行っていた「自動運転タクシー」の走行試験で完全自動運転モードで公道を走っていたボルボのSUVが道を横切ろうとした中年女性を刎ねて、その女性は搬送された病院で死亡した。これは「自動運転車によって歩行者が死亡した」最初の交通事故だとNBCは伝えている。
事故 . . . 本文を読む