しゃあないなぁ

政治面では言いたい放題の政府与党にノウナシ野党、社会面では焼身自殺や人さらい、スポーツ面では錦織のふくらはぎや荻野の骨折に、加えて全チーム5割以下のセリーグ。2520億円の便器だと酷評される新国立が、またまた負の遺産を残すのか。それでいて明治の遺産が世界に立候補すべき矜持を保ち得ているのか、などなどイライラしながらもこの一週間、なんや時間だけが他人事のように過ぎていくかんじがして、岡山帰りのオッサンは「しゃあないなぁ」とつぶやくのみ。

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それでも今朝のニュースは、長編ドラマの終章のかんじ。ユネスコは認定され、誘拐犯人は捕まり、ギリシャはNO、なでしこは２－５。それぞれに一応の結果が出た。

NOのギリシャ国民が発したつぶやきが、「ティナカヌメ（仕方がない）」だとか。このひびき、仏語では「ケセラセラ」、英語で言えば、「What ever will be will be.」か。
けれど返すあてのない大借金を抱えながらも、メンツにこだわって血税をばらまき、一夜の天下に溺れる政権とその国民に、この国を嘲笑する資格はない。

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一方、ずいぶんと楽しませてくれたなでしこ。最初の５分で「しゃあないなぁ」と苦笑いするも、終わってみれば「なんくるないさ」。沖縄の名言、ドンマイの精神である。リオがすぐ目の前です。

【真（まくとぅ）そーけーなんくるないさ】・・・正しい行いをしていれば自然とあるべき様になるものだ。挫けずに正しい道を歩むべく努力すれば、いつかきっと報われて良い日がやって来ます。