2月中旬の日曜日、午前中に都内で所用を済ませた後に訪れました。何度か乗り間違えたことで、西武鉄道って同じホームから逆方向の電車が発車することがある、ということを学びながら、13時53分に店頭に到着。その時、行列は12人で23分待って入店することとなりました。なお、食券購入のタイミングは本店同様、入店直前で、店外でも食券の提示を求められました。また、店内待ちは3人でロット6人となっていました。そして、着席から約16分でラーメンが配膳となりましたので、回転はゆっくり気味と言えるかと。参考までに、14時43分に調理の合間を縫って、店主さんが券売機を操作していましたので、もしかするとこの時点で豚入りを売切れにしたのかも?
卓上の調味料は、醤油ダレと白胡椒と粗挽き唐辛子。
大ラーメン、大蒜脂。
およそ6分の茹で加減だった麺。
俗にいうワシワシ感強めで、硬めに思いました。
縮れも強め。
神田神保町系列らしい白胡椒と粗挽き唐辛子。
シャキッとした感触の残る茹で加減の野菜は、バリバリと音を発していました。
豚。
強い噛み応えで、むちむちとした食感の赤身の周囲に、程よく醤油ダレが染みた脂身がうっすらと存在していた豚。
サクッと音を立てるような肉質で歯応えの強かった豚。
とろんとした脂身はおまけ?
表面を黄金色に輝く膜が覆っていたスープ。
乳化傾向なのか、後を引く甘みと深みが主張する味わいで、醤油の風味はそれに隠れがちでした。
固形物を食べ終えた後も何度もレンゲを上下させてしまいました。
大蒜にはピリッとした辛さがありました。
並び中、小窓から調理の様子を観察していると、豚を切り分けた際に発生した切れ端を包丁で細かく刻んで背脂と混ぜていました。ですので、当初はお願いするつもりはなかったのですが、つい、脂と言ってしまいました。
13分前後で完食。店主さんの生真面目さが窺える、丼を上げた際にしっかりと頭を下げて挨拶する所作に少し驚きながら退店しました。