ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

南海トラフ シンポ

2013-03-27 16:27:10 | 政治・経済
久しぶりに梅田に出かけ、震災危機管理のシンポを聴講する。

相変わらず河田先生はお元気。以下に河田節のメモ。
「江戸幕府は薩長土肥の維新のみによるものではなく、1854年安政の東海・南海地震、翌年の江戸地震、翌々年の安政の台風によって幕府が完全に統治能力を失った所産である。今日の歴史家は自然災害の影響を軽く見すぎている。」
「震度6が6000万人を襲うけた外れの南海トラフ巨大地震は、220兆円の災害といわれてるけど、それは数えられるお金を集めただけ。実際はその数倍になる。日本のクライシスである。」
「マニュアル作りだけの行政ではどうしようもない。」
「行政は2年で防災担当が入れ替わる。そこでは肝心な知識の伝達がスム-ズに行われてるとは到底言い難い。減災はマネジメントであるということが分かっていない。」
「強くてしなやかな災害対応能力・連携社会(Resilient)を目指さなければいけない。」

   ***

シンポ後、本来の目的の飲み会。午前中の400mlの献血と交換に、同量の焼酎を注入する。
かなり機嫌よく酔いがまわった。
無事に帰宅できたのが不思議なくらい。今月3日目の飲酒なり。