1月中旬の平日、水戸方面への出張の際に訪れました。14時04分に到着すると、駐車場には余裕があり一安心。カウンター席が半分程埋まった店内で食券を購入すると直ぐに席へと案内さ
れました。厨房内は、店主さんと、恐らく越谷店開店当初に助手を務めていた若い男性と女性助手さんの3人で切盛りされていました。店主さんの人柄からか、他店ではまず見かけることのな
い、主婦と思しき3人組がラーメンを待つ姿に驚きながら過ごしていると、入店から7分強でラーメンが配膳されました。
大ラーメン、野菜大蒜脂。少ラーメンの食券に100円硬貨を添えて。本来なら食券確認又は着席時に、「大」か「大少なめ」と申告しなければならないのですが、何となくきっかけがつかめ
ずそのまま黙っていてしまいましたが、男性助手さんが気を利かせてくれたよう。
4分弱の茹で時間だった麺は、丁寧な湯切りを経て丼の縁を大きく超える高さに。
先に1人分の調理が始まっていた状態で、さらに生麺を鍋に投入したのは男性助手さんでしたので、これが普通の大ラーメンなのだろうと。にしては多いですよね。
もしかしたら、私の入店時点で見込みで小2人分の調理を始め、100円硬貨を確認して、大の分としての麺を鍋に追加したのかな?
細く短い形状で、軟らかさとぷりぷりという矛盾するような2つの食感が両立されていました。
シャキッとした感触が残る茹で加減の野菜。乗せられるだけ乗せた、という盛付け方法に見えました。
ゴツゴツとした見た目に反して、容易に崩れてくれた豚。旨味もしっかりと感じ取れました。
小振りながらも分厚く、脂身のトロッとした舌触りが印象的だった豚
スープ。
醤油の風味が全体を支配するように際立つも、スッキリというよりも心地良い重さが後味に残る味わい。非乳化に分類されるとは思うのですが、越谷店とはタイプが異なりかなり特長的だと。
一言、気に入ってます。
時間が経過すると、テーブルの上は洪水状態に。
大蒜はいつの間にか丼の底に沈んでしまっていました。
固形脂は、明らかに背脂よりもほぐし豚の割合が高いもの。松戸駅前店よりも円やかな味付けでした。
およそ12分で完食。お世辞抜きに、定期的に通いたいと思う味と接客のお店を後にし、職場に戻りました。
今回も丼を上げると店主さんが近寄ってきてくださり少しの間お話を。話の内容から、今は滅多に更新しないtwitterアカウントが特定されていますね。