ぼちぼちやりま!

悪い時が過ぎれば、よい時は必ず来る。
事を成す人は、必ず時の来るのを待つ。
焦らず慌てず、静かに時の来るのを待つ。

立夏

2011-05-06 22:10:23 | 災害大国
夏の初め立夏とはいえ、ちょっとどんよりした陽射し、ジャガイモに花が咲きだす。

ところで、キィーワードは【水】かと思った。
フクシマの【水棺】にビンラディンの【水葬】。水清き日本の夏も、近いのだけど。

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原発安全神話はなぜ作られたかという問いかけに、河野太郎は答えている。
---中心は自民党と経済産業省、電力会社だ。自民党は電力会社から金をもらい、立地自治体に補助金を出しやすい制度を整えてきた。経産省は電力会社に金を出させて公益法人を作り天下っている。東芝や日立などメーカーに加え、建設業界など産業界も原発建設を後押しした。電力会社は大学に研究費を出し、都合のいいことしか言わない御用学者を作りだす。多額の広告代をもらうマスコミは批判が緩み、巨悪と添い寝してきた。政・官・産・学・メディアの五角形が『安全神話』を作った、と。

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加えて思う。五角形はペンタゴンではないか。
そう原発推進の一因には、アメリカを主とした海外からの外圧はなかったか。
あるいは、何百億もの札束が舞ったはずの双葉町が財政破綻しているのはなぜか。
一極集中の都市政策、裏返しの地方困窮、少子高齢のツケが弱者負担を強いてきた現実がこの悲劇の土壌になっていないか。
また他にも戦後日本が背負ってきた十字架のようなものが根底にあるような気がする。
まだまだ根っこを掘り返してみる必要がある。