2月中旬の祝日に訪れました。午前中は、理髪店にて禿の進行具合を確認し、14時58分に店頭へ到着し、10人の行列の最後尾へ。そして、15時03分に店主さん不在時に麺上げをも任される新助手さんから宣告人を拝命しました。しかし、数分後「来店したお客さんが居たらそのまま並んでもらってください」と再度依頼があり、私が入店した15時16分に今度こそ本当に閉店となりました。そして、それから12分後にラーメンが配膳されました。
大ラーメン(軟らかめ)、大蒜脂。一塁側最奥の席だったので、助手さんが運んでくる際にかなりの量のスープがこぼれてしまったようで、丼はベトベトでした。
通常分より2分弱長い、約9分の茹で時間だった麺。以前より、その差がハッキリとしていました。
深層部まで熱と水分が入り込んだような状態で、軟らか。
一部原形を留めていない部分もあり、意外にもスープの絡み具合は控えめ。
千住大橋店はその性質からの、越谷店はそうしようとして仕上げたという軟らかさに思いました。
熱々でしたので、冷まして、そして胡椒を振って。
緑鮮やかな野菜はクタ気味で好みなもの。
大人の男性の拳大の端豚は仄かに醤油のダレの存在を感じ、
圧を加えると容易に解れてくれました。
プルッとした舌触りの脂身を蓄え、
端部分にありがちな粗さはなく。
どちらかから剥がれ落ちたのかな?
スープ。
多くの液体油の存在を目視するもしつこさのないコクを感じられ、固形物に手を付ける前にレンゲを5~6回口に運ぶこととなりました。
最終盤はとろっと変化。
カリカリとした大蒜は、そのまま口に含みました。冷静になって考えると、こんなことができるのは二郎だけですね。
固形脂は、プルッとした背脂の中に肉片が混じったもの。
13分強で完食。片付け中の店主さんと賄いを食べる助手さんにお礼を伝え、帰路に就きました。