10月中旬に休日出勤した際の昼食です。前2週間後5週間の連勤が確定的となり、お気に入りの二郎や酒場に行けない鬱憤を晴らすため、上司の奢りというこということもあって、比較的高額なメニューを選択しました。この頃、周辺には急激な物価高騰の煽りを受け、メニューによっては2割程度の値上げに踏み切る店もあるなか、従来からの価格を維持し続けようとする姿勢には頭が下がります。
チキンカツカレーライス、870円。
懐かしい先割れスプーン。
ラップを剥がして。
ごはんの上にカツが乗せられ、カレーも全面に。これが実際の見た目に近いかと。
ごはん。
表面には堅固さを持つも、中心部には豊かな粘度を感じました。
ドロリとした舌触りで、スパイスによる刺すような辛さの中に、トマト?と思う僅かな酸味に加え苦痛を伴わない苦味を覚えたことで、コク豊かに感じた味わいのカレー。
具材は牛ひき肉と、
人参と玉ねぎとじゃがいも。
じゃがいもは、ほっくりさを持って。
小さめに刻まれたのか、煮込まれて原形を留めていないのか、小さな人参。
ごはんとのバランスを考えるともう少し量があった方が、より美味しさが増すかと。
そば屋を名乗るも店頭にはカレーをアピールするのぼりが立てられているのも納得の、個性を持っていました。
余らせたマヨネーズと混ぜると、より深みが増して。
チキンカツ。
鶏ももの一枚肉が4つに切り分けられ。衣はカレーによってねちゃっと変化した部分が大半でしたが、ところどころにはカリっとした食感も残っていました。
チキンは適度な水分を持ち合わせて軟らかく、
こってりうとした鳥皮のグニッとした感触も楽しめました。
部位としてはももであろうと。
チキンにもマヨネーズを。
カレーをたっぷりと纏った衣は独特の舌触りに。
付け合わせの野菜。
千切りキャベツにシャキシャキとしたレタスとピリッとした辛みを持ったカイワレ大根に、マヨネーズが添えられて。
味噌汁は後日。
小椋久美子が、黒部ダム周辺を巡るテレビ番組を観ながら、およそ15分で完食。これまでは女優さん顔負けの美貌の持ち主に思っていましたが、すっぴんということもあってか、そ~でもないかな?との感想を抱きながら、午後からの職務に戻りました。